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8月31日(土) マミラリア・長刺白珠丸

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サボテン類のなかにマミラリア(Mammillaria)という属があって、けっこう人気者ぞろいのようです。ずんぐりボディに白い棘というのが共通のアイデンティティのようで、少し立派な風貌だと大型紙幣が必要になってしまいます。
なので、ここまで育つといくらかなぁ~というゲスな思いは封じ込め、きれいだなぁ~という感動だけを増幅させてみましょう。白に濃いピンクのコントラスト、長い長~いおヒゲ、子株も順調に増えているようで、見るからにハッピーです。
名札には「長刺白珠丸」とありました。ウ、読めませんがな。「ちょうしはくじゅまる」、格調が高いです。長刺ではない、ただの白珠丸もあるので、これはやはり長~いおヒゲを愛でるべきものでした。7~8cmはありましたかねー。

過去のきょう 2018 シナサワグルミ 2017 ヒュウガミズキ 2016 クロトンモドキ 2015 ニオイサンタンカ 2014 モミジガサ 2013 シナヒイラギ 2012 ボタンヅル 2011 ゲットウ 2010 トウゴマ 2009 シシウド 2008 ソテツ(雄株) 2007 カクレミノ(斑入り) 2006 ヒオウギ 2005 サフランモドキ 2004 タイワンホトトギス

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8月30日(金) ツブラジイ

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5月、豪快に花が湧き立つところに出会えた木です。あれから丸々3カ月、梅雨と暑熱地獄を乗り越えて、雌花の枝には無事にドングリが並びました。
ただし、丸くて小さな粒がハッキリ見えるのは去年稔った「お兄さん」です。今年生まれた「弟くん」にはまだふくよかさなど微塵もなく、小さな突起しか見えません。
食べて激しく落胆したほどに小さなドングリなのに、そのミニサイズに到達するまでじつに19カ月もかかってしまいます。二年成…なんとも難儀なしくみです。
こうしてそのしくみを理解して見上げると、たしかに実をつけた枝には兄と弟の2種類があって、弟くんを意識していなかった2年前の秋よりは一歩前進です。
また、夏を越えてもう一度若葉が萌え出していたのも「新発見」です。縦横それぞれ10mは優にあろうかという古木なのに樹勢は衰えを知らぬようで、ここに立つ機会があるうちは、そのパワーをお裾分けしてもらおうと思います。

過去のきょう 2018 イモネノホシアサガオ 2017 コカモメヅル 2016 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ) 2015 アメリカブクリョウサイ(ゴマギク) 2014 クチナシ 2013 ノシラン 2012 ヤマハギ 2011 ハツユキカズラ 2010 ヘラオモダカ 2009 ホツツジ 2008 マツカサアザミ 2007 ヤマホタルブクロ 2006 ホウセンカ 2005 メランポジウム 2004 トロロアオイ

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8月29日(木) アメリカアリタソウ

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寒くなっても花穂には実が密集してつくし、暑いときの花も粒々とうるさい感じで、夏も冬も、アメリカアリタソウの見かけは変わらんなぁと思っていました。
ただ、この暑さで素材に窮し、仕方なしにギュッと寄ってみたら、おお、花はなかなかコケティッシュではありませんか。5本の雄シベには黄色い葯がたっぷりで、花びらのないタイプにも関わらず、そこそこ賑やかな佇まいです。
それが開く前は5枚の萼がギシッと花をガードしていて、これまで「実も粒々、花も粒々」と思っていたのはこの健気な萼のせいなのでした。
派手な雄シベとは対照的に、雌シベは花床からのび上がらずに鎮座しています。自宅の男を押しのけてよその男と契ろうとするけしからん女が多いなか、アメリカ女性に貞女の鑑を示してもらうとは、世のなか、捨てたものではありません。

過去のきょう 2018 オオバベニガシワ 2017 ゴマギ 2016 オヒョウ 2015 ホソエカエデ 2014 オミナエシ 2013 ベニバナエゴノキ 2012 トチカガミ 2011 ホソバヒャクニチソウ 2010 カジノキ(雌株) 2009 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2008 ハネミギク 2007 スズメウリ 2006 シシトウ 2005 ソラヌム・ラントネッティー 2004 ガガイモ

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8月28日(水) ワビスケ(紺侘助)

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ワビスケの木に立派な実がついていました。これは前に撮影したことのある木で、あのドスの効いた花色が忘れられない紺侘助です。
あれれ? 別に紺侘助に限らず、ワビスケには花粉がないはずです。それなのにこうして実が膨らんだら変ではありませんか。
ところが、調べたらワビスケが結実するのは珍しいことではないようです。ここはちょっとした椿園なので、ワビスケに限らず、ほかの椿類もたくさんあります。それらの花粉がワビスケの雌シベに到達することは容易なのでしょう。
うーん、なんとなく不貞の感じはしても、ワビスケは不稔と思い込んでいた固い頭を小突いてはくれたわけです。ここは細かいことを言わず、許してあげましょう。

過去のきょう 2018 木立性ベゴニア・アシュラ 2017 レンゲショウマ(白)とモミジアオイ(白) 2016 オクラとトロロアオイ 2015 オキナアサガオ 2014 カクレミノ 2013 ノアザミ 2012 ガマズミ 2011 ラクウショウ 2010 ミッキーマウスノキ 2009 ヒメキンミズヒキ 2008 クララ 2007 ミツバアケビ 2006 ヘチマ 2005 ヤブラン 2004 ケイトウ

