12月13日(金) サルビア・コッキネア(ベニバナサルビア)

サルビア・コッキネア(注1)には花が赤やピンクや白のタイプがあるものの、あらためて、コッキネア(注2)ってなに?と思ったら、ラテン語で緋から橙赤あたりまでの色を意味する言葉でした。つまり、この写真に赤花は不可欠だったわけです。
チコちゃんに叱られそうにボーッと生きていると、サルビア類はみんな同じに見えてかないません。いままで赤いサルビアならスプレンデンスだと思っていたのに、飛び出す花の筒がコッキネアはググッと短いし、葉も穏やかなハート型でした。
<補注1> サルビア・コッキネアにはベニバナサルビアという標準和名があります。ただ、この和名はほかの赤い花のサルビアとの区別にはかなり不適なので、自分ではあまり使いたくありません。
なお、英語圏ではこのサルビアをテキサスセージ(Texas sage)と呼び習わすそうで、これはこれでレウコフィルムとバッティングしています。
<補注2:収録済みのコッキネア(の、たぶん一部)・和名50音順> ☆ アメリカセンニチコウ(Gomphrena coccinea:haageanaのシノニム) ☆ サンタンカ(Ixora coccinea) ☆ ダンドク(Canna coccinea) ☆ トキワサンザシ(Pyracantha coccinea) ☆ ヒメバショウ(Musa coccinea) ☆ ベニニガナ(Emilia coccinea) ☆ ベニバナトケイソウ(Passiflora coccinea) ☆ ホウカンボク(Brownea coccinea) ☆ ホソバヒメミソハギ(Ammannia coccinea) ☆ マルバルコウ(Ipomoea coccinea)
<補注3> サルビア・コッキネアをベースにして作られた園芸種を収録しました。(2023年8月28日)
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