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3月31日(火) オオヤマザクラ

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おお、けっこう派手でした。前回は、春の遅い東北の地ではあっても花はギリギリセーフで4月下旬の撮影でした。かなり基本アイテムであるこの桜を収録できた喜びはあったものの、ずいぶん寂しい画像に内心忸怩たるものがありました。
で、今度は本拠地でピークに近い状態です。前のものとは花色がずいぶん違って淡く、どちらかと言うと今回の方が標準色のようです。
花も葉も樹形も、ソメイヨシノあたりと比べるとゆったり・おっとりした感じで、もし桜を植えられるほどの庭があったとしたら選びたい一本です。

過去のきょう 2019 エリオステモン・ディフォルミス 2018 セイヨウオキナグサ 2017 ヒナギク(デージー) 2016 ソライロキキョウアヤメ(アリステア・エクロニー) 2015 スギナ 2014 ユリノキ 2013 オオムラサキ(オオムラサキツツジ) 2012 ジンチョウゲ 2011 エゾムラサキツツジ 2010 リビングストンデージー 2009 ヤブサンザシ(雌) 2008 サラサモクレン 2007 オオシマザクラ 2006 クロモジ 2005 ヤマモモ

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3月30日(月) マキシラリア・サンデリアナ

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あ、紫じゃない!と喜びました。いえいえ、花びらは堂々とした紫班で立派に飾られています。紫でなくて喜んだのは、そこではなくてずい柱の先なのです。
拳を突き出したような丸いパーツが、これはクリーム色とでも言えばいいでしょうか、とにかく紫ではありません。同じマキシラリアのポルフィロステレ(M. porphyrostele)の種小名が「紫のずい柱」で、次に見たピクタ(M. picta)のそこも紫に見えたので、「紫じゃない」ずい柱のマキシラリアを見てひと安心というところです。
さて、きのうも草、きょうも草です。またもやってしまい、先日のナウパカ・カハカイクヌギが連続で「木」でした。どうしてそんなミスをしたのか、さっぱりわからなくて、ずい柱の色はさておいて、もっと自分の足もとを見るべきなのでした。

過去のきょう 2019 ボケ(金鵄殿) 2018 シダレヤナギ 2017 ドクウツギ 2016 アンズ 2015 ニワザクラ 2014 フリージア 2013 カミガヤツリ(パピルス) 2012 ヤエムグラ 2011 アジサイ 2010 モミジバスズカケノキ 2009 ミミガタテンナンショウ 2008 ヒサカキ 2007 ハナカイドウ 2006 チオノドクサ 2005 ベニバナトキワマンサク

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3月29日(日) カランコエ・月兎耳

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ツキトジ(月兎耳)、かっわいい~!で終わるはずでした。とっころがぁ~です。これ、正式には「ゲツトジ」でした。うーん、これはかなりのムリ線です。標準和名優先というこのブログのルールはいとも簡単に崩れます。
さっらにぃ~です。そっか、月兎耳ってカランコエだったか!という単純なビックリもありました。え、ならば花は?とググったら、たしかにカランコエ風のそれがたくさん出てきました。ただ、即、次の撮影課題とするほどの魅力はありません。
やっぱり月兎耳といえばこのモフモフです。ベルベットのような感触のくせに、こうして撮影するとグラスウールのように硬く見えます。葉の斑点って最初はこんな色なんだぁと眺めつつ、まるで指にこのトゲトゲが刺さって血がついたみたいに思えてきて、どうもきょうは単純に「かっわいい~!」とはつぶやけない日のようです。

過去のきょう 2019 ヤグルマギク 2018 ゲジゲジシダ 2017 フキ(ふきのとう) 2016 レリア・アンシバリナ(洋ラン) 2015 アンスリウム(オオベニウチワ) 2014 ハシバミ 2013 ニワウメ 2012 クヌギ(雄花の芽) 2011 コノテガシワ(センジュ) 2010 ヒアシンス 2009 アーモンド 2008 ニシキモクレン 2007 カラシナ 2006 アマナ 2005 キブシ

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番外編 : 忍び寄る恐怖

Yahoo
なにかの捜し物をしていたらこんなページが出てきて、藪から棒というか闇夜でアッパーカットというか、言葉を失いました。
まあね。商売ですからね。ただ、過去記事の閲覧もできなくするというのは大した「ご英断」です。そして、去年の大騒動からして、ココログさんもこういう無責任行動をやってしまう危険性はアリアリではないかと恐怖にさらされます。
さあ、どうしますかね。自分のPCにそっくりきれいに取り込めるように…なんて措置をココログさんがやってくれるわけもなく、はてさて、6,300に迫った数の記事と1万点に近づいた写真をシコシコとダウンロードし始めますか。大儀じゃのぉ。

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3月28日(土) カツラ

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開き出した若葉はかわいらしくて、眺めたら心が和むはずでした。ところが目尻はいっこうに下がらず、「花はどこに行った?」とキョロキョロしっぱなしです。
右上に嵌め込んだのは同じ株の枝で、花芽であれ葉芽であれまだこれから、つまり花がないわけはないのです。別の場所だったとは言え、開花は10日前にすでに見ています。欲しいのは開いた花と芽吹いた若葉のツーショットなのです。
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…と、望みのものがありました。え、雌花と若葉が同じ一つの芽から出ています。これ、「混芽」というしかけだそうで、ぜんぜん知りませんでした。
やれやれ、素人丸出しです。涙ながらに調べると、ニワトコとかブナとかヤマコウバシとか、混芽を持つ樹種はほかにもありました。過去の画像を見ると、はからずもそのことがしっかり写っていたりして、涙の量は増えるばかりです。
さらに、リンゴナシも混芽タイプだなんて、そんな意地悪、ナシにしましょうよ。

<補注1> 追加編で雄株の混芽も確認しました。(2020年4月5日
<補注2> カツラが混芽タイプである証拠は、ずいぶん以前に収録したシダレカツラの画像にはっきりと残っていました。
<補注3> 本文中の樹種以外で混芽を確認できたもの : ☆ ジューンベリー ☆ ザイフリボク ☆ ケヤキ ☆ イヌリンゴ ☆ ハシバミ ☆ メグスリノキ ☆ オオバベニガシワ(雌花) ☆ フジ(類)・イチョウ・クワ(類) ☆ ムクノキ ☆ クロバナロウバイ

