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7月31日(水) ハナズオウとアメリカハナズオウ

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おとといのアメリカハナズオウは葉の色に驚いて取り上げたものの、どこにも実がついていなくて、ハナズオウでいいのかどうか、かなり不安でした。ふつうのハナズオウだと、花のあとにはこんなに目立つ実がワサワサするからです。
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そこで、今度はカラーリーフではないアメリカハナズオウを確認してみました。ちなみにこの木は春の花を撮影したものです。花は間違いなく咲いていたくせに、やはりこちらの木にも実は一つも見つかりませんでした。
さあて、新たな課題を背負ってしまいました。アメリカハナズオウの花後です。季節がここまで来てしまうと見つからなくても、咲いた直後ならどうなのでしょう。実をつけないという解説は見当たらないし、ささやかでもいいので豆を見たいものです。

過去のきょう 2018 ランタナ(スーパーランタナ・ムーンホワイト) 2017 アゼオトギリ 2016 ナガバミズアオイ(ポンテデリア・コルダタ) 2015 ハツユキソウ 2014 タブノキ 2013 ジュズダマ 2012 ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト 2011 オオイタビ 2010 トチカガミ 2009 ハナカンナ(カンナ) 2008 ヒツジグサ 2007 キハギ 2006 ナツズイセン 2005 マンリョウ 2004 サンゴジュ

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7月30日(火) ミミガタテンナンショウ

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実のきれいさではなく、素っ首の白さがテーマです。ここや葉鞘に黒っぽい斑紋があればマムシグサであり、それがないこれはマムシグサ以外のテンナンショウ属の「なにか」ということになります。
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さて、その「なにか」を特定するため、この場所で少し時間を遡る(5月末)と、こんな様子でした。そしてさらに2カ月戻れば、あの特徴的な耳がありました。
じつは先週のマムシグサについて、ミミガタテンナンショウと区別する必要を示唆するコメントをいただきました。自分では実の下部を見て「蝮だぁ」と判断したので、思いっきり実に迫ってしまったものの、たしかに他人が見たら「?」でした。
さらにミミガタテンナンショウの「真っ赤状態」も未撮影だったので、春に「耳」を見た場所にこれ幸いと駆けつけてみたわけです。さてこうして花から実までの様子をつなげたら、ウラシマソウユキモチソウの実をまだ見ていないことに気づきました。果てしのない追いかけっこで、鬼の目にはもう涙が浮かんでいます。

過去のきょう 2018 シャシャンボ 2017 ツルウメモドキ 2016 ユクノキ 2015 シロバナブラシノキ 2014 キジカクシ 2013 キリ 2012 メマツヨイグサ 2011 ビロードモウズイカ 2010 オオセンナリ 2009 ヒメイワダレソウ 2008 シマトネリコ 2007 マタタビ 2006 アカザ 2005 メヤブマオ 2004 ミズキ

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7月29日(月) アメリカハナズオウ(フォレストパンシー)

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こうして写真にすると(冷静に眺めると)じつに微妙な色合いで、「お前さん、紫なのかい緑なのかい、ハッキリしなよ」と言いたくなります。ただ、歩道の向こうに見えたコヤツに引き寄せられたのは事実で、そのときは「わ、なんだ、あの木は。まさかもう紅葉しているのか」と思ったくらい、全体が赤紫色に見えたのでした。
じつはこれ、アメリカハナズオウのうちのカラーリーフ品種で「Forest Pansy」という園芸品種のよう(オーナー確認できず)です。春の新葉が濃い赤紫で、いまごろから緑に戻りだし、晩秋には黄色くなってついには落葉…というサイクルです。
容色衰えたころに撮っちゃってゴメンと思う一方で、この木の性質を理解するには最適の時期だったと開き直ってもいます。豆形の実が一つも見えなかったのが面妖だし、花どきにも写してあげたいし、「またね!」とお別れして来ました。

<補注1> 品種名の後半部「Pansy」をきちんと発音すればパンジー(三色スミレの意)なのに、業界的には濁らず「パンシー」としているようです。記事タイトルのカタカナ表記はそれに倣いました。
<補注2> すぐにふつうのアメリカハナズオウも確認したところ、やはりそれにも豆(実)は見当たりませんでした。「アメリカの豆」の発見は来春の花後の課題です。(2019年7月31日
<補注3> すぐあとに、ハナズオウと同じで、葉が「掌サイズで全縁のハート型、互生の落葉タイプ」のものにマルバノキがあったことに気づきました。(2019年8月2日