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8月27日(火) キバナツノゴマ

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仲間のツノゴマを載せたのは11月中旬でした。そのときの記事に、花と実のツーショットがうまく撮れなくて焦らされたとあります。今回、このキバナツノゴマを撮るにあたっては汗を拭きふきでした。ずいぶん撮影時期に開きがあります。
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ただ、キバナツノゴマの実はこうしてまだ若いのに対し、ツノゴマの方はかなり大きく生長しているので、たぶん結実時期がまったく違うわけではなさそうです。まして、砂漠など劣悪な環境に育つものなので、花は「隙あれば」咲くタイプでしょう。
Wikiには「この実をピクルスにする」とあって、ウヘーです。先端の棘や全体の毛がいかにも邪魔で、それがたとえ美味だとしても、はた衛門はパスです。

<補注> ふつうのツノゴマについても、まだ若い実と花のツーショットを得ることができました。(2019年9月20日

過去のきょう 2018 ヒノキ 2017 ナツザキツツジ 2016 チョウセンヒメツゲ 2015 イヌビワ 2014 マツカゼソウ 2013 ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) 2012 コマツヨイグサ 2011 オカボ(イネ) 2010 アワ 2009 イヌトウバナ 2008 アキグミ 2007 アキノタムラソウ 2006 キクイモ 2005 ハゲイトウ 2004 モミジルコウ(ハゴロモルコウソウ)

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8月26日(月) ハマビワ

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ふふふ、ハマビワはもうマスターしたんだもんね。でも、この色の実は初めて見るような気がするから、一応押さえておくか。パシャパシャ。
…と、かなり生意気な態度で撮影し、帰りました。そして過去記事を見て萼然です。たしかにこのベージュ色状態の実は写しておらず、記憶力に問題のないのは救いでも、色の変化と季節の移行がまったくシンクロしません。
つまり、2月に赤ちゃん状態で緑色、5月にはそれが膨らむもののまだ緑、そして6月になって黒熟したのが過去の記録です。いったん黒くなった実なのに、またベージュに戻るとでも言うのですか。どういう仕掛けですか。
というわけで、「たった3年半で要点を押さえ」たなんて、とんでもない増長でした。ああ憎たらしいと呟きながら、ハマビワさん、今後ともよろしく!です。

過去のきょう 2018 サンヘンプ(コヤシタヌキマメ) 2017 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2016 ハナタバコ(ニコチアナ・サンデラエ) 2015 ノシラン 2014 ヤコウボク 2013 シシウド 2012 シロモジ 2011 クマシデ 2010 コウリャン 2009 コシアブラ 2008 ヨルガオ 2007 ハンゴンソウ 2006 サンゴバナ 2005 タマスダレ 2004 リコリス・オーレア

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8月25日(日) セリ

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なにを撮りたかったかバレバレです。ナガメというのは「長め」でも「眺め」でもなく「菜カメムシ」の意味であって、しっかりとセリの蜜を漁っていました。
こういう虫にでも示唆してもらわないと、まさかセリの花に蜜があるなんて考えもしませんでした。いや、蜜ではなく花粉を食べていたのかもしれません。いずれ、ナガメはセリにとって大切な花粉媒介者なのでした。
こうなると、ときどき見かけるカメムシたちはそれぞれに特殊な草木のために役立っているのかと思えてきました。きれいな色や変わった姿だけを愛でていないで、草木とともに生きる彼らの生態をもう少し真面目に見つめたくなりました。

過去のきょう 2018 クサトベラ 2017 アワブキ 2016 ニシキハギ 2015 ハシバミ 2014 カリガネソウ 2013 ヌマミズキ 2012 コミカンソウ 2011 クワイ 2010 ミズオオバコ 2009 クサアジサイ 2008 タチフウロ 2007 キオン 2006 セイバンモロコシ 2005 ルコウソウ 2004 コブシ

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8月24日(土) エンジュ

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プクプク豆の秘密が解明できましたァ~と喜ぶほどのことではなくて、オガタマノキのゴツゴツした実が一つの花からできることを知ったあたりから、「こういう仕掛けなんだろうな」と予測はついていました。思えば枝豆も同じでした。
つまり、実はどんなにゴツゴツと複雑でも、なかに複数の種が入っていても、その莢とか皮にくるまれた一単位は一つの花からできるのです。こういう実のでき方をする種類の子房には、あらかじめ複数の胚珠が仕組まれているのでした。
ただ、プクプク豆が最初はこんなに反り返っているのは「新発見」でした。こんなに鋭くフック状に生長する意味がさっぱりわからなくて、これに間抜けなカラスでも引っかかって「釣れて」いたら拍手喝采だったんですけどねー。

過去のきょう 2018 ササガヤ 2017 イヌホオズキ 2016 スイゼンジナ(キンジソウ、ギヌラ・バイカラー) 2015 ウメガサソウ 2014 カジノキ(雌株) 2013 キバナコスモス 2012 サルココッカ・コンフサ 2011 イチョウ 2010 ウリクサ 2009 オオモクゲンジ 2008 シナヒイラギ 2007 フウセンカズラ 2006 フヨウ 2005 キンミズヒキ 2004 ブラシノキ