過去のきょう 2019 ヒイロタケ 2018 マメザクラ 2017 シラハトツバキ 2016 ハコネウツギとニシキウツギ 2015 フユザンショウ 2014 フィットニア(アミメグサ、ベニアミメグサ) 2013 ミスミソウ(ユキワリソウ) 2012 ヒロハアマナ 2011 アケボノアセビ 2010 メタセコイア(雌花) 2009 オランダカイウ(カラー) 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ

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3月27日(金) チランジア

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園芸的に普及しているわりに、このブログにチランジアは初登場です。どうせお初ならば大物をということで、100均あたりに並ぶチマチマしたものではなく、巨大サイズを狙いました。大人が両腕で抱きかかえられるかどうかの株周りです。
花芽がグングン上がってきていて、時期的には少し早すぎました。チランジアの花はアオノリュウゼツランと同じく一生一度だそうで、命懸けの生殖行為です。
ただ、そのバルブは消滅しても、脇に子株が控えています。単純な世代交代の営みと思えば重苦しくはありません。いやいや、我が身にもその単純な営みが迫り来ているわけで、消え去るのはやっぱり重苦しいのぉ…としみじみです。

<補注> チランジアは種類が多過ぎて、にわか勉強では残念ながら品種がまったくわかりませんでした。

過去のきょう 2019 グレビレア・ピグミーダンサー 2018 ヒロハハナヤスリ 2017 ツクシチャルメルソウ 2016 オオムギ(六条大麦) 2015 アマナとヒロハノアマナ 2014 タカトオコヒガン 2013 ジャボチカバ(キブドウ) 2012 モクレイシ 2011 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ヤブサンザシ 2008 キブシ 2007 ミツマタ 2006 ザゼンソウ 2005 ヒュウガミズキ

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番外編 : 愛機の後釜(moto g7)

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「善後策を練る」などと偉そうに書いたわりに、その手立てはごく単純でした。良さげな機種を物色してポチ! それだけ…善後策もクソもありません。
どう考えても、ワタシがZenfoneくんに及ぼしたダメージは深手でした。ヘタをすると余計な出費を強いられそうで、ならばいっそ新しいものにしようという意思決定(それほどのものか・笑)は大きな間違いではなかったはずです。
で、壊しちゃった負い目もあって、最初はASUSの新機種を探しました。ところが、ASUSさん、妙に凝ってしまって、Zenfone 3のようにすっきり単純なものがありません。どれも帯タスキで、これでは義理もヘッタクレも立ちません。
そこで気持ちをフラットにして探した結果、見つけたのがmoto g7、モトローラの基本機種です。画面サイズがZenfone 3より1インチ大きくなり、重さも30g増え、ポケットに入れたときの存在感は確実に増しました。これ以上だともうタブレットですから、今回は極大スマホの使用実験という意味合いがあります。
性能的にはSnapdragonが625から632になり、RAMが3GBから4GBになったので、サクサク感はグッと増しました。また、ROMが倍増(32→64GB)したので、「なんでも入れちゃえる」という安心感があります。もちろんマイクロSD(64GB)はZenfoneから差し換え、写真や音楽はこちらに保存するようにしています。
そして肝心なコストと言うと、なんやかやと工夫して2万5千円ちょっと(税込み)に抑えました。Zenfone 3より4千円ほど安く手に入れ、それでサイズも性能もひと回り成長したのだから、これはナイスな「善後策」だったと自画自賛しておきましょう。

<追録> 使い始めて3日目なので、いろいろの新しい機能を取捨選択するのに追われています。だいたいは自分にとって「無用のお節介」なので、それを見つけるたびに切るのは案外に面倒なものです。
そんななか、「へー、これは便利」と思って残しているのが三つあります。一つ目が、スマホを持った手首をクイクイと二度ヒネるとカメラが起動する機能です。「あ、撮りたいな。クイクイ」で済むので、これはイケてます。
二つ目は指3本で画面を触るとスクショが撮れる機能で、電源ボタン+音量ボタンよりはずっと手軽です。三つ目は、無操作でいても画面を見ている間はスリープしないようにできることで、これによってスリープまでの時間をずっと短くできました。
これは、勝手にスリープしてしまうイライラ防止とともに電池節約を目的にしたもののはずなのに、じつはmoto g7のバッテリーは3,000mAhあって、そんなにいじましく節電することはないのです。加えてTurbo Chargerと称する付属の充電器は強力で、「15分つなげば9時間分充電できる」というのがウリです。実際、電池容量が78%以下だと、目に見えてグングン充電して、ちょっと怖いほどです。

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3月26日(木) キリシマミズキ

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宮崎と鹿児島の県境をなす火山群が霧島山地で、そこがお里のミズキです。同属のトサミズキヒュウガミズキに比べると、ずっとレアものです。
トサやヒュウガに比べると花の房が短くて、その色も淡いというか、わずかに緑みを感じます。雄シベの黄色い葯も短いので、全体に地味に見えます。
さて、こうして収録が増えたマンサク科トサミズキ属(Corylopsis)にはあとどれぐらいの仲間がいるのか気になります。調べてみるとコウヤミズキとかヒゴミズキとかが出てくるし、シマミズキとかタイワントサミズキのような海外勢もいました。
そう言えば、シナミズキの豪快さに驚いてからもう11年です。トサミズキヒュウガミズキをここに取り上げてからだと15年経ちます。急ぐ旅でもあるまいよとおのれを慰めながら、まだ見ぬCorylopsisの植栽場所をあさましく探したりしています。

過去のきょう 2019 ヒメドクサ 2018 マルバマンサク 2017 ダンコウバイ 2016 マンサク 2015 ツノハシバミ 2014 ヒマラヤユキノシタ 2013 フラサバソウ 2012 シュンラン 2011 ハッカクレン 2010 ハチジョウキブシ(雌花) 2009 フッキソウ 2008 キュウリグサ 2007 ダイコン 2006 シンビジウム 2005 チューリップ

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3月25日(水) ムルチコーレ(コレオステフス・ミニコス、クリサンセマム・ムルチコーレ)