過去のきょう 2018 アカザカズラ(オカワカメ) 2017 バアソブ 2016 縮緬アカジソ 2015 グロリオサ 2014 ハナイカダ 2013 アマチャヅル(雌花) 2012 シマトネリコ 2011 トケイソウ 2010 ベニスジ(ヤマユリ) 2009 ヌマトラノオ 2008 ウマノスズクサ 2007 カライトソウ 2006 ママコノシリヌグイ 2005 オミナエシ 2004 ホウキギ(コキア、ホウキグサ)

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7月28日(日) ヒメスイレン

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ウチのメダカ池でついにスイレンが開花しました!というのはかなりのズルで、これは近所のホームセンターで開花状態だったものです。買ってきた翌日、酷い曇天だったにも関わらず、無理に撮影しておきました。
それは結果的に正解で、都合3日、花は開いてくれたものの、あとは萼が閉じて「蕾状態」に戻ってしまいました。さらに水面にあったその物体はどんどん沈みだし、1週間経ったいまは見つけるのにひと苦労です。次の花を咲かせてくれるものか、祈る気持ちで新しい蕾が上がってくるのを待つこのごろです。
さて、この画像にある大きい葉は「前任者(ふつうの温帯スイレン)」のものです。対して、後ろに浮いている小さなものが今回買い込んだヒメスイレンの葉です。7年もの間、一切花を咲かす素振りのなかった前任者なのに、すっぱり捨てないのが意地汚いところで、いまは両者が小さな池に混在中です。
姫様がポンポンと花を咲かせ始めたら、そのときこそ捨ててやるからな!と脅してやったら、1個ぐらい咲かせてくれないものか、淡い期待で見ています。

過去のきょう 2018 イヌエンジュ 2017 ツタ(ナツヅタ) 2016 ウメモドキ 2015 ギンヨウアカシア 2014 クサソテツ 2013 ミカイドウ 2012 ネジバナ 2011 アルカネット 2010 アメリカホドイモ(アピオス) 2009 ギンパイソウ 2008 アオヤギソウ 2007 ソクズ 2006 ウマノスズクサ 2005 コガマ 2004 オオニシキソウとコニシキソウ

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7月27日(土) エビヅル

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エビヅルのしたたかさにまたまた感動です。もう実はできて、色こそまだ緑でも、一粒のサイズは完熟時と変わらない大きさまで来ています。それなのに花はどんどん咲いていて、しかも蕾が次から次と上がってきていました。
そんな開花・結実の時期なのに、幼い蔓をピュルピュルのばしているのです。もう、今年はこんな枝振りで良かろうよ…などと妥協はしないのです。もっと先へ、もっと繁く、貪欲というか執念というか、とどまることを知りません。
で、そんなガサツ系なら見かけも獰猛なのかと思えば、ありゃりゃ、なんですか、このかわいらしい色合いは! 男を絡め取っては踏み台にしていく魔性の女、うむむ、三文小説の主役を張れそうな蠱惑の風情に充ち満ちています。

<過去掲載のエビヅル>☆ 雄花(雄株)、葉:2016年6月2日 ☆ 熟しかけの実、葉表、葉裏、花の残骸:2015年9月14日 ☆ 完熟の実、葉表、葉裏、蔓:2008年11月3日

過去のきょう 2018 ミズカンナ 2017 ウマノスズクサ 2016 アオイゴケ 2015 ルイヨウボタン 2014 キンカン 2013 スパティフィラム 2012 ハナカイドウ 2011 ムクゲ 2010 アズキ 2009 ギンバイソウ 2008 カリブラコア 2007 トウモロコシ 2006 オグルマ 2005 シルクジャスミン 2004 タカノハススキ

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7月26日(金) ウバユリ

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若葉の美しさに驚き、姥(うば)とは言われながらもその花トテシャンだなぁと鼻の下をのばし、それが本当に姥になった状態まで写し、さらに種が散開する様子もとらえました。それでウバユリは卒業と思っていたら、基本のキが抜けていました。
暑くなりだすと花の蕾が上がってくるわけで、それは槍の穂先のように尖って(写真につけた番号の1.)空を向いているのです。それなのに、過去記事リンクした開花状態は花が水平に開き(番号6.)、かつかなりの長さがあるのです。
この垂直から水平の間を初めて一枚の写真で埋めることができました。あとは1.の茎に札をつけておき、6.の状態になるまでの日数を明らかにできれば…とは思いながら、それは手を抜くことにしました。この勢いを見るに、たぶんそれは4~5日のことだろうと思うのです。姥の生命力・生長力、恐るべし!です。

過去のきょう 2018 カキノキ(枝垂れ柿) 2017 フユイチゴ 2016 ツタウルシ 2015 コバノギンバイカ 2014 ツチアケビ 2013 ミズナラ 2012 コミカンソウ 2011 アレチマツヨイグサ 2010 シカクヒマワリ 2009 ルドベキア・ニチダ 2008 クララ 2007 ルリタマアザミ 2006 セリ 2005 コンロンカ 2004 カクレミノ