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8月23日(金) チシャ

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チシャと言えば、ここではレタスのことを取り上げたことがあります。チシャのなかで結球する性質のものがレタスやサラダ菜であり、そうではない、写真のようなものはカキチシャと呼ばれます。焼き肉で使うサンチュもこの一種です。
ただ、そう書いたのは図鑑にそうあるからで、自分の目でこの草を見ている限り、これとレタスが同じもの(学名:Lactuca sativa)とはなかなか思えません。食味だって明らかに違います。ほかの野菜と同じことで、人間の食い意地はすごいものです。
そして、もう一つ思うのは、チシャノキとマルバチシャノキのことです。レタスではなくて、たぶんこちらのチシャから名前を借りただろうとは想像しても、そこにはかなりの無理を感じる(チシャノキの若葉は「イケル」と評価しても)のです。あれらとこの葉が「なるほど!」と符合するまで、まだまだ長い修行が必要です。

過去のきょう 2018 サンユウカ(八重サンユウカ) 2017 カジノキ 2016 セイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス、イングリッシュ・アイビー) 2015 クサギ 2014 スズムシバナ 2013 アカメガシワ 2012 メドハギ 2011 ヒャクニチソウ 2010 シクンシ 2009 チチタケ 2008 テッポウユリ 2007 ヒャクニチソウ 2006 タカサゴユリ 2005 ミズヒキ 2004 ハナトラノオ(カクトラノオ)

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8月22日(木) アベマキ

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ずいぶん振り回された感のあるアベマキの、ようやくの「決め」写真が撮れました。ドングリをたくさんつけたシーンを撮りたくて毎年見上げてきたのに、どこのアベマキもなんともケチくさい姿しか見せてくれなかったのです。
なので、こういう「ごくふつうの(であろう)」様子をとらえて大満足です。この枝だけではなくて、見上げた視界のあちこちが豊穣の稔り具合でした。
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写しやすい低い枝にもドングリがついていたのはいままでになかったことです。フラッシュが届く近さだったおかげで、ドングリが色づき始めているのがわかります。
アベマキは二年成ドングリなので、豊かに稔るには前年も当年も「いい天候」であることが必要です。人間にとってはとてもとてもの暑さ・寒さでも、これまで不作続きだったアベマキが機嫌を損じないほどには快適な2年間だったのでしょう。

過去のきょう 2018 白絹姫錦 2017 バショウ 2016 エビスグサ 2015 ハダカホオズキ 2014 クロマツ 2013 ウド 2012 ヒメコマツ(ゴヨウマツ) 2011 ミズキ 2010 パパイア 2009 タマガワホトトギス 2008 ヤナギラン 2007 キハダ 2006 オオボウシバナ 2005 クコ 2004 ハシラサボテン

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8月21日(水) メキシコ・ジャイアント・トクサ

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半月前、ふつうのトクサの面白いシーンを収録しました。それに続いて、今度は「ふつうではない」トクサ(中南米原産)です。
なにが「ふつうではない」かと言えば、まずデカイです。まるで竹林…というのはオーバーでも、なんじゃこれ!?には十分です。そして水平にのびる無数のヒゲです。茎はまさしくトクサなのに、全体はスギナを思わせます。
そう、トクサとスギナ、自分では関係ないものと思っていたのに、今回のとんでもないトクサのおかげで、二つは兄弟(トクサ属)であることを知りました。
さらにこのトクサ属を調べると、前にヒメドクサを取り上げたときにも触れたように、まだまだたくさんの種類がありました。「なんだ、大きなくせに爪やすりにはならんなあ」などと外来品に難癖をつけていないで、さっさと先に進みましょう。

過去のきょう 2018 リュウガン 2017 ベニマツリ(ロンデレティア・オドラタ) 2016 ショウキウツギ 2015 ウオトリギ 2014 フジカンゾウ 2013 チシャノキ 2012 ワタ 2011 フトイ 2010 タカサゴユリ 2009 ツルリンドウ 2008 ペチュニア 2007 オタカラコウ 2006 オトコエシ 2005 シロガネヨシ 2004 ガガイモ

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8月20日(火) フサフジウツギ

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今年はフジウツギに種類があることを知るという「大躍進」があって、コフジウツギを認識し、続いてトウフジウツギも収録できました。
そこで新たに課題となったのは、いままでよく知りもせずフサフジウツギとしてきたブッドレアが本当に「フサ」なのか、言い方を変えると、フサフジウツギである判別点をここにキチンとまとめておくことができるかということです。
そこでまずは「フサ」のつき方です。「コ」と「トウ」を見てこそわかったことで、あの二つは房の全周が開花するのではなく、空側の1/3か1/4くらいで花が咲くのです。それに対して上の花房は見事に全周方向・360度、花が開いています。
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加えて、枝には稜がありません。それらしく縦に4本の線が走ってはいるものの、稜と呼ぶべき羽状の尖りまでには至っていません。花のつき方と稜が尖らない枝、この2点を確認できたので、今回のブッドレアはフサフジウツギとしていいようです。
となると、残りはただのフジウツギです。「コ」でも「トウ」でも「フサ」でもない、いわば本家本元のブッドレアです。ああ、思いが募ります。

過去のきょう 2018 アラゲハンゴンソウ(ルドベキア・ヒルタ) 2017 ペチュニアとヘクソカズラ 2016 ブラソレリアカトレア 2015 カンガレイ 2014 イワガラミ 2013 タムラソウ 2012 シャシャンボ 2011 カカオ 2010 カラミンサ 2009 コマツナギ 2008 アルストロメリア 2007 モクゲンジ 2006 ハナキリン 2005 トクサ 2004 モッコク