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これを撮るときに念じていた名前はクリサンセマムでした。特にこう呼ぶべきとかこの呼び方が好きというわけではなく、いろいろの呼び方があり得るなかで、自分の記憶回路に一番強く残っていたのがこれでした。なにが脳ミソの編み目に引っかかって残るしかけなのか、単なるハズミではないでしょうに、面白いものです。
前回掲載ではこの花の寝起きの悪さをからかい、それを補足するために追録した一枚はややつまらない「集合写真」になっていました。そこで今回はポートレート風に、この花のキリッとしたかわいらしさを狙ってみました。
頑丈な萼、稜のある花茎、肉厚の葉…よくよく見れば各パーツは案外に荒れ地向きの仕様です。この春は妙に強風の日が多くて私らには迷惑でも、この花だけは「あらぁ、気持ちいい日が続くわねぇ」と喜んでいそうです。

過去のきょう 2019 ロドレイア・チャンピオニー 2018 ハクサイ 2017 ヒメウズ 2016 キクバオウレン 2015 マツバラン 2014 ウグイスカグラ 2013 オトコヨウゾメ 2012 カワヅザクラ 2011 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2010 ハオルシア・オブツーサ(雫石) 2009 カランコエ・ラクシフロラ 2008 ハナノキ(雄花) 2007 ナツグミ 2006 シュンラン 2005 フッキソウ

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3月24日(火) クヌギ

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太さが7~8cmはあろうかという大枝が切られていて、労せずにクヌギの材質を知ることができました。赤みが強くて密度がありそうです。切り落とされる最後に割れた部分を見ると、かなり暴れる性質も想像できます。
クヌギと言えば、その材は椎茸栽培のホダ木に利用されます。あとは炭の原料でしょうか。ただ、それ以外の用途がなく、活用の研究はされていても、上記の性質(加工しにくい&狂いやすい)のため、まだ決定打はないようです。
いやいや、クヌギには多くの虫たちの宿主という立派な役割があります。ふだん我々が意識しないたくさんの虫を育てることで、地球の生態系を守っているのです。あるいは、これからの季節に山を白緑色に飾るという情緒的な役割もあります。
功利一辺倒で考えれば「生産性の低い」木になってしまっても、人間や地球を底支えしているこんな「雑木」は、いつまでも大切にすべき財産です。

過去のきょう 2019 タマシダ 2018 ツゲ(ホンツゲ) 2017 イボタノキ 2016 モモ 2015 シナミザクラ(カラミザクラ) 2014 ハナニラ 2013 オランダガラシ(クレソン) 2012 ノシラン 2011 サワラ 2010 スノーフレーク 2009 ヒサカキ 2008 キクラミネウス水仙・ジャンブリー 2007 ゼンマイ 2006 カツラ(雄花) 2005 ヒアシンス

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3月23日(月) ナウパカ・カハカイ

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束生した葉の付け根が白い毛で覆われているのが面白くて撮りました。毛深い枝いくつか知っていても、ここまでのフワフワは見たことがありません。
ところが!なのです。ナウパカ・カハカイの資料画像をいくら探しても、こんなものは見当たりません。ハワイの海岸でのんびり暮らしていたものを日本に連れて来られ、寒さでマフラーを身につけたのでしょうか。
真面目な話、季節的な現象なのか、木の生長段階での特別な様子なのか、皆目わかりません。今後また別のサンプルで確かめたいものです。
いかにもハワイという楽しい名前は現地名で、学名はScaevola sericea、つまりファンフラワークサトベラと同じスカエボラ属です。ということは、あの半月型の花をつけるわけで、マフラーの不思議と併せて撮影課題です。

過去のきょう 2019 ツバキ(ナイトライダー) 2018 カイワレダイコン 2017 アルアウディア・アスケンデンス 2016 ソラマメ 2015 ヒロハノアマナ(ヒロハアマナ) 2014 コシノヒガン 2013 コブシ 2012 ウメ(西王母) 2011 クロッカス 2010 ハルニレ 2009 トキワイカリソウ 2008 フサアカシア 2007 セントウソウ 2006 カンスゲ 2005 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

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3月22日(日) サンセベリア・バキュラリス・ミカド

200322sansevieria_bacularis_micado
サンセベリアと言えば「アレ」でしょ、というおのれの狭い了見を打破するために、1月の「昆布」に引き続き、今回は「身欠き鰊」を味わってみました。
まるで水を枯らして干物になったみたいです。心配して水をあげてダメにしてしまう(サンセベリア類は水嫌い)人がいないかと心配になります。
風合いは「身欠き鰊」に見えても、鉢からたくさんの葉がまっすぐに突き立つ様子は、まるでお線香立てみたいです。おっと、オシャレなお部屋にその鉢がある場合は、「まるでインセンス・スティックみたい」と言わなくてはなりません。

過去のきょう 2019 ルリゴクラクチョウカ(ストレリチア・ニコライ) 2018 ヤマトレンギョウ 2017 サボテン(マミラリア・ラウイ・ダシアカンサ) 2016 シロモジ 2015 アマメシバ 2014 ローダンセマム・アフリカンアイズ 2013 セツブンソウ 2012 ヤマアイ(雄花) 2011 アカシデ 2010 パンノキ 2009 ヤドリギ 2008 ミニアイリス 2007 タアツァイ 2006 コノテガシワ 2005 ダンコウバイ

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3月21日(土) ナツメヤシ

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野球のバットよりはデカイ感じで、鬼の金棒くらいはあるかと思います。苞にくるまれたそんなブットイ花序がドンドンドーンと何本も突き出ていました。その位置が幹の上端でとても高いことは、以前の掲載写真で明らかです。
200321natumeyasi2
そして、その金棒よりやや低い場所についていた去年の実です。この温室の職員さんが仕事の合間にパクついているのでは…と疑うほどプアーな稔りです。察するに、ここには雄株がなくて、これは不念の雌花序なのでしょう。
ナツメヤシは雌雄異株で、前回、三浦半島の露地で撮ったものも、今回、都内温室で出会ったものも、どちらも雌株だったわけです。きょうの1枚目写真は雌花で、ここからこれが開くとか割れるとかはせず、これで開花状態らしいのです。
金棒の1本1本が雄株から大量の送粉を受けると、それぞれがたわわに実をつけてぶら下がるという段取りで、ああ、ぜひ間近でそれを確認したいものです。

過去のきょう 2019 グレビレア・ロビンゴードン(ハゴロモノマツ) 2018 ゴボウ 2017 ミケリア・プラティペタラ 2016 ニガナ 2015 ヤマネコノメソウ 2014 キブシ 2013 オトメツバキ 2012 カジイチゴ 2011 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) 2010 アツバチトセラン(サンセベリア、トラノオ) 2009 クサイチゴ 2008 アネモネ 2007 チンゲンサイ 2006 アブラナ 2005 ツクシ