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7月25日(木) ナギ

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この実が「どうしようもない」ことは十分知っているのです。きれいに色づくわけではないし、食べられるわけでもありません。まったく愛想なしです。
ただ、この粉緑色と言えばいいのか、マットな色合いと感触、そしてほぼ完全な球形にとめどなくそそられるのです。革質で照り輝く葉との対比もたまりません。
それがこれだけ豊穣の稔りでした。こんなにたわわに実をつけたナギを見るのは初めてのことです。実物だとキリがなかったので、こうして写真にして画面でチューチュータコカイナとやってみました。75個までは数えました。幸せです。

<過去掲載のナギ> ☆ 雄花、雌花、葉芽:2018年5月1日 ☆ 雌株の若い実:2009年6月6日 ☆ 充実した緑白色の実:2012年8月12日 ☆ 緑白色から薄紫に変化する実:2006年11月22日 ☆ 枯れてミイラ化した実:2010年2月28日

過去のきょう 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 カノコユリ 2016 ナタマメ 2015 ハエドクソウ 2014 ヨコグラノキ 2013 ホウキモロコシ 2012 シャシャンボ 2011 ニワウルシ(シンジュ) 2010 キバナノミソハギ 2009 フサザクラ 2008 マツブサ 2007 オニユリ 2006 オトギリソウ 2005 ヒレハリソウ(コンフリー) 2004 ファンフラワー

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7月24日(水) ラシャカキグサ

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待望の「開花期」写真だというのに、冴えませんなあ。「美しさ」という観点でだけ言うなら、こんなショボい花が咲く前の緑のイガイガ状態、あるいは花穂が枯れきってほぼ凶器状態の方が見るところがありました。
いったい、分類的にはどんなお友達がいるんだろうと思ったら、マツムシソウ科ナベナ属だそうで、あの可憐なマツムシソウが「やや遠い」お仲間でした。おっと、いまはマツムシソウ科はスイカズラ科とされているようです。
いっそのこと、ママコノシリヌグイあたりと一緒のグループにすればいいのに…。そのグループ名は、うーん、流血惨事科・皮膚突き破り属です。

<補注> ラシャカキグサとは比較的近い関係のナベナを載せました。(2019年9月12日

過去のきょう 2018 シナウリノキ 2017 タマアジサイ 2016 ガマズミ 2015 ヤノネボンテンカ(タカサゴフヨウ) 2014 オニユリ 2013 ナンキンハゼ 2012 キリンソウ 2011 シオデ 2010 ショクダイオオコンニャク 2009 コクサギ 2008 ホテイソウ 2007 ソバナ 2006 ツキヌキニンドウ 2005 ニワウメ 2004 ルリヤナギ

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7月23日(火) キダチタバコ

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花筒が長いというのはどうやらタバコ属(Nicotiana)共通の特徴のようです。ただそれはあとから比べて気づいた話であって、本来のタバコ(N. tabacum)の花を見たときは柔らかすぎてだらしなく見えたし、ハナタバコ(N. sanderae)の花だとまるでニチニチソウではあるまいかと思ったものです。
そしてこのキダチタバコを見たとき連想したのはキルタンサスでした。分類的には全然関係ないのに、象の鼻を思わせる花筒や派手な花色が似ています。
タバコ属ではあるので、原産地の南米では先住民が葉をタバコにするそうです。もちろん、日本ではそんなことをしてはいけなくて、もっぱら観賞用です。質が強健なので増えやすいようで、あまり蔓延ってほしくないなと思います。

過去のきょう 2018 ウスベニタチアオイ(ビロードアオイ、マーシュマロウ) 2017 デンジソウ 2016 キジョラン 2015 コマクサ 2014 マンリョウ 2013 シロバナキキョウ 2012 コマツナギ 2011 ガクアジサイ 2010 オオアワダチソウ 2009 エゴノキ 2008 クリ 2007 ミョウガ 2006 キヌタソウ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 タブノキ

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7月22日(月) マムシグサ

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単純に「きれい!」です。年甲斐もなく「かわいい!」と思います。鬱蒼とした山の小径でこういうオブジェを見つけたときの高揚感は特別です。
似たような色変化は、かつてヤブツルアズキの実でも見つけました。ただ、派手さ加減でいくなら、マムシグサの実に勝てる相手はなかなかいないでしょう。
気になるのは粒の欠け方です。かつて10月末11月末にとらえたマムシグサの実は花床全体に粒が残っていました。対するに今回のものは穂の先から次々と実が消えてしまっています。地面に落ちた形跡はなかったので、鳥の仕業でしょうか。
きれい! かわいい!で終わっておけばいいものを、どうしてこういう違いが出るのかなぁ…などと考えてしまうものだから、山通いがやめられなくなります。

