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9月13日(金) ネズミサシ

190913nezumisasi
ああ、初夏にここに来たかった、と唇を噛みました。実をつけたネズミサシ、つまりは雌株を見つけたわけで、「雌花を撮りたい」という願望は、来年またここに来れば叶うはずです。ただ、このことをあと8カ月覚えているのがかなりの難題です。
もっとむずかしいのはこの場所です。けっこうクネクネした山道だったし、それがとりとめもなく分岐していて、もう一度この場所に立てるか、自信は淡雪の如しです。
さらに嘆き節を続けると、懸案の雌株を見つけたのに、その実がどういう展開をするのか、さっぱりわかりません。写真左側にある球体が、ネズミサシの実としてはノーマルであり、これがこのあと黒く色づくはずです。
対して、その枝先方向に散在するチューリップ状に開いた物体(注1)がなんなのか、さっぱりわかりません。牧野博士もこのことには触れていなくて、オホォ、こやつの正体(注)を暴くことができれば、博士を出し抜くことができるのでしょうか。

<補注1> 「チューリップ状に開いた物体」は雌花でした。牧野博士は雌花と球果のことをごく当たり前に述べていて、そのつながりを理解できなかった自分がおバカなだけでした。(2020年10月7日
<補注2> セイヨウネズの実は少し感じが違いました。(>2022年8月4日

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