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3月20日(金) エスキナンサス・クリムゾンベル

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毛深いですねえ。真っ赤ですねえ。怖いですねえ…と、ついサヨナラおじさんの口調を真似てしまいました。このごろ、あのおじさんをTVで見ないなと思ったら、お亡くなりになってもう22年ですか。ワタシの時計、止まってます。
おっと、話はエスキナンサスで、ようやく4つ目の収録です。そして、過去のエスキナンサスの記事を見ると、最初と次は木本扱い、3つ目は草本としていました。で、今回はどっちにするかというと、自分では草だと思いながら、記事下欄のカテゴリーはいつものズルで両方にしておきます。かつ、過去記事もそのように修正です。
今度エスキナンサスを撮るときは、株もとを狙わなくてはと反省しながら、どうせまた毛深いなあとか凄い赤だなあとか、花にばかり吸い寄せられるのでしょう。あ、いや、萼の紫色も迫力です。まるで反省なしです。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!

過去のきょう 2019 ストレプトカルパス・サクソルム 2018 バルサ 2017 ハッカクレン 2016 アブラチャン 2015 アカシデ 2014 熱帯スイレン 2013 バイモ 2012 フキ(ふきのとう) 2011 コノテガシワ 2010 ソシンカ 2009 クサボケ 2008 房咲き水仙・グランドモナーク 2007 カブ 2006 スズメノカタビラ 2005 ハクモクレン

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3月19日(木) ヒメオニソテツ

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このヒメオニソテツをズラッと並べたらずいぶん立派な垣根になりそうなのに、生憎とこれまでの徘徊で見かけたことがありません。泥棒さんは絶対に避けてくれそうだし、近所の子供はこの手裏剣みたいな葉っぱに大興奮でしょうに…。
惜しいことだと思い、調べてみて納得です。一つの理由は、関東の露地では冬越しがややむずかしいらしいのです。できないことはないらしくても、だいたいは鉢植えで安全に育てるもののようです。写真は某大温室での一枚です。
もう一つの理由はそのお値段です。とても稀少かつ生長の遅い種類で、そこそこのサイズ(30cmくらい)だと10万円オーバーでした。生け垣らしく胸丈ほどのものをズラッと並べたら途方もないことになります。いやいや、世のなかにはお金の使い道に困る人もいるわけで、今度、田園調布あたりをパトロールしてみましょうか。

過去のきょう 2019 カエンボク 2018 オオシロショウジョウバカマ 2017 オオバベニガシワ 2016 リュウキュウベンケイ 2015 ミミガタテンナンショウ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 アメリカハナノキ(雄株) 2012 コリヤナギ 2011 オオイヌノフグリ 2010 コブシ 2009 モクレイシ 2008 ロドレイア 2007 コマツナ 2006 ウグイスカグラ 2005 コブシ

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番外編 : 愛機おだぶつ

Jelly_pro
世界最小のスマホ(Jelly Pro)だそうで、文字入力しようとすると人差し指で画面が半分ほど隠れます。どうしてそんな使いにくいものを買ったかというと、愛機Zenfone 3(手の下)のバッテリーがだいぶくたびれてきたせいでした。
ネットには同機のバッテリ-交換作業の情報がたくさんあり、自分にもできそうに思えました。ただ、なにかしくじる恐れは十分です。もし「やっちまった!」ときのための予備機は持っておかないと…と用心をしたわけです。
小さな文字盤に悩みながらも無事に設定やデータ移行を終え、このJelly Proが使えることを確認した上で、いよいよZenfone3のバッテリー交換です。「ここが山場」と言われる裏蓋剥がしは案外に苦労せずに済んで、元のバッテリーをはずし、入手しておいた互換製品を組み込んでメデタシメデタシのはず、でした。
Tannsi
ところが!なのです。新しいバッテリーの端子をソケットに嵌め込もうにも、なんの感触もありません。ふつうはグニッとかカチッとか、なにか「嵌まった」感があるはずなのに、どうにも端子が固定できないのです。バッテリーを元の純正品に戻すと、この時点でまだ起動はできました。
くそー、互換品のすべてがダメとは言わなくても、超拡大した上の写真(右:正規品、左:互換品)を見れば明らかで、端子のつくりがメチャクチャ粗雑です。これを手直ししながらいじり続けているうちに、どうやらソケットを痛めてしまったようで、ついに正規品の端子もうまく固定できなくなりました。チッ、やっちまいました。
頭に血がのぼったせいで、モニター接続ケーブルも傷つけてしまいました。指でバッテリ-端子を押さえながら起動させても、出て来る画面はハチャメチャのかすれ具合で、うーん、これは早い話、おだぶつみたいです。

ただ、悪いのはその2カ所だけであり、速攻でゴミ扱いもASUSさんに申し訳ない気がします。自分の悪い予感がバッチリ当たって情けなくても、少しの間、Jelly Proでつなぎながら、善後策を練ろうと思います。

<追録1> Jelly Proのバッテリーが弱すぎるのは承知の上で選んだとは言え、きょう一日持ち歩いたら5時前にダウン(強制終了)したのには参りました。特に負荷のかかることをしたわけではないのに帰宅するまでも保たないのでは実用にはなりません。
小さいことがウリのスマホに予備バッテリーを持ち歩くのでは洒落にならないので、上記の善後策は早めの検討を迫られています。(19日夜記)
<追録2> 善後策を早めに検討した結果、サイズと性能がひと回り成長した機種を使うことになりました。(27日朝記)

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3月18日(水) ハナショウブ

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当然のこととは言いながら、同じハナショウブでも品種が違えば芽吹きの様子にもこれだけの差があるのでした。当たり前だよなと思いつつ、「ふーん」です。
見ごろまではまだ3カ月、訪れる人もない菖蒲園はペンペングサも生え放題です。当然ながら、まだそれぞれに名札がついていなくて、どれが濡烏やらどこに沖津白波があるのか(注)、皆目見当がつきません。
おっと、ということは、ここを管理する人はこんな芽生えやこのあとの姿だけで品種がわかるのでしょうか。あるいは見取り図にしっかりメモがあるものか、あの麗々しい名札を立てる作業の日に、うまく立ち会いたいものです。

<補注1> たまたまこのブログに収録した両種の名前を挙げただけで、この菖蒲園に濡烏と沖津白波があったかどうかはまったく定かではありません。
<補注2> 葉色がやけに淡い一群は、キハナショウブというものでした。(2020年6月24日