過去のきょう 2018 ベニヒ 2017 イヌエンジュ 2016 ウオトリギ 2015 カシワ 2014 メタカラコウ 2013 センジュラン 2012 キクイモモドキ 2011 パイナップルリリー 2010 ヒメヤブラン 2009 イヌヌマトラノオ 2008 オオダイコンソウ 2007 ヤブカラシ 2006 クリナム・パウエリー 2005 イヌゴマ 2004 ノブドウ

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7月21日(日) コフジウツギ

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なにも知らないのが一番幸せというのは真理ではあって、この手の花がみんなフサフジウツギだと思っていたときは憂いがまったくなかったわけです。
草木の名前にはいつも噛みつくくせをして、房+藤空木という重層構造の名前にどうして疑念を持たなかったものでしょう。房ではない藤空木の存在を考えつかなかったなんて、いまとなっては己の迂闊さを恥じるばかりです。
で、これは藤空木の「小」型版というわけです。どこが「小」かと言うと、花が全周は咲かず、穂の上側だけしか開かない=花穂が小さく見えるのでした。ほかに、葉が細めで先が尖っているのも「小」とされる一因のようです。
さて当然ながらこの話の続きには冠なしのフジウツギの登場があるべきだし、ほかにトウフジウツギとかウラジロフジウツギなんていう仲間もあるようです。「バカだね、俺らなんか蜜があればみんな一緒だよ」とナミアゲハが笑っています。

<追録> 全周は咲かないという特徴のほか、枝の断面が丸い(稜がない)こともコフジウツギを見分けるポイントになります。
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過去のきょう 2018 ミシマサイコ 2017 ワレモコウ 2016 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2015 マルバアサガオ 2014 オガタマノキ 2013 センコウハナビ(ハマエンサス、ハマエンサス・ムルティフロールス) 2012 ノウゼンカズラ 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ジャノヒゲ(リュウノヒゲ) 2009 エンジュ 2008 チングルマ 2007 ツボサンゴ・パレスパープル 2006 シロネ 2005 ハナヅルソウ 2004 アカメガシワ

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7月20日(土) イセハナビ

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花火と言われるくらい盛大に花をつけるらしいのに、どうもそういう場面に出会ったことがありません。陽当たり好きだそうで、ここはやや木陰だったので、ご機嫌斜めだったのでしょう。ただ、リクエストどおりの場所でもチラホラの花しか見たことがなく、よほど関東の地がお気に召さないか、ワタシとの相性が悪いか、なのでしょう。
いかにも通好みの洒落た名前のくせをして、東南アジア原産の外来種です。漢字では伊勢と当てるのに、伊勢にはなんの縁もないそうです。マツザカシダも怪しかったし、あの辺の地名はテキトーに使われてしまうようで不思議です。
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キツネノマゴ科と言われると、花の付け根の苞葉がたしかにキツネノマゴのそこに似ています。あと、属(イセハナビ属)レベルだとスズムシバナが同じ分類です。ただ、昔の画像を確認しても、どこが同属なのかぜんぜんわからなくて、どうもイセハナビは自分のなかではヒュルヒュル上がっても開かない空(から)花火です。

過去のきょう 2018 ツルアジサイ 2017 キリ 2016 チャボガヤ 2015 アオギリ 2014 ヤマシャクヤク 2013 ムラサキシキブ 2012 フシグロセンノウ 2011 ヘリオトロープ 2010 クヌギ 2009 スジギボウシ 2008 ゴウソ 2007 シダルセア 2006 ラッカセイ 2005 セイヨウハッカ 2004 サツマイモ

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7月19日(金) アオギリ

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このあと、クマンバチくんは例によってグヮシッとアオギリの雄花を抱きしめました。もちろん、お口は萼の付け根に入り、蜜をチュクチュクです。その間、彼のお腹は雄花の葯を擦り続け、花粉まみれとなりました。
で、そのお腹を目の前の雌花(萼の内側がすでに赤変)に擦りつけるのかというとそうではなく、また別の枝に行きました。そして萼の内側がまだ黄色の花を探し、またもやグヮシッ&チュクチュクの繰り返しです。花が雄か雌かなどクマくんには関係がなくて、まだ新鮮(咲いた日の萼は黄色)かどうか=蜜の有無が問題なのです。
ふつう、花びらに現れる黒点などは蜜標と呼ばれ、花粉媒介者に蜜源を教える役割をします。それに対してアオギリの萼が色変化するのをいったいどう呼ぶのでしょう。赤は売り切れのサインだなんて、なかなか洒落たことをするものです。

