7月29日(月) アメリカハナズオウ・フォレストパンシー
こうして写真にすると(冷静に眺めると)じつに微妙な色合いで、「お前さん、紫なのかい緑なのかい、ハッキリしなよ」と言いたくなります。ただ、歩道の向こうに見えたコヤツに引き寄せられたのは事実で、そのときは「わ、なんだ、あの木は。まさかもう紅葉しているのか」と思ったくらい、全体が赤紫色に見えたのでした。
じつはこれ、アメリカハナズオウのうちのカラーリーフ品種で「Forest Pansy(注1)」という園芸品種のよう(オーナー確認できず)です。春の新葉が濃い赤紫で、いまごろから緑に戻りだし、晩秋には黄色くなってついには落葉…というサイクルです。
容色衰えたころに撮っちゃってゴメンと思う一方で、この木の性質を理解するには最適の時期だったと開き直ってもいます。豆形の実が一つも見えなかったのが面妖だし、花どきにも写してあげたいし、「またね!」とお別れして来ました。
じつはこれ、アメリカハナズオウのうちのカラーリーフ品種で「Forest Pansy(注1)」という園芸品種のよう(オーナー確認できず)です。春の新葉が濃い赤紫で、いまごろから緑に戻りだし、晩秋には黄色くなってついには落葉…というサイクルです。
容色衰えたころに撮っちゃってゴメンと思う一方で、この木の性質を理解するには最適の時期だったと開き直ってもいます。豆形の実が一つも見えなかったのが面妖だし、花どきにも写してあげたいし、「またね!」とお別れして来ました。
<補注1> 品種名の後半部「Pansy」を英語として発音すればパンジー(三色スミレの意)なのに、業界的には濁らず「パンシー」としているようです。記事タイトルのカタカナ表記はそれに倣いました。
<補注2> すぐにふつうのアメリカハナズオウも確認したところ、やはりそれにも豆(実)は見当たりませんでした。「アメリカハナズオウの豆」の発見は来春の花後の課題です。(2019年7月31日)
<補注3> ハナズオウと同じく葉が「掌サイズで全縁のハート型、互生の落葉タイプ」のものにマルバノキがあったことに気づきました。(2019年8月2日)
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