過去のきょう 2019 アグラオネマ・シルバークィーン(アグラオネマ・コンムタツム・シルバークィーン) 2018 アオギリ 2017 フキ(ふきのとう) 2016 ハルニレ 2015 シュゼンジカンザクラ 2014 ラショウモンカズラ 2013 ウケザキクンシラン 2012 クロッカス(クリームビューティ) 2011 フサザクラ 2010 ウグイスカグラ 2009 ユーカリノキ 2008 ヒメリュウキンカ 2007 ミズナ 2006 スギ 2005 バイカオウレン

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3月17日(火) カツラ

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久しぶりにカツラの花をチェックしました。10本以上を見て回って気づいたのは、開花の程度にずいぶんな差があったことです。染井吉野あたりだと、古木が遅くて若木が早いのに、カツラにはそんな一般法則はなく、ランダムに感じました。
この雌株はずいぶんお歳に見えたのに、ほかの雌株はもちろん、気早な雄株にも先んじて満開状態でした。かつての掲載より新鮮な姿です。
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雄株の開花度合いもバラバラで、まだまだ蕾だけのものから、こうしていい具合のものまでいろいろです。その方が、全体では長く花粉を散布できるのでしょう。
さて、こうして雌花(雌株)・雄花(雄株)を見て回ったら、新しい疑問ができました。開いたものを含め花芽はたくさん見たのに、葉芽を見ていないのです。掲載した雌雄の木の枝にだって、花が咲けば葉も茂るはずなのに、葉芽が見当たりません(注)。
そう言えば、カツラの若葉は6月の様子を載せただけです。黄葉はもう3回もここに出しているので、今年は「ご幼少のみぎり」に注目してみます。

<補注> カツラの花芽・葉芽は「混芽」というタイプでした。(2020年3月28日

過去のきょう 2019 ソランドラ・マキシマ 2018 ミチノクフクジュソウ 2017 ウォールム・バンクシア(バンクシア・アエムラ) 2016 ムラサキオモト 2015 ベニウチワ(アンスリウム・シェルツェリアナム) 2014 ナンテン 2013 ナギイカダ 2012 ウメ(鹿児島紅) 2011 ロニセラ・フラグランティシマ 2010 ソメイヨシノ 2009 ヤマアイ(雌花) 2008 マツバギク 2007 ソテツ 2006 アンズ 2005 トサミズキ

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3月16日(月) ウケザキクンシラン

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黄花のウケザキクンシランを初めて見ました。そこで、意気揚々とここに載せようとしたら、「このごろは緑色の花も出回っている」のだそうで、意気消沈です。
そう言えば、オシャレな花屋さんの店先だと、そんな緑の花だけを寄せ集めたブーケを見ることがあります。ただ、それにだってウケザキクンシランはまだ使われていなかったはずで、さて、はた衛門が緑のウケザキクンシランに遭遇するのが先か、花屋のアレンジメントにそれが加わるのが先か、マッチレースです。
しかし、つい「色変わりなんて」と斜に構えてしまいがちでも、ジッと見入るときれいなものです。傍観者でも見惚れるくらいですから、これを生み出した人がそのときどんなに心を震わせたものか、想像するだけで幸せになります。

過去のきょう 2019 シラユキゲシ 2018 ツルアジサイ 2017 タマツヅリ(セダム・モルガニアヌム) 2016 シュロ(ワジュロ) 2015 ホウカンボク 2014 イチリンソウ 2013 熱帯スイレン 2012 セツブンソウ 2011 バクチノキ 2010 ミツマタ(タイリンミツマタ) 2009 ヒュウガミズキ 2008 マメツゲ(マメイヌツゲ) 2007 ロケット 2006 キクザキイチゲ 2005 オオタチツボスミレ

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3月15日(日) コヒガンザクラ

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今月のカレンダーの20日が赤くなっていて、これはなんの日だったか考えました。このごろは旗日が多くて、休みのありがたみがだいぶ薄れています。
春分の日でした(赤面)。とすると、その前後1週間が春の彼岸というわけで、コヒガンザクラはその名前よりも少しせっかちに花を開いていました。
さて、この「彼岸」をキーワードにした桜は、過去にエドヒガンコシノヒガンタカトオコヒガンを収録しています。合計4種になった「彼岸」の桜たちの素性と関係をすっきり理解したいものと念じながら、今年もそれを投げ出します。
そういうことを詳しく教えてくれる講習会なんていうのがありそうでも、今年は間違いなく中止になっているはずで、まずはコロナ撲滅が先決課題です。

過去のきょう 2019 アオモジ 2018 ノカラマツ 2017 コバノガマズミ 2016 ナツズイセン 2015 アオイスミレ 2014 エノキ 2013 アメリカハナノキ(雌株) 2012 カワヅザクラ 2011 カンノンチク 2010 ヒマラヤゴヨウ 2009 トサミズキ 2008 クサノオウ 2007 モミジイチゴ 2006 カタクリ 2005 ヒイラギナンテン

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3月14日(土) ハボタン

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思い込みがいけないことはいつも草木に教わります。「下からとか横からではどうしようもない被写体」と断言していたハボタンを、なんと横から、しかもけっこう逆光を仰いで受けるような角度で撮ってしまいました。
寄せ植えしたハボタンのなかで、透けるような白い葉のこの1本はものすごく目立ったし、迫ってみたら、あれれ、茎まで白くて、ホワイトアスパラみたいです。ハボタンの茎というのは茶色や緑で節が目立つものとばかり思っていました。
撮影角度もそう、茎の色目もそう、「きのうの断定はきょうの恥」です。そして、濁った我が目を洗ってくれたこの品種の名前がわからないのも大恥です。画像検索してもこれは引っかからず、もう少し流行してくれるのを待つことにします。

過去のきょう 2019 カツオナ 2018 ゴンズイ 2017 ユキワリイチゲ 2016 ツバキ・ドンケラリー(正義) 2015 シダレヤナギ 2014 デンドロビウム・ユキダルマ ”キング” 2013 ホトケノザ 2012 カタクリ 2011 カイヅカイブキ 2010 ハルニレ 2009 オオイヌノフグリ 2008 マツバギク 2007 ウチワノキ 2006 アセビ 2005 ユキツバキ