過去のきょう 2018 ウワバミソウ 2017 トモエソウ 2016 アカバナルリハコベ 2015 ジュウモンジシダ 2014 ヒペリカム・ヒドコート 2013 アマチャヅル(雄花) 2012 ボタンクサギ 2011 ヨロイグサ 2010 チチコグサ 2009 メハジキ 2008 オオツヅラフジ 2007 チゴザサ 2006 ヤクシマハギ 2005 コバギボウシ(斑入り種) 2004 ヒメヒオウギズイセンとミズヒキ

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7月18日(木) ルイヨウボタン

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まだ夏の陽射しを浴びてもいない(注)というのに、ルイヨウボタンの葉はそろそろ現役を退くご意向です。そう言えば、今月のうちには実も完成形になるわけで、花を見せるのが4月の末ですから、ずいぶんと気ぜわしいタイプです。
そんなせっかちさんの上でのんびりと寛いでいる人がいました。益虫であるテントウムシのなかでは珍しく、ナス科植物の葉を食べるので害虫扱いされているニジュウヤホシテントウです。ルイヨウボタンはメギ科だし、葉を食べるときは裏側からやるらしいので、これはたぶん食後のひと休みというところなのでしょう。
ニジュウヤホシは二十八星で、背中の黒点の数を言っているのだそうです。うーん、背中だけだと26しかないし、頭のものを入れたら奇数になるし…などと無粋なことは言わないで、「わーい、きれいだなぁ」と喜んでおくことにします。

<補注> 今年の関東は、6月下旬からここまで、記録的な日照不足(平年の半分以下)に見舞われています。

過去のきょう 2018 カヤ 2017 カジノキ 2016 イヌカラマツ 2015 イヌザクラ 2014 タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット) 2013 ウワミズザクラ 2012 スズカケソウ 2011 ニンジンボク 2010 ゴボウ 2009 マツカゼソウ 2008 アオツヅラフジ 2007 シオデ 2006 ノハナショウブ 2005 サトイモ 2004 ジュズダマ

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7月17日(水) サンゴジュ

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関東に限れば、7月の日照時間は観測史上最低なのだそうで…。ただ、そんな黒雲がパカッと割れて陽射しが降り注ぐときも、ごくたまにあるのです。
その気まぐれな光線が照らしてくれたのはサンゴジュの果柄でした。ほどよく枝分かれして透き通るような赤色は「これこそが珊瑚」と思えました。 じつはこれまで、サンゴジュの「珊瑚」は実のことを指すと思っていました。牧野博士だって、「果実を見立てて」と書いています。だがしかし、実が真っ赤になった状態はワタシにはイクラにしか見えませんでした。見立て力の差なのでしょう。
かつ、ここからこの果柄は色褪せて来て、珊瑚には見えなくなってきます。チラッと射したお日様がワタシにだけ教えてくれた「サンゴジュの真実」でした。

過去のきょう 2018 ナガバハエドクソウ 2017 オオバギボウシ 2016 シソ(アカジソ、アオジソ) 2015 チドリソウ 2014 サワグルミ 2013 ミソハギ 2012 コンロンカ 2011 エンビセンノウ 2010 ヤナギハナガサ 2009 マサキ 2008 ヤナギラン 2007 チダケサシ 2006 トモエソウ 2005 オイランソウ 2004 ヤブツバキ

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7月16日(火) イタリアンパセリ

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摘んでも摘んでもどんどん新しい葉が出てきて、ふつうのパセリイタリアンパセリ、2月にたった二株ずつ植え付けただけなのに、5月ごろには「もうパセリ、いらないから」と邪魔にされるようになりました。いずれ蝶の食草になるものと思っていたら、どうしたことか、まったく彼らには無視されたままです。
そうこうしているうち、イタリアンパセリの方になにやら硬めの茎が出てきました。あれよあれよと言う間にその先に蕾ができ、それがパカパカ開き出しました。
ただし、ふつうのパセリの方はウンでもスンでもありません。「パセリは2年目に花をつける」というのは「ふつう」の方のことであり、「イタリアン」はまた違う生態でした。同属なのにこういう違いがあるなんて、育ててみて初めて知ることです。