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8月19日(月) オオチゴユリ

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チゴユリの大型判という位置づけです。ふんわり波打つチゴユリの葉に比べ、一枚一枚に張りがあります。また、茎の立ちがはっきりしていて、丈がチゴユリの倍とは言わないまでも膝ほどまでにはのび上がり、全体の感じが少し違います。
それでもチゴユリの仲間(同属)だろうと判別がつくのはプラプラと下がっている実のおかげです。そのサイズやこれから黒熟する過程など、両者はよく似ています。
…などと書いてきて、チゴユリの実が未掲載であることに気づきました。撮った気はするものの、あと回しにしているうちに忘れたものでしょう。
さて、いつものことながら、過去ファイルを探し当てるのが先か、再撮影が手っ取り早いかの競争です。そうこうしているうちにオオチゴユリの実も色づくでしょうし、ヘタをしたら春になって花が咲いて、どうにも自然は忙しいものです。

過去のきょう 2018 フサフジウツギ(ブッドレア) 2017 シナミズキ 2016 ハクサンボク 2015 ヒメタイサンボク 2014 キレンゲショウマ 2013 ハリギリ 2012 サンカクイ 2011 オオセンナリ 2010 ヒメチドメ 2009 サルナシ 2008 アオツヅラフジ(雌株)  2007 マツブサ 2006 ミニトマト 2005 シロバナサクラタデ 2004 ムラサキゴテン

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8月18日(日) ニシキカズラ

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時期的にやや早すぎながら、珍しいものを見たので、とりあえずの収録です。サネカズラの園芸種と言われていて、たしかに葉や蔓は似ています。
その革質の葉にこうして賑やかに斑が入ります。木が枝変わりしたみたいなものは自分でも山のなかで見つけていて、自然に起きることではあるようです。あの枝も栽培すればこうなったのかなぁと、いまさらながら意地汚さが甦ります。
葉裏にはポツポツと蕾が隠れていて(写真右下)、もうすぐ咲きそうです。参考サイトによれば、その花はまるっきりサネカズラのそれだし、それが稔った状態もサネカズラそのものです。ということで、ニシキカズラは葉だけ見ておけば用済みかな…と、ちょっとだけサボり心が湧き出てしまいました。

過去のきょう 2018 キヌア・チェリーバニラ 2017 タヌキノカミソリ(リコリス・インカルナタ) 2016 キバナノノコギリソウ 2015 タイタンビカス 2014 イロハモミジとオオモミジ 2013 ヨウシュヤマゴボウ 2012 サイカチ 2011 ライラック(ムラサキハシドイ) 2010 オオチドメ 2009 サルスベリ(シロバナサルスベリ) 2008 キカラスウリ(雌株) 2007 クルマユリ 2006 ゲンペイカズラ 2005 カラタチ 2004 コリウス

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8月17日(土) グロッバ・ウィニティ(シャムの舞姫)

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植物界のアンコウです。垂れた穂についている赤紫のビラビラが苞で、そこから水平に花柄がのび、その先で黄色い花が咲きます。さらにそこから垂直方向に鈎形のパーツが飛び出し、これがアンコウを思わせます。
実物を見てもこの構造はよくわからなくて、参考サイトでもここの解説はスルーしているように思います。海外サイトに「1本の長い雄シベ」という表記があり、言われればそうかなと思うし、それ以外のアイデアがないので、そうしておきます。
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東南アジアに産するショウガの仲間(ショウガ科グロッパ属)で、きょうの主タイトルはおとといと同じく、学名そのままです。ただし、おとといのピネリアにはまだ和名がなかったのに対し、こちらは「シャムの舞姫」というこそばゆい名があります。たぶん流通名だろうとは思いながら、言われればそうかなと妥協します。
やれやれ、「言われればそうかな」ばかりです。たぶん、この花には自主性や主体性というものを失わせる薬効がある(注:まったくのウソ)のでしょう。

過去のきょう 2018 アカギ 2017 フシノハアワブキ 2016 オカメヅタ(ヘデラ・カナリエンシス、カナリー・アイビー) 2015 ハマナツメ 2014 ショウジョウソウ 2013 イヌザクラ 2012 モミジアオイ 2011 ニクイロシュクシャ 2010 チドメグサ 2009 バリバリノキ 2008 オオダイコンソウ 2007 フシグロセンノウ 2006 サボテン(緋牡丹) 2005 ルドベキア・タカオ 2004 ツルムラサキ

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8月16日(金) ソテツ

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狭い観察範囲で勝手なことを言ってはいけないと反省です。おととし、凶器のような葉をかき分けてようやくソテツの雌花を見つけ、つい、「ソテツの雌花は葉でガードされていて、簡単には見えない」と思い込んでいました。
それがどうでしょう。まるで「見て、見てェ~」というように葉は大きく開き、なんの苦労もなく雌花を撮影することができました。もちろん、手で掻き分けてもいないし、葉を1~2枚払い落としたなんてズルもしていません。
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この大きな隙間から楽に手が届いたので、雌花を1枚めくってみました。そしたら、なかには卵が! 裸子植物なので、卵(胚珠)がこうして直接ゴロゴロしていて、それに雌花の羽が一枚ずつつながっているようです。
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そしてこちらが雄株の雄花で、揺すると松笠のような鱗片の間から大量に白い粉が噴き出てきます。これが飛散して雌花の羽に絡まり、精子が胚珠のなかに入ってめでたく受精卵誕生です。こんな仕掛けは、種子植物だとイチョウとソテツだけなのだそうで、イチョウはさておき、ソテツはいかにも動物に近い気がします。