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3月13日(金) マボケ

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ボケだけでも嫌な名前と思うのに、それに「マ」がつきます。真性認知症と診断されたみたいで、かなり抵抗を感じるのは自分の勝手な被害妄想です。
ふつうのボケ(Chaenomeles speciosa)もこのマボケ(C. cathayensis)も、どちらも原産は中国なのに、日本での普及度合いにはずいぶんと差があります。園芸改良されてお庭で愛好されるのはボケの方で、マボケを見ることはかなりレアです。
なので比較がしにくいという言い訳の上で、自分的にマボケの特徴をあげれば、葉の細さ、そして葉裏の白さでしょう。密生する毛のおかげで、まるでグミの葉です。花びらの先の尖り具合が目立ちはしても、これはもう少し標本を見たいところです。

過去のきょう 2019 オウコチョウ 2018 ワサビナ 2017 ツゲ(ホンツゲ) 2016 コブラオーキッド(メガクリニウム・マキシマムとメガクリニウム・プラチラキス) 2015 ミチタネツケバナ 2014 カエデ類、ほか2種 2013 ハルサザンカ(絞笑顔) 2012 ワイヤープランツ 2011 ススキ 2010 レバノンスギ 2009 アシ(ヨシ) 2008 ヒメカンスゲ 2007 オガタマノキ 2006 ダンコウバイ 2005 シキミ

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3月12日(木) オオバマルバマンネングサ

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緊張して写り込んだ右手の親指の影に照れてしまいます。スマホカメラの扱いには何年経っても慣れなくて、ただ怪我の功名でそれが良いスケールになりました。このセダムがなかなかのゆったりサイズであることが図らずもわかります。
探してみると、正体は大葉丸葉万年草(Sedum tetractinum)と判明しました。マルバマンネングサあたりが手がかりになるだろうとは思っていたら、それに大葉を乗っけただけの、どうにもイージーで語呂の悪い名前です。
大葉丸葉などとしつこくせず、大丸葉で済んだのでは…とか、かわいらしくフチベニマンネングサ(寒いときはこんな色づきをするらしい)はどうだったんだろう…とか、お節介を考えるのも、スマホ苦手と変わらぬ厄介な自分のクセです。

過去のきょう 2019 カラテア・ベラ 2018 カラタチ 2017 サボテン(金晃丸) 2016 アオモジ 2015 ポポー 2014 キジョラン(とアサギマダラの幼虫) 2013 アズマイチゲ 2012 セリバオウレン 2011 ムスカリ 2010 シシユズ(オニユズ) 2009 コブシ 2008 オオハナワラビ 2007 シロバナタンポポ 2006 サンシュユ 2005 オランダミミナグサ

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追加編 : アタミカンザクラ

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カンヒザクラ系ということで、花の色、特に芯のあたりにその由来を感じます。うつむきがちの咲き方も、親の性質を受け継いでいます。
花と同時に葉も開き出していて、全体の彩りが賑やかです。

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3月11日(水) コノテガシワ

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自分のなかでは並木=広葉樹で、志木の市内にもユリノキトチノキ、あるいはケヤキハナミズキなどの並木道が存在します。なので、コノテガシワが道の両側に植えられたここを見て、「冬に日陰はいらないよね」といささか当惑しました。
つまり、並木の効用を夏の遮光だけと考えていたわけです。ところが、調べてみると、中国・蜀の古道には始皇帝や張飛あたりが植えたと伝わる立派なコノテガシワの並木があり、冬には「寒さから兵を守った」とあります。なるほど、そう言えば日本にも松や杉の並木は残っているわけで、自分の考えはやや偏狭でした。

それにしても…です。コノテガシワが作る景観は暗いのです。これに比べれば、松や杉はまだ見かけが明るくて、冬に眺めても救いがあります。対して、この陰々滅々とした風情たるや、という感想こそ、厳しい大陸の冬を知らない甘ちゃんのものなのだとわかりはしても、いやあ、あまり普及してほしくない樹種選択です。

過去のきょう 2019 ヒゼンマユミ 2018 バビアナ・セダルベルゲンシス 2017 ビヨウタコノキ 2016 クリスマスローズ・ピンクフロスト 2015 カラクサケマン 2014 バンペイユ(晩白柚) 2013 ヒスイカズラ 2012 オウバイ 2011 リンドウ 2010 ハチジョウキブシ(雄花) 2009 クリスマスローズ(フォエチダス) 2008 アセビ 2007 シラー・シベリカ・アルバ 2006 ネモフィラ・ペニーブラック 2005 シバザクラ

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3月10日(火) ハオルシア・コンプトニアナ

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いつもの失敗で、物差しを当てるべきでした。コンプト(通はこう呼ぶらしい)のここまで大きな株はなかなか珍重されるようです。逃がした魚ではないけれど、記憶のなかでの差し渡しは、手を思い切り開いたくらい、20cmはあったような…。
そしてこれも通に倣えば、葉の表面のこの模様は窓と称するようです。その窓の色は緑の強いものから透明度の高いものまであって、これはその中間くらいでしょうか。
コレクターのサイトを見ると、あえて花茎を摘んだと思われるものもあって、しかしその花はこんなにきれいなものでした。恥ずかしげもなく「二兎を追う」ことができるのは素人の特権(注)で、長い長~い花茎の先だけ貼り付けておきます。

<過去掲載のハオルシア> ☆ ハオルシア・オブツーサ(雫石):2010年3月25日 ☆ ハオルシア・トーツオサ(五重塔):2017年2月26日
<過去掲載の「素人の特権」> ☆ エケベリア(サブセシリス):2013年6月5日 ☆ レックスベゴニア・ワイルドファイアー:2016年12月30日

過去のきょう 2019 モンステラ 2018 スキミア(ミヤマシキミ) 2017 ベンガルヤハズカズラ 2016 キンヨウボク 2015 トウカエデ 2014 ヤマルリソウ 2013 グズマニア・テレサ 2012 タネツケバナ 2011 ノハラアザミ 2010 ソラマメ 2009 サクラ(啓翁桜) 2008 ユリノキ 2007 ウズラバタンポポ 2006 フッキソウ 2005 ハナニラ