<補注1> パセリとセリ、同じセリ科だし、名前も近いし、花も似たようなもんだなぁ…というのはオヤジ的な感想です。

<補注2> 8月になり、「ふつう」の方には芋虫さんが出現したのに、「イタリアン」はまったく無視されたままです。(2019年8月13日

過去のきょう 2018 テンダイウヤク 2017 ウバメガシ 2016 トウジュロ 2015 クリ 2014 シモツケソウ 2013 アオギリ 2012 ワラビ 2011 ヒトツバカエデ 2010 ヒマラヤヤマボウシ 2009 ヤブマオ 2008 モクゲンジ 2007 クレオメ 2006 アサザ 2005 ヒメヒオウギズイセン 2004 リアトリス

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7月15日(月) アオカズラ

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花もない、実もない、どうにもさみしい時期にアオカズラと出会ってしまいました。それでも名前の元である青(緑)い若枝は元気に走っています。
革質の分厚い葉は、若いうちは幅が狭く、生長するにつれて恰幅がよくなってくるようです。落葉性のこの葉が展開する前、3月ころに黄色い5弁の花が咲き、それが秋には小指の先ほどの大きさで瑠璃色のきれいな実になります。
分類的にはアワブキと同じ科(属違い)になっていて、いったいどこにあの妙な木との共通点があるものか、これからじっくり見せていただきます。

過去のきょう 2018 オウゴンオニユリ 2017 斑入りバナナ(ムサ・アエアエ) 2016 アレチハナガサ 2015 バイカモ(ミシマバイカモ) 2014 キンシバイ 2013 ホウキモロコシ 2012 ワイヤープランツ 2011 コリアンダー(コエンドロ) 2010 アーティチョーク(チョウセンアザミ) 2009 イヌビワ 2008 ムラサキバレンギク 2007 イチジク 2006 ヒマワリ 2005 オオエノコログサ 2004 ユリ(品種不詳・カノコユリ系)

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7月14日(日) オオグルマ

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なにもあそこまで酷く言わなきゃよかったなぁ、と後悔です。前にオオグルマを取り上げたとき、「オグルマと関連づけるのはむずかしい」とか「ヒマワリの仲間と思い違いしないよう」にしなきゃ、とかメチャクチャ書いてしまいました。
今回こうして場を改めると、花は一目でオグルマっぽく見えました。ゴワゴワして大雑把だと思った葉にしても、これを好む虫だっているようだし、若い葉は柔らかくてかわいい形をしていました。前は少しトウが立った時期だったようです。
いまの時期なら、まさかヒマワリに見えることはなく、多少のガサツな印象は拭いきれないものの、オグルマ属の一員として、どうやら認めてあげられそうです。

過去のきょう 2018 ランダイスキ 2017 ユクノキ 2016 セイヨウヤブイチゴ(ブラックベリー) 2015 ユリノキ 2014 シマススキ 2013 クロモジ 2012 トチバニンジン 2011 ノウゼンカズラ 2010 ベニバスモモ(ベニスモモ) 2009 ミヤギノハギ(ナツハギ) 2008 ジュンサイ 2007 チョウセンシラベ・シルバーロック 2006 カランコエ 2005 マルバマンネングサ 2004 ホテイソウ

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お笑い編 : 発「砲」ウレタン

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こんな危ない家を買う人がいるものでしょうか。発「砲」する住宅ねえ、マル暴関係のお方だったら、こういう装備のオウチに済む必要があったりして(笑)。
昔むかしの正月、新宿のデパートの外壁に「迎春」と書いた大きな垂れ幕がかかっていて、その「迎」の字には縦棒が2本あって、笑ったものでした。まだ看板屋さんが手書きでああいうものを作っていたころの懐かしい思い出です。
あれから幾星霜、変換キーを押せばどんな漢字も難なく「書ける」時代になったのに、泡が立つ代わりに弾が飛び出すのだから困ったものです。原稿を作った人が気づかなくても、印刷屋さんは気づくだろうに、黙って直すにしても、発注者の間違いを指摘するにしても、どちらにしてもトバッチリが来そうで、知らん顔をしたのでしょうか。
などと他人をからかっておけば、まさか自分で不注意なミスなどできません。もしかしてこの記事にそんな恥があったら…と思うと、三度も読み返してしまいました。

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7月13日(土) ホソバイヌビワ

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陽に透けた葉脈がキモカワイくて、ついこんな撮り方をしてしまいました。実際に見るときの印象はこれとはちょっと違い、あまり変哲がありません。
細葉と呼ばれるくらいスマートではあっても、葉の質感はイヌビワそのものです。その「ふつうさ」は写真左下に写った葉がよく示しています。
実もイヌビワとなんら変わりません。この木のものを試食したことがないので「たぶん」ではあっても、これは雌株だと思います。もう少し熟したら蜜が垂れてくるはずなので、そのときまで誰にも見つからずにいてくださいよ。