過去のきょう 2018 ルドベキア・トリロバ(タカオ) 2017 ハマダイコン 2016 エノコログサ 2015 キツネノカミソリ 2014 ニワウルシ(シンジュ) 2013 タヌキマメ 2012 タマサンゴ(フユサンゴ) 2011 マキエハギ 2010 キブシ 2009 オニグルミ 2008 ダイコンソウ 2007 ウバユリ 2006 アフリカン・マリーゴールド 2005 ゴマ 2004 コナラ

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8月15日(木) ピネリア・ペダチセクタ

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スポンジ製の刀を振り回すチャンバラをこのごろ見かけます。そんな流行に乗り遅れまいと、藪のなかでも白い刀でエイッ・ヤッ…とやっていました。
カラスビシャクオオハンゲと感じが似ています。ただし、その二つなら、長くのびる刀、ではなく付属体は緑色でした。葉っぱを見ても、カラスビシャクよりは大きくて強いつくりだし、オオハンゲに比べれば逆に細身で繊細です。
正体は上記2種とは同属(Pinellia)のP. pedatisecta Schotでした。和名は特になくて、きょうのタイトルも学名のローマ字読みそのままです。
中国に産するもので、性質はかなり丈夫と言います。ニオイハンゲと呼ばれるPinellia cordata(未収録)の園芸品はすでに逸出しているそうで、あちこちの藪でヤットーが始まらないよう、栽培する人・見かけた人は慎重な対処が必要です。

過去のきょう 2018 クダモノタマゴ(カニステル) 2017 タニワタリノキ 2016 ウバメガシ 2015 テイカカズラ 2014 オジギソウ 2013 ヤマナシ 2012 トチカガミ 2011 マツバボタン 2010 イイギリ 2009 サワグルミ 2008 コバノカモメヅル 2007 クサボタン 2006 パイナップルリリー 2005 オオハンゴンソウ 2004 ルリマツリ

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8月14日(水) セイロンライティア

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純白の花が妙によそ行きっぽいし、枝や葉もなにか作り物っぽく感じます。セイロンライティアという名前も、いかにもこなれていなくて、浮きがちなキャラです。
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ただ、和名もまだないほどのニューカマー(スリランカ原産の常緑低木、学名:Wrightia antidysenterica)で、少しずつ売れ始めているようです。浮くか浮かないかは別にして、この暑さのなかを次々に咲き続ける花はありがたい存在です。
同じく、プラスチックかと思うほどしっかりした作りの葉は暑熱にへこたれることがありません。つまり、亜熱帯化した日本の夏には好適な性格です。
ただし、寒さは苦手だそうで、大事に育てたいなら鉢に植えて移動可能にしておく必要があります。花壇にたくさん並べて露地植えするのは、毎年新たに苗を買えばいいという太っ腹の人だけに限られる楽しみです。

<補注> 11月も半ばまで来たのに、お外でけっこう元気に花を咲かせ続けています。背丈も少しのびました。(2019年11月12日

過去のきょう 2018 コモスス・ベイケリ 2017 ヒメキンミズヒキ 2016 キバナルコウ(キバナルコウソウ) 2015 ミズカンナ 2014 ズミ 2013 カキツバタ 2012 アオギリ 2011 ハシドイ 2010 ミクリ 2009 コスモス 2008 キツネノカミソリ 2007 キバナコスモス 2006 ハイビスカス 2005 サネカズラ 2004 エンジュ

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8月13日(火) パセリ

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おお、ようやくのご来訪です。2月からずっとお待ちしていました。植え付けたときの記事に対し、「パセリは丸坊主にされても花は咲く」とコメントをいただいたので、蝶除けネットでもかけようかという姑息な考え(パセリの花を写したかった)は捨て、早く芋虫さんがバクバクとやってくれないか、待っていたのです。
きのうの夕方に見つけ、あわてて撮りました。手前にもう1匹いて、都合3匹です。今朝はもう食べ尽くされているかと思ったら、それほど葉が減っていません。「昔、ひと晩で丸坊主にされた」というのは、どうやら誇張された記憶だったようです。
このパセリ、冷凍保存も在庫十分で、もう今年はお役御免、あとは来年の花を待つだけです。芋虫さん、どうぞ遠慮なく平らげて、立派なキアゲハになってください。

<補注> 同じパセリでも、イタリアンの方には芋虫の気配もありません。一方、ふつうのパセリは花の気配もないのにイタリアンはすでに咲いていて、二つの生態はずいぶん違います。

過去のきょう 2018 ダンコウバイ 2017 チリメンガシ 2016 イヌエンジュ 2015 ホツツジ 2014 ホウセンカ 2013 サンゴシトウ(ヒシバデイゴ) 2012 ヒヨドリバナ 2011 ミソハギ 2010 ダンゴギク 2009 ハス(八重) 2008 レンゲショウマ 2007 レンゲショウマ 2006 ヌスビトハギ 2005 ツルレイシ 2004 オモダカ