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3月9日(月) マダケ

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真竹がずいぶん広く生い茂っていて、どこでも孟宗竹が大きな顔をしているのに辟易していたので、鼻歌交じりで竹林沿いの散歩を楽しみました。
その緩~い気分をキュッと締めたのは、枝の重みでぶざまに撓ったこの姿でした。なんじゃ、このモシャモシャは? もしかして開花に遭遇したか?!
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いえいえ、どこをどう見つめても花などではなく、それは枝でした。本来の枝からごくごく細いものが何本ものび出して、その先に小さな小さな葉があります。
どうやらこれは「てんぐ巣病」症状で、あまり喜ばしいものではないようです。そう言えば、竹で見るのは初めてでも、ほかの樹種でときどき見ていました。ヤドリギかと思って勇んで近づくとガッカリのパターンで、今回は花かなと糠喜びしたわけです。さすがに天狗さんはいろいろとイタズラをしてくれるものです。

<マダケの過去記事> ☆ 稈:2017年4月1日 ☆ 竹の子(モウソウチクおよびハチクと比較)、生長した稈:2017年6月2日 

過去のきょう 2019 ククイノキ 2018 サクラソウ 2017 サンシュユ 2016 ウンナンサクラソウ 2015 コゴメイヌノフグリ 2014 シラカシ 2013 オガタマノキ 2012 エレガンテシマ 2011 フクジュソウ 2010 ユリノキ 2009 モミジイチゴ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ゲンカイツツジ 2006 カナメモチ 2005 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ)

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3月8日(日) アシ(ヨシ)

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ユネスコ級(笑)の芦原を俯瞰することができて、日常の徘徊範囲のなかにまだこんな「自然」が残っていることを誇るか照れるか、微妙です。
半世紀も前は、最寄りの柳瀬川駅(東武東上線)の前がこんなでした。そこに立派なマンション群がドーンとできて、そのニュータウンのために駅ができたのが1979年、まあ、こういうときの決まり文句は「光陰矢の如し」でしょう。
おっと、話題はアシであって、撮影した高みからズブズブと沼地に降りたなら、たぶん根もとには若葉が芽吹き始めていたことでしょう。ただ、とても降りられる話ではなかったし、長靴もなかったし…いや、じつは降りる気がなかっただけです。

<アシの過去記事> ☆ 芽吹き:2009年3月13日 ☆ 穂・茎・葉:2011年9月30日 ☆ 枯れた藪:2008年11月2日 ☆ 穂・葉:2008年11月16日 ☆ 種と冠毛(ススキ・オギと比較):2017年12月18日

過去のきょう 2019 ビロードモウズイカ 2018 モミジバスズカケノキ 2017 ロマネスコ 2016 セイヨウトチノキ(マロニエ、ウマグリ) 2015 ガジュマル 2014 ハボタン(珊瑚系) 2013 スイレン 2012 マルバマンネングサ 2011 クロベ 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ハーデンベルギア 2008 ハナキササゲ(オオアメリカキササゲ) 2007 ヒイラギナンテン 2006 フキ(ふきのとう) 2005 クリスマスローズ

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3月7日(土) ビンロウ

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アレカヤシの名前の元でもあるし、若いころ、台湾で見たビンロウ売りの屋台も懐かしかったし…というわけで、ぜひ収録したかったビンロウです。
中国名の「檳榔」を日本的にビンロウと発音していて、学名Areca catechuです。この属名Arecaを拝借したのがアレカヤシなのです。たしかに、小葉が薄めで細長く、それが長く連なった両者の葉は感じがよく似ています。
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惜しむらくは花も実もなかったことで、葉痕がこうして残った幹の上部からブワッと噴き出すように咲いて稔るらしいのです。屋台で見た緑色の実は小さめの卵ほどのサイズで、あれがゴロゴロンとぶら下がる様子、見たいものです。

過去のきょう 2019 コラ(ヒメコラノキ) 2018 タマネギ 2017 ツノハシバミ 2016 フキタンポポ 2015 クンシラン 2014 シラカシ 2013 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2012 ヒメサザンカ・エリナ 2011 マンサク 2010 ジャノメエリカ 2009 キルタンサス 2008 バショウ 2007 エリカ・コロランス・ホワイトデライト 2006 クロッカス 2005 セツブンソウ

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3月6日(金) シロザ

200306siroza
ここまで「お歳を召して」くださると、シロザとアカザの判別どころか、イタドリのなれの果てに見えてもおかしくありません。だったらどうしてシロザと特定できたのかと言うと、「これで杖を作ることができる」と親切な説明があったからです。
そうそう、そろそろ自分用のものを作っておこうかと考えて、いやいや、杖なんぞに頼るまい!と思い直しました。きのうの強風で転んだご老人もいらしたそうで、ご本人も悔しかったろうし、周りで救護した人もさぞや慌てたことでしょう。
そう言えば、水戸黄門さんがご愛用だったのは藜(あかざ)の杖だったはずです。さて、杖としてはシロザ製とアカザ製のどちらが優秀なのか、その性能試験をしてみたい気持ちだけはチョロッと残ります。

過去のきょう 2019 ネリネ(ウンドゥラタおよびサルニエンシス系) 2018 サルナシ 2017 エゲリア・ナヤス 2016 ススキノキ 2015 シロバナオオベニゴウカン 2014 ムルチコーレ(コレオステフス・ミニコス、クリサンセマム・ムルチコーレ) 2013 ウラムラサキ(ストロビランテス・ディエリアヌス) 2012 ガーデンシクラメン 2011 ヤマコウバシ 2010 キンギョツバキ 2009 エンドウ(莢豌豆) 2008 テンリンジガッコウ(椿) 2007 ネモフィラ・インシグニス 2006 ショウジョウバカマ 2005 ヨモギ

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3月5日(木) サワグルミ

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サワグルミの真面目さを揶揄したのは二度目の掲載のときでした。そして、謹厳実直なだけと思っていたサワグルミが意外に芸達者と気づいたのはその次の掲載で、堂々とした葉がじつにいい色に染まることに感心したものでした。
で、今回はそのサワグルミの二面性を一気に確認です。まず写真左半分、芽鱗を脱ぎかけている冬芽です。もう教科書どおりというか、筆型で、いかにも「芽」です。枝もまっすぐでクセがなく、なんとも「良家の子女」風です。
ただ、その枝に残った葉痕を見れば、う、こりゃ何型ですか。「横町のヤンチャ坊主」風です。それが一人ずつ互い違いに並んでいるだけならまだしも、こらこら、そこで押しくら饅頭するんじゃない! サワグルミがまた好きになりました。

