3月24日(火) クヌギ
太さが7~8cmはあろうかという大枝が切られていて、労せずにクヌギの材質を知ることができました。赤みが強くて密度がありそうです。切り落とされる最後に割れた部分を見ると、かなり暴れる性質も想像できます。
クヌギと言えば、その材は椎茸栽培のホダ木に利用されます。あとは炭の原料でしょうか。ただ、それ以外の用途がなく、活用の研究はされていても、上記の性質(加工しにくい&狂いやすい)のため、まだ決定打はないようです。
いやいや、クヌギには多くの虫たちの宿主という立派な役割があります。ふだん我々が意識しないたくさんの虫を育てることで、地球の生態系を守っているのです。あるいは、これからの季節に山を白緑色に飾るという情緒的な役割もあります。
功利一辺倒で考えれば「生産性の低い」木になってしまっても、人間や地球を底支えしているこんな「雑木」は、いつまでも大切にすべき財産です。
クヌギと言えば、その材は椎茸栽培のホダ木に利用されます。あとは炭の原料でしょうか。ただ、それ以外の用途がなく、活用の研究はされていても、上記の性質(加工しにくい&狂いやすい)のため、まだ決定打はないようです。
いやいや、クヌギには多くの虫たちの宿主という立派な役割があります。ふだん我々が意識しないたくさんの虫を育てることで、地球の生態系を守っているのです。あるいは、これからの季節に山を白緑色に飾るという情緒的な役割もあります。
功利一辺倒で考えれば「生産性の低い」木になってしまっても、人間や地球を底支えしているこんな「雑木」は、いつまでも大切にすべき財産です。
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