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8月12日(月) トウフジウツギ

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内側が赤紫色をしたラッパ形の花にナミアゲハ…もうお決まりの絵であって、過去の自分なら「ハイハイ、フサフジウツギ」と片付けていたわけです。
ところが今年は大躍進で、先月、コフジウツギの存在に気づきました。それに続いて、今度はトウフジウツギです。これに出会ったことで、コフジウツギのところで「小」の意味を花の咲き方と葉の形に由来するとしたのは短慮だったとわかりました。木全体の大きさが違います。トウフジウツギ、雄大です。コフジウツギ、チンマリです。
もっとも、トウフジウツギでもまだ小さい段階もあろうし、コフジウツギの古木というのもあるでしょうから、大きさだけで判断はできません。実物に接した印象を言えば、「唐」はボッサボサ、「小」は収まりが良くて上品でした。
そんな「感じ」だけでなく少し具体的に見ると、「唐」は枝に4稜があり、「小」のそこには尖りがなくて断面が丸いという違いがあるのでした。

過去のきょう 2018 イポメア・テラスブロンズ 2017 スパイダーリリー(ヒメノカリス) 2016 セイヨウミヤコグサ 2015 ケイトウ(鶏冠鶏頭) 2014 モミ 2013 ガマ 2012 ナギ 2011 ベニシダレ 2010 タバコ 2009 カノコユリ 2008 キキョウ 2007 トチバニンジン 2006 カンガレイ 2005 ニチニチソウ 2004 ミソハギ

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8月11日(日) ニチニチソウ

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玄関前のタイルに気味悪いものがありました。ゲゲッ、ワラジムシ?と焦りながらよく見たら、これ、なにかの種(とその莢)です。え、どこから?
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…と、この段階でも気づかなくて、そんなにニチニチソウの種を意識したことがなかったなんて、誠に赤面の至りです。今年はここに淡い赤紫の花を咲かすひと鉢を置いていました。6月のうちからどんどん咲いて、それが次々と実を結んでいました。
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花筒がずいぶん長いので、それがそのまま種になるの?と考えたワタシは本当に間抜けでした。萎れた花を摘んでみると、花筒のなかに実の芽(としか言いようがない)がありました。こんなおチビちゃんがグ・グイーッとのびるのです。ヒゲのような萼がそれを支えていて、なるほどニチニチソウは子房上位タイプでした。
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などと取って付けたようにアカデミックっぽく終わるのも気恥ずかしいので、最後はズイーッと引いてみました。この暑さにもめげない元気者です。

過去のきょう 2018 シナウリノキ 2017 ハスノハカズラ 2016 ヤシャブシ 2015 アオツヅラフジ 2014 オヤリハグマ 2013 ハナザクロ 2012 キジョラン 2011 オニバス 2010 カンレンボク 2009 ツルレイシ 2008 シデシャジン 2007 メタカラコウ 2006 コリウス 2005 タマガヤツリ 2004 ハツユキソウ

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8月10日(土) イヌカラマツ

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大きなイヌカラマツのことなので無理な話ながら、あの高みまでよじ登って枝を全部払ってやりたくなりました。いかにも針葉樹というチクチク葉っぱさえなければ、これはほとんどグリーンローズ、本物よりもずっと「らしい」と思えます。
ただし、お気楽なバラ談義はここまでとして、あとは悩みです。この「バラ」はいわゆる松ぼっくりであり、球果です。そして球果は球花でもあるわけです。
ふつうのカラマツだとそれに雌雄があって、その見栄えにはずいぶんな男女格差がありました。その経験からして、この立派なグリーンローズのほかに、どこかにボロのモップがないか探したものの、今回はなにも見つかりませんでした。
時期的にもう少し早いと良かったのか、あるいは属が違えば生殖のしかけも違うのか、まだまだこの木を見上げる回数が必要なようです。

過去のきょう 2018 ツルマオ 2017 シュムシュノコギリソウ 2016 タヌキモ 2015 ケイトウ(八千代鶏頭) 2014 エンジュ 2013 ヤナギバタムラソウ(バーノニア) 2012 スイショウ 2011 ネコノチチ 2010 オオグルマ 2009 ホオズキ 2008 ゲッケイジュ 2007 ヤマホトトギス 2006 マルバタマノカンザシ 2005 ベニバナサワギキョウ(ヨウシュサワギキョウ) 2004 ゴンズイ

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8月9日(金) ホシアザミ

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5枚に割れた真っ白な花びらは、一応、星に見えます。そして、アザミを思わせるトゲトゲの葉っぱです。ホシアザミ、単純ストレートな和名です。
ただ、素性的にはアザミ類とは関係がなく、学名をHippobroma longiflora(キキョウ科ヒッポブロマ属)と言います。この属名は、「馬+激しさ」というギリシャ語で、馬も狂ってしまうほどの毒があるのだそうです。
そんな危ない草がまたとても丈夫で、熱帯化する日本にも侵出(原産地は熱帯アメリカ)しているようです。こんな草を見かけたら、「素手では絶対に触らない、茎や葉を折らない」…これからの日本人に必須の知識になりそうです。

過去のきょう 2018 モミジバスズカケノキ 2017 ソテツ(雌株) 2016 ツノハシバミ 2015 トウコマツナギ(キダチコマツナギ) 2014 チョウジソウ 2013 ネコノチチ 2012 クワズイモ 2011 イチビ 2010 オグルマ(八重) 2009 ムサシアブミ 2008 キカラスウリ(雄花) 2007 サンショウバラ 2006 カボチャ 2005 シコンノボタン 2004 ヒルガオ

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8月8日(木) フジ(ノダフジ)