過去のきょう 2019 アオダモ 2018 ノウルシ 2017 コンシマダケ 2016 スハマソウ(ユキワリソウ) 2015 ハコネシダ 2014 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2013 ウバメガシ 2012 センダン 2011 ウメ(黄梅) 2010 サンシュユ 2009 タチカンツバキ 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ミツバツツジ 2006 オウバイ 2005 ネコヤナギ

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3月4日(水) カラテア・オルビフォリア

200304calathea_orbifolia
恰幅のいいカラテアです。葉幅が20cmオーバーなので、全体がマルッとしていて、しかもその葉が立たずに水平に開くので、ふくよかさが際立ちます。
緑と白の縞模様は、派手には過ぎずにインテリジェントな美しさです。ただ、古くなると葉の色はどんどん褪せるようで、元気に更新させる必要がありそうです。
オルビフォリア(orbifolia)はorbis(丸)+folia(葉)…もう、見たまんまです。模様といい名前といい、衒いがなくて、好感度が二重「丸」です。

<過去掲載のカラテア>クロカタ ☆ クロタリフェラ ☆ ゼブリナ ☆ ゼブリナ・フミリオ ☆ プリンセプス ☆ ベラ ☆ マコヤナ ☆ ムサイカ ☆ ランシフォリア

過去のきょう 2019 エゾノギシギシ(ヒロハギシギシ) 2018 ウメ(小梅・信濃梅) 2017 ハマハタザオ 2016 ツルネラ・ウルミフォリア 2015 オオカンザクラ 2014 セイロンベンケイ(トウロウソウ、ハカラメ) 2013 セツブンソウ 2012 ナズナ 2011 ウメ(月影枝垂) 2010 センダン 2009 スノードロップ 2008 イチョウ 2007 ヒメカンアオイ 2006 タギョウショウ 2005 スノードロップ

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3月3日(火) パボニア・インテルメディア

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待てばあるのは海路の日和だけではなくて、パボニアだってこうして目の高さで花を咲かせてくれるのでした。懸案だった花の細部チェックです。
まずは真っ赤な苞(副萼片)が10枚、いい具合に開いてくれています。そしてその内側にずい柱を包む感じで紫の萼があり、さらにもう一層、やや濃い紫のパーツが花びらに該当するようです。まったく、面倒なつくりです。
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そして驚いたのが雄シベの花粉です。たらこ、いやビーズ玉…、花粉というぐらいで粉だと思っていたら、花球とでも呼びますか、これ。
よくよく見れば、すでに雌シベの柱頭にも幾粒かくっついていて、虫など見かけない温室のなかでどうやって「花球」が移動したものか、新たな観察課題です。

過去のきょう 2019 マツリカ 2018 チャセンシダ 2017 ユーフォルビア・プニセア 2016 ヘラシダ 2015 ヒメキンセンカ(ホンキンセンカ、フユシラズ) 2014 アサヒカズラ 2013 ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ) 2012 ウメ(白梅) 2011 シナマンサク 2010 ゴールデンクラッカー 2009 オオカンザクラ 2008 ボクハン(椿) 2007 ヒトツバ 2006 オオバイノモトソウ 2005 カンヒザクラ

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3月2日(月) アカバナ

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こういうものに出くわすことがあるから、野歩きはやめられません。眼福でした。
アカバナの実がやたらと細長いことは知っていても、それがここまでの「美」に変貌するとは考えが及びませんでした。当然に、まだ葉も実も緑色だった10月からここまでの間、どんな過程を辿ったものかの観察も怠っていました。
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ググッと寄ってみると、長い莢は先からパッカリと4つに裂け、カールしています。その裂片には規則的な凹凸があり、そこに種が入っていたと想像できます。
その種は、長い種髪(冠毛)を持っていて、1個くらい残っていてくれればいいものを、それはあまりに虫のいい願望でした。
冬が終わったばかりなのに、次の秋から冬を持ちわびてしまいます。赤葉菜説を証明する紅葉、長い莢の先の割れ出し、そして種髪を煌めかせて飛び立つ種…、アカバナの撮影課題は北風とともにあるのでした。

<補注> アカバナ観察は小さく一歩進みました。(2020年10月10日

過去のきょう 2019 ヤグルマギク 2018 モクレイシ 2017 アヤメ 2016 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2015 ナリヒラヒイラギナンテン 2014 ハボタン(高性種) 2013 ギシギシ 2012 オランダミミナグサ 2011 セイバンモロコシ 2010 バンクシア・エリシフォリア 2009 クロチク 2008 ケンポナシ 2007 ラナンキュラス 2006 ヤマノイモ 2005 ギンヨウアカシア

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番外編 : クラウドファンディング(その2)

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お騒がせな血筋」がまたやってくれました。 ここにまさか二度にわたって身内のクラウドファンディングのことを載せるなんて、長生きはしてみるもんです。
ただ、血筋は同じでも血の具合は甥っ子の方がずっと優秀で、目標額もデカイ(夢がそもそも大きい)し、現在の集金額もそれなりに形になっています。ウチの娘1号、再挑戦だなんて言わんでいいからな(爆)。

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3月1日(日) アセビ

200301asebi1
一瞬見せるという「林檎のような色合い」はまんまと見逃してしまい、若緑だった実は夏の盛りにはもうしょうもない茶色になっていました。舌打ちしながらそれを眺めているうち、気ぜわしく花が咲き出して、ここらが去年の実の最終出番でしょう。
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わりとオーソドックスな紙鉄砲式の割れ方で、特にカタパルトとか仕込まれているわけではなく、種は自然にこぼれ落ちるタイプでした。羽とか翼もないので、アセビは自分の足もとに子孫を殖やす堅実な性格でした。
さて、一枚目写真に目を戻すと、花は曙(アケボノアセビ)に見えます。しかし、今回は主題が実だし、アケボノかアカバナかをよく確かめもせずに前景に入れただけなので、タイトルは敢えてシンプルに逃げておきます。

<補注> 「林檎のような色合い」を確認しました。(2020年6月19日

過去のきょう 2019 ギンマサキ 2018 ケール 2017 リュウケツジュ(ドラセナ・ドラコ) 2016 ミチタネツケバナ 2015 ベニモンヨウショウ 2014 カンツバキ 2013 カワヤナギ 2012 ネコヤナギ 2011 ヒガンバナ 2010 デコポン 2009 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2008/font> カリン 2007 アリアケスミレ 2006 リキュウバイ 2005 フキ(ふきのとう)

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