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7月12日(金) ハリガネワラビ

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きのう、ツガの枝振りをしげしげ眺めて連想したのは、じつはこのシダでした。穏やかに丸まった葉先がリズミカルに並んで、とても絵になります。
ただ、穏やかなのは葉の形だけです。まさに名前どおりの葉柄はどうにもこうにも千切ることができなくて、もしや番線の代わりになるかと思うほどです。
ただ、そういう用途に使ったという説明を見ることはありません。どうしてこんなに強靱でなければいけないのか、その理由がさっぱりわからず、ワラビと名乗られても食べられそうもないし、見るたび悩ましい「ワラビ」です。

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7月11日(木) ツガ

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ツガを漢字で書くと栂です。この字は国字(日本で作られた字)で、ツガまたはトガという訓読みしかありません。意味的には写真の木を示すだけです。
たった一つの意味しか持たないこの漢字が贅沢なのか、逆に、使い回しのできない専用文字を持つこの木が贅沢なのか、世知辛い暮らしの人間からすれば、なんとも優雅というか、無駄の極みではないかと嫌みの一つも言いたくなります。
贅沢なのは名前だけではなくて、まるで針葉樹には見えないこの優しい姿もまたかなり特別感があります。どうしてトガっていないのにトガ(ツガの別名)なのかなぁ、とか思いながら見上げていると、しみじみとほのぼのしてきます。

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7月10日(水) オオフサモ

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うーん、風があったのかなぁ、とシカメっ面で写真を選びながら、葉の細かい様子は前に載せてあるから、マッ、いいか、と自分に言い訳です。
そう、たしかに2月も末、まだ水になんか近づきたくない季節に、けっこうな寄り方でこの水草を写しています。そのとき、オオフサモは有害雑草と書いたその証拠がこれで、多少ブレていても、池の水面を覆っていることがわかればOKなのです。
雌雄異株で、日本には雌株しかないというので、タネで増えるワケはありません。気楽には近づけないこの池にこうしてあることは、有害雑草よりも厄介な自己中人間の存在の証明です。駆除すべきは草より人間…悲しい事実です。

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7月9日(火) ダイダイ

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これはダイダイだそうです。この手の柑橘系を見分ける目が全然不足の自分は、こうして教えてもらいながら、微妙な違いを頭に擦り込まなくてはいけません。
第一印象:けっこうたくさん実がつくもんですねー。続いての感想:葉っぱが少し細くて長めですかねー。それに、かなり繁くつきますねー。 中身の味についてはもうスルーを決めているのでいいとして、不思議なのはナツミカンでもさんざん悩んだように可食時期です。夏のミカンが冬のうちから準備万端(お味OK)なように、正月飾りのダイダイは夏のうちからこの充実ぶりです。
さらに思い出せば、ハッサクも同じように半年前には完璧な姿でした。要は「この手の柑橘系」はじっくり型なのか早熟型なのか、よくわからん生態なのです。それでもそれぞれには世間的な「適機」があるわけで、食べられるものをわざわざ待つなんて、人間がそこまで豊かになっている証なのだろうなぁ…が締めの感想です。

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7月8日(月) パプリカ

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ずいぶん寸詰まりのピーマンだなと思ったものの、よく見れば果肉に張りがあり、そこはかとなく厚みも感じます。右奥に見えるものは赤くなり始めています。
家庭菜園というのはありがたいもので、たいがい根もとに札が刺さっています。ここのものは写真入りの立派な樹脂製で、これがパプリカだと示していました。
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さて、ピーマンとパプリカ、どこが違うのでしょう。結論としては植物分類的には同じものでした。果肉の厚みや味で呼び分ける(色はピーマンも赤くなる)ようで、シシトウのときに境目の曖昧さをぼやいことを思い出しました。
それは君の頭がピーマンだからさ!と自虐ネタをかまそうと思っても、どうやらきょうのワタシは「パプリカ頭」の方がふさわしいようです。

<補注> 学名的には同じなのに、素人眼にはまるで別物に写る野菜がまだありました。(2019年8月23日

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7月7日(日) イヌリンゴ(ヒメリンゴ)

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緑色のボディに赤みが少しずつ注してきているのがかわいくて、このタイミングも記録しておこうと撮りました。さて掲載にあたっては念のために素性調査です。ここ数年頼りにしているYListに先月不具合が発生し、回復は7月末と告知されてはいたものの、もしかしてと開いてみました。あーら、うれしや、早めに回復していました。
そこで「ヒメリンゴ」を検索すると、和名は「イヌリンゴ」でした。ガーン! すでに「ヒメリンゴ」で6回も掲載(下欄参照)しています。全部訂正です。あーあ。
というわけで、かわいい姿がメッチャ憎たらしく見えて来ました。多少赤みが兆している段階の写真もあったんだから、きょうは違うものにしようかなあ VS チャンスだよ、過去記事を全部正確にしよう…相克の結果は「義」の勝ちでした。

