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4月8日(水) ジューンベリー

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緑色の子房が丸見えです。日本のザイフリボクの場合は花柱の付け根に毛があって邪魔をするので、写真の木がザイフリボクではないことは確定です。
では20種ほどもあるザイフリボク属(Amelanchier)のなかの、これはいったいどれに当たるかが問題で、それらの見分けの術(すべ)をまったく持ち合わせません。日本では一番ポピュラーに植栽されているからという、ただその状況証拠だけで、とりあえずこれをジューンベリーとしておこうという情けない判断です。
200408amelanchier_canadensis2
そして、目を少し引いたら、情けなさが倍増しになりました。すでに花穂が長くのびていて紛らわしくても、一つの芽から花と葉の両方が展開しています。このところ、俄(にわか)マイブームである混芽というしかけで、ジューンベリーもそれなのでした。
もちろん、すべての芽が一人二役ではなく、枝先には単なる葉芽らしい小さめのものが控えています。調べたら、かつて撮った写真にも「頂芽からは花と葉が展開、その横で側芽はまだ開かず」というシーンが立派にありました。もっと見ようよ! もっと考えようよ!ジューンベリーのささやきが耳に刺さります。

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