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巡り合わせということはあるもので、過去、フジ(ノダフジ)は9月とか11月に取り上げているのに、その写真にはこの「豆」の姿がまったく見えません。
はた衛門、フジの豆は知らなかったのか?と言うとそんなこともなくて、子供のころからこれは遊び道具でした。蔓(果柄)の付け根からもいで、ブルンブルンと振り回し、友達とぶつけっこしました、固くて重いこの豆が頭に当たろうものなら、目からは火花だけでなく涙も流れ出し、うずくまったものです。危ないガキどもでした。
そんな懐かしい思い出の品を、久しぶりに眺めてみました。大人になっての学習事項である「S巻き」も、忘れずに確認しました。
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ついでに、子供のときはやらなかった試食です。チョー固い莢をこじ開けたら、時期的にまだ早すぎて、豆は薄っぺらでした。味はかなり青臭かったものの、ホッコリしてけっこうイケます。ただし、毒性があるとかないとか、評価が定かではないので、半粒だけで「ごちそうさま」にしておきました。

過去のきょう 2018 シオデ 2017 アギナシ(とオモダカ) 2016 ムジナモ 2015 クレオメ 2014 カラスザンショウ 2013 ノブキ 2012 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2011 カシワバアジサイ 2010 カラスザンショウ 2009 ノグルミ 2008 アオノリュウゼツラン 2007 コケモモ 2006 ウド 2005 イネ 2004 クサギ

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8月7日(水) イヌハッカ(キャットニップ)

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なんとなくハッカっぽい葉っぱなのでクンクンしてみたら正解でした。ただ、その香りがやや穏やかなので、「イヌ」呼ばわりされています。
ところが!なのです。これ、英語ではキャットニップです。「犬が猫?」という錯綜した関係はとりあえず無視して、ニップという単語が自分のボキャにありません。調べてみたら、「nip=噛む、挟む、つねる」だそうで、この草の成分が猫に性的刺激を与えるので、猫ちゃんたまらずゴロニャンするという名前でした。
ということは、この葉をポケットに忍ばせておけば、街の猫ちゃんはどんどん擦り寄って来るわけですか。え、人間の女性が擦り寄って来る葉っぱはないですか?っていうオチは途中から見え見えで、オジサンってホントにバカです。

過去のきょう 2018 ヤマナシ 2017 アベマキ 2016 サワシバ 2015 ネムノキ 2014 ケイビラン 2013 ムラサキナツフジ(サッコウフジ) 2012 バアソブ 2011 ハナスベリヒユ(ポーチュラカ) 2010 ミツバ 2009 リキュウバイ 2008 タンキリマメ 2007 ミヤコグサ 2006 オモダカ 2005 ツユクサ 2004 ナツズイセン

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8月6日(火) スズランノキ

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似たような空振り写真を先月も載せていて、またもや悔しさ全開です。いえ、相手はナマモノだし、年によって開花はけっこうズレるので、ストーカー1年目で花びらの痕跡らしきものを見られたのは十分な成果と思うことにします。
ただ、スズランノキの花は、まさしくスズランそっくりの白いものらしいのに、写真に見える赤紫色はいったいどうしたことか、不思議です。上述したように、自分には花殻に思えたものの、白が赤紫になるのも考えにくいことです。
この枝だけでなく、ほかの枝にもこの赤紫物体はもれなくあったので、なにかのゴミとは考えられません。来年はめでたく「スズラン」をゲットできたとして、それで満足せずに「その後」もウォッチングする必要ができてしまいました。

過去のきょう 2018 ベビーティアーズ 2017 ヘビウリ 2016 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2015 ルリフタモジ 2014 タカノツメ 2013 バアソブ 2012 タイワンニンジンボク 2011 アナベル(アジサイ) 2010 ヤマホタルブクロ 2009 ベロニカ 2008 ホルトノキ 2007 タマアジサイ 2006 ウイキョウ(フェンネル) 2005 フサフジウツギ(ブッドレア) 2004 イヌキクイモ

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8月5日(月) トクサ

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夏に胞子嚢穂をつけるトクサの性質を取り上げたのはもうずいぶん昔です。また、トクサを分類すればシダだというのも一応知ってはいたことです。
ただ、そんな図鑑的知識はこんな現実の前には「粉」程度の軽さでした。ふと揺らしてみた穂からブワッと胞子が放散されて、やった本人が「ウォッ」と驚くのだから、頓馬というか間抜けというか、しょうがない草木好きもいたものです。
そして、左手で揺らしては右手で押すシャッターがうまいことシンクロせず、何度もポンとつついたのに、その都度ブワッとなっていたトクサに感心しました。これがいったい何度目のポンだったか、いまとなっては思い出せなくても、ヒマな爺さんの理科実験に真面目に付き合ってくれたトクサさま、ありがとうございました。

<補注> 同じ月のうちにメキシコ・ジャイアント・トクサを収録できました。(2019年8月21日

過去のきょう 2018 ヌルデ 2017 ユキハギ 2016 コマユミ 2015 オリーブ 2014 シシガシラ 2013 イスノキ 2012 コバンソウ 2011 カンガレイ 2010 ガガブタ 2009 カラスザンショウ 2008 ハマユウ 2007 クサレダマ 2006 サボンソウ 2005 ベゴニア 2004 フヨウ

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8月4日(日) インドジャボク

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なかなか開花時期に遭遇できなかったインドジャボクを初掲載です。キョウチクトウ科だそうで、たしかに5枚の白い花びらがスクリュータイプです。
そして、うまいことに実もついていました。これが真っ黒に熟すと、赤い果(花)柄と引き立て合って面白いので、涼しくなったらまた会いましょう。
名前にインパクトがあって、記憶に擦り込むのに苦労しません。「インド」はだいたいあの辺が原産地ということだし、「ジャボク」は蛇木です。根が蛇のようにうねっていて、参考写真でしか見られないのが残念でも、スッと飲み込めてしまいます。
あるいは、現地で蛇に咬まれたとき、この根を服用したとも言います。ただ、そんな民間療法は別にしても循環器系に有効な成分があるそうで、ちょっと不整脈のある自分など、ひと鉢育ててみてもいいかな、と食指が動きます。

