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11月14日(木) トックリキワタ

191114tokkurikiwata
受粉が済むと、この花の付け根がキカラスウリの実ほどのサイズに膨らんで、それが割れるとなかからワタがあふれ出す「らしい」のです。
また、地面近くの幹が膨らんで、トックリ状になる「らしい」のです。
しかし、残念ながらワタどころか実もまだの時期だったし、小さな鉢植えなのでトックリにもほど遠い状態でした。名前の2要素とも空振り(注2)です。
それでもここに載せたいと思うほど、この花は魅力的でした。女性の掌くらいはゆうにあって大きく、中央に突き出した異形のシベに目を惹かれます。
原産地の中南米ではこの木が20mもの高さに育ち、樹冠いっぱいにこんな花をつける「らいい」のです。やれやれ、「らしい」の3連発などしていないで、本場で「なるほどねー」とトックリキワタ本来の姿を見上げてみたいものです。

<補注1> 同属にはパンヤノキがありました。(2023年3月27日
<補注2> 八重山で地植えの大きな木をいろいろ見たものの、上に記した課題はなにも解決できず、逆に謎が深まりました。(2025年1月6日

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