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10月4日(金) ステルンベルギア(キバナタマスダレ)

191004sternbergia
あ、ステルンベルギアだ!と、この覚えにくい名前がスルッと出てきたのはうれしいことでした。13年前のいまごろ掲載したきりだったし、その間、植えてくれるところはまったく増えないので、記憶は消滅または減耗していて当然の状況でした。
すぐに忘れるだろうとあきらめがちの名前が案外に頭に残るという現象は、昔からソラヌム・ラントネッティーとかオステオスペルマムで体験済みです。意味を理解しなければ覚えられないだろうというのは自分の勝手な思い込みで、ものの名前はリズムや語呂や弾み(?)でしっかり記憶に組み込まれることがあるようです。

ただ、この写真には反省しきりです。まず絞りを開放(F2.8)のままで撮ってしまったことです。ボケ味が好きなのでいつもそう設定していて、このときも特に考えることなくパシャパシャとやってしまいました。そのせいで、ヒガンバナ科の証明である苞でくるまれた蕾(花より奥側)がボケてしまいました。
さらに、苞にくるまれているなら、そのなかに花は複数ありそうなのに、それを確認しようとはまったく考えつきませんでした。ここに載せるに当たって写真をつらつら眺めていて、「まったく、もぉ」と自分に腹を立てています。

<補注1> 1カ月も経ってからこの場所を訪ねたら、花はとうに終焉し、ステルンベルギアがヒガンバナと同じ生態(冬に葉が残るという意味で)であることだけを確認してきました。(2019年11月7日
<補注2> 苞のなかに花は1個のようです。(2021年9月30日

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