過去のきょう 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 ヒルガオとコヒルガオ 2016 エキザカム 2015 ブルーファンフラワー(ファンフラワー) 2014 ヤマブドウ 2013 ユキザサ 2012 矮性サルスベリ 2011 ハクウンボク 2010 キキョウ 2009 サギソウ 2008 ハマゴウ 2007 ナツハゼ 2006 センノウ 2005 ブルーベリー 2004 タラノキ

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8月3日(土) マツムシソウ

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先日、ラシャカキグサのお仲間としてマツムシソウを引っ張り出したところで、過去の悲しい記憶が甦りました。せっかく本場・信州を旅したというのに、「らしい」群生を見つけることができず、車の窓からポツポツと見える路傍のひと株を写して、「とりあえず見たもんねー」としていたのです。
そこでリターンマッチです。群生とまでは呼びにくい規模でも、まあけっこうな数の花が風に揺れていました。こんな茎なので、自分の息も止めたくなります。
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前に「5㎝ほども」あるとした花の径は、今回はやや小さめでした。おまけに花色もほんのり薄めに見えるのは、光の加減かバリエーションか、微妙なところです。
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そして、前回はまったくノーマークだった「その後」です。おお、これならラシャカキグサだって仲間として認めてくれるはずです。
あとは日が暮れてマツムシの声が聞こえてくれば言うことなしなのに、日中の暑さが去ることのない夜なか、聞こえるのはエアコン室外機の音ばかりです。

<補注> マツムシソウとは比較的近い関係のナベナを載せました。(2019年9月12日

過去のきょう 2018 ヒメグルミ 2017 ピンオーク 2016 タマアジサイ 2015 ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン) 2014 アオヤギソウ 2013 ナナミノキ 2012 ダイコンソウ 2011 シロバナキキョウ 2010 キツネノカミソリ 2009 アーティチョーク 2008 ハマボウ 2007 コオニユリ 2006 トコロ 2005 キツネノカミソリ 2004 スベリヒユ

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8月2日(金) マルバノキ

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わ、やっちまったか!?と焦りました。掌サイズで全縁のハート型、互生の落葉タイプという見分けポイントから、初めて見かけた木をハナズオウと判断したのは4日前のアメリカハナズオウだったのです。そうか、マルバノキもその要件を満たしていたなんて、しかもこんなカラーリーフ種があるなんて、ヤバイ、間違えたか…。
不安になった目で見ると、葉脈の走り方まで二つはそっくりです。いままでこの両種がこんなに似ているなんてまったく感じたことがありませんでした。視野が狭くて、それぞれを個別にしか見ていない稚拙さを激しく反省です。
今回の「ドキッ」のおかげでそれぞれをジットリ見つめ直したところ、葉の質感に違いがありました。フワッ&ヘナッがハナズオウで、ゴワッ&ゴツッがマルバノキです。ただし、マルバノキでこういうカラーリーフ種は調べがつきません。こちらも「フォレストパンシー」という品種名だったら大受けなのに、残念です。

過去のきょう 2018 ミョウガ 2017 シロカノコユリ 2016 コシダ 2015 タコノアシ 2014 ノリウツギ 2013 ヒマワリ(品種不明) 2012 センリョウ 2011 シロバナシモツケ 2010 ヤブミョウガ 2009 マルバチシャノキ 2008 サボテン(ノトカクタス) 2007 キンロバイ 2006 モミジアオイ 2005 カナムグラ 2004 タマサンゴ(フユサンゴ)

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8月1日(木) ピーマン

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ピーマンくんって意外にイケメンなことに驚きました。目鼻がパッチリ、体型シャッキリ、これなら立派にジャニーズ事務所に入れます。
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ただ、花が終わってしまえばまったく変哲のない「あの」ピーマンで、こんなもん、わざわざ写真を撮る必要があったんかい!とセルフ突っ込みです。いやいや、八百屋では気づかない感動が畑にはありました。花びらが落ちた直後、まだ雌シベがハッキリ残っている状態から店先サイズまでの変貌度合いのすごさです。
よくもここまで膨らむなぁという実はもちろん、萼や柄までがまるで「違うモノ」のように立派になってしまうのです。ただ、先月載せたパプリカだって同じことのはずなのに、あのときは「へー、パプリカだぁ」と軽い気持ちで撮ってしまいました。
考えてみれば、自分の気の入れ方にはけっこう波があります。セカセカ落ち着かないときはモノに対する感動は薄れがちのようで、そんなときにもジッとモノを見つめる不動の心を養いたいものだとピーマンくんに諭されてしまいました。

過去のきょう 2018 カツラ 2017 アマチャ 2016 アセロラ 2015 トウコマツナギ(キダチコマツナギ) 2014 ウラハグサ(フウチソウ) 2013 アオギリ 2012 黒葉サトイモ 2011 ヒメヒオウギズイセン 2010 ハンカチノキ 2009 オオリキュウバイ 2008 カキラン 2007 オレガノ(ハナハッカ) 2006 ミゾカクシ 2005 シマサルスベリ 2004 コナラ

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