10月25日(金) モッコク
たまたま出会ったモッコクの木をぼんやり見上げたら、一輪だけ花が咲いているのを見つけました。視野のなかの「異常」を察知する眼力が自分にまだあることを知って、少しだけウキウキした気分です。
思い出せば、モッコクの花を取り上げたのはブログ初年度の6月下旬でした。以来、モッコクについては実ばかり面白がって、花を無視したままでした。モッコクは雌雄異株で、雌株の雌花(両性花)をまだ見ていない(注)ままなのです。
そこで、こんな異様な時期に二度咲きした花をシゲシゲ見つめたら、おや残念、黄色い葯の真んなかに鎮座しているべき雌シベ(花柱)がありません。今回のように初めて出会う木ではなく、実がつくのを知っている木はあるわけで、その木でもこの時期に二度咲きしていてくれないか、週末の運試しと相成りました。
思い出せば、モッコクの花を取り上げたのはブログ初年度の6月下旬でした。以来、モッコクについては実ばかり面白がって、花を無視したままでした。モッコクは
そこで、こんな異様な時期に二度咲きした花をシゲシゲ見つめたら、おや残念、黄色い葯の真んなかに鎮座しているべき雌シベ(花柱)がありません。今回のように初めて出会う木ではなく、実がつくのを知っている木はあるわけで、その木でもこの時期に二度咲きしていてくれないか、週末の運試しと相成りました。
<補注> ようやく突き出た花柱の画像を収録しました。ただし、その花は両性花であって、モッコクは単純な雌雄異株ではなく、正確には「両性花を咲かす株と、雄花しかつけない雄株がある」とすべきもののようです。(2021年6月27日)
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