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3月21日(土) ナツメヤシ

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野球のバットよりはデカイ感じで、鬼の金棒くらいはあるかと思います。苞にくるまれたそんなブットイ花序がドンドンドーンと何本も突き出ていました。その位置が幹の上端でとても高いことは、以前の掲載写真で明らかです。
200321natumeyasi2
そして、その金棒よりやや低い場所についていた去年の実です。この温室の職員さんが仕事の合間にパクついているのでは…と疑うほどプアーな稔りです。察するに、ここには雄株がなくて、これは不稔の雌花序なのでしょう。
ナツメヤシは雌雄異株で、前回、三浦半島の露地で撮ったものも、今回、都内温室で出会ったものも、どちらも雌株だったわけです。きょうの1枚目写真は雌花で、ここからこれが開くとか割れるとかはせず、これで開花状態らしいのです。
金棒の1本1本が雄株から大量の送粉を受けると、それぞれがたわわに実をつけてぶら下がるという段取りで、ああ、ぜひ間近でそれを確認したいものです。

<追録> なじみのお店の棚にデーツ(乾燥もの・種抜き:写真右下3個)を見つけ、あわてて買い求めました。口に入れると黒糖味がして、そのあとジワーッと旨みが広がります。(2021年11月29日)
気に入ったのでネットで調べたら、お好み焼きのソースメーカーであるオタフクがデーツを販売していました。あのソースにはデーツが使われていて、「実のままでも販売」となったそうです。
取り寄せたデーツはお店で買ったものよりグッと生に近く(それでも乾燥品:写真左上2個、左下はその種)、なかに種がそのまま入っているにせよ、とてもビッグサイズです。味的に大きく変わるとは思えなくても、えらく立派な見かけの満足モノでした。(撮影:2021年12月5日)
Date211205

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