7月17日(水) サンゴジュ

関東に限れば、7月の日照時間は観測史上最低なのだそうで…。ただ、そんな黒雲がパカッと割れて陽射しが降り注ぐときも、ごくたまにあるのです。
その気まぐれな光線が照らしてくれたのはサンゴジュの果柄でした。ほどよく枝分かれして透き通るような赤色は「これこそが珊瑚」と思えました。
じつはこれまで、サンゴジュの「珊瑚」は実のことを指すと思っていました。牧野博士だって、「果実を見立てて」と書いています。だがしかし、実が真っ赤になった状態はワタシにはイクラにしか見えませんでした。見立て力の差なのでしょう。
かつ、ここからこの果柄は色褪せて来て、珊瑚には見えなくなってきます。チラッと射したお陽さまがワタシにだけ教えてくれた「サンゴジュの真実」でした。
その気まぐれな光線が照らしてくれたのはサンゴジュの果柄でした。ほどよく枝分かれして透き通るような赤色は「これこそが珊瑚」と思えました。
じつはこれまで、サンゴジュの「珊瑚」は実のことを指すと思っていました。牧野博士だって、「果実を見立てて」と書いています。だがしかし、実が真っ赤になった状態はワタシにはイクラにしか見えませんでした。見立て力の差なのでしょう。
かつ、ここからこの果柄は色褪せて来て、珊瑚には見えなくなってきます。チラッと射したお陽さまがワタシにだけ教えてくれた「サンゴジュの真実」でした。
<補注> サンゴジュの新芽とダニ室を取り上げました。(2021年3月17日)
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