8月20日(火) フサフジウツギ
今年はフジウツギに種類がある(注)ことを知るという「大躍進」があって、コフジウツギを認識し、続いてトウフジウツギも収録できました。
そこで新たに課題となったのは、いままでよく知りもせずフサフジウツギとしてきたブッドレアが本当に「フサ」なのか、言い方を変えると、フサフジウツギである判別点をここにキチンとまとめておくことができるかということです。
そこでまずは「フサ」のつき方です。「コ」と「トウ」を見てこそわかったことで、あの二つは房の全周で開花するのではなく、空側の1/3か1/4くらいで花が咲くのです。それに対して上の花房は見事に全周方向・360度、花が開いています。
加えて、枝には稜がありません。それらしく縦に4本の線が走ってはいるものの、稜と呼ぶべき羽状の尖りまでには至っていません。花のつき方と稜が尖らない枝、この2点を確認できたので、今回のブッドレアはフサフジウツギとしていいようです。
となると、残りはただのフジウツギ(B. japonica)です。「コ」でも「トウ」でも「フサ」でもない、いわば本家本元のブッドレアです。ああ、思いが募ります。
そこで新たに課題となったのは、いままでよく知りもせずフサフジウツギとしてきたブッドレアが本当に「フサ」なのか、言い方を変えると、フサフジウツギである判別点をここにキチンとまとめておくことができるかということです。
そこでまずは「フサ」のつき方です。「コ」と「トウ」を見てこそわかったことで、あの二つは房の全周で開花するのではなく、空側の1/3か1/4くらいで花が咲くのです。それに対して上の花房は見事に全周方向・360度、花が開いています。
加えて、枝には稜がありません。それらしく縦に4本の線が走ってはいるものの、稜と呼ぶべき羽状の尖りまでには至っていません。花のつき方と稜が尖らない枝、この2点を確認できたので、今回のブッドレアはフサフジウツギとしていいようです。
となると、残りはただのフジウツギ(B. japonica)です。「コ」でも「トウ」でも「フサ」でもない、いわば本家本元のブッドレアです。ああ、思いが募ります。
<補注1> ヒマラヤ産のフジウツギ属を収録しました。(2023年10月14日)
<補注2> ウラジロフジウツギを収録しました。(2024年10月18日)
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