<イヌリンゴの過去掲載> ☆ 花と葉(2011年5月1日) ☆ 大きくなりかけの実、葉(2012年6月9日) ☆ 青い実、葉 、枝(2011年7月8日) ☆ 鈴なりの赤い実、葉、枝(2007年12月5日) <以下の2記事は別種である嫌疑濃厚> ☆ 真っ赤な実、枝(2006年1月8日) ☆ 真っ赤な実、葉、枝(2004年12月12日

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7月6日(土) ダリア(炎球)

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炎の球と書いて「えんきゅう」です。作出した人は星飛雄馬…というオヤジネタに絶好の一品(秋田の鷲澤さん、ごめんなさい)です。
たしかに、丸くて球のようなフォルムの花は硬球くらいのサイズです。いくぞぉ、花形ぁ、打てるものなら打ってみろぉ、、、あああ、すみません。
話を変えます。ダリアに「標準品」ってあるものでしょうか。どうもすべてに名前があるようで、名無しのゴンベ=ただのダリアはないみたいに思います。ブログを始めたころ、ただ「ダリア」としたものだって、本当はきっと立派な名前があったはずです。
そう言えば、あの記事にも出てきたワタシの爺さん(祖父)のダリア好きはなかなかのものでした。寒くなって、ダリアの芋を掘り上げるとそれを分球し、一つひとつに名札をつけるのです。紙の札に名前を墨書し、先を縒って芋に結びつけるのは、息子の嫁であるワタシの母の役目でした。当時も「ただのダリア」はなかったはずで、面倒な名前を口述筆記させられていた母上さま、誠にご苦労さまでございました。

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7月5日(金) ヤクシマオナガカエデ

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屋久島の固有種だというこのカエデを関東の地で眺めるのは、あまり楽しい心持ちではありません。なかなか縁がないなあ、屋久島。いや、縁なんてゴマカシで、案外にハードらしい高低差や行程距離にビビっているのだと思います。
なので、本場・本物の前にとりあえず植栽品を載せておきます。尾長という名前がとても呑み込みやすい葉の姿です。優しい色の若葉もチャーミングです。
これが紅葉するとなかなか美しいようだし、春の芽吹きもいいらしいし、さて現地を訪ねるときはどっちがいいだろう…と二択にするから決められないのです。まずは一回、下調べだと思って行けばいいという理屈はよくわかっています。

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7月4日(木) ヤマミズ

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そう言えば、ヤマミズは寒くなってから花と実をつけるんだったなぁ…と、彩りのない姿を写しながら思い出しました。ただ、あのころには茎が徒長してしまい、今回の写真のようなカーペット状の美しさがありませんでした。
したがって、季節による印象の違いがきょうのテーマです。と、これで終わるはずだったのに、「え、そうだったんだ」とうれしい誤算です。ヤマミズの学名を確認すると、Pilea japonicaとありました。Pilea、ピレア、え、あのピレア!?
間延びした秋の姿では、これがピレアの仲間と気づくのはやや高難度でした。ならば、いまの季節なら簡単かと言えば、「ピレア=皺々」と思い込んでいた素人には依然として高いバーではあります。
それでも、ピレア・モリスピレア・ヌムラリフォリアの写真と見比べながら、「なるほど、ピレア=ミズ属ねえ。仲間なんだ」と脳の皺に擦り込んでみました。

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7月3日(水) ヤブデマリ

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前も同じように上から見下ろす位置でヤブデマリの実を見つけました。当然ながら、花の時期にも俯瞰の写真があり、樹木は見上げて撮るものと相場が決まっているなかで、ヤブデマリは少しだけ異色の存在です。
樹高がないからそうなるわけではなく、枝を引き寄せたくても手が届かないこともあるくらい大きな木ではあるのです。そんな木を俯瞰できるわけはひたすらヤブデマリの生息環境にあります。沢に下る斜面が大好きなのです。
かくなる理由で、同じアングルで実の写真が登場しました。わざわざ持ち出した意味は実の色です。前よりずっと赤が鮮やかで、実は黒熟するのがパターンと思っていると、抜けていくタイプもあるのでした。さてこうなると、次はこの時期と花の時期の中間あたりを狙い、緑色の実を上から眺めてみたくなります。

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7月2日(火) クサレダマ

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二度目の登場になるクサレダマです。このブログには二桁の掲載回数を持つ種類も少なくないので、二度目を特にことわる必要は薄いとは思います。
ところが「二度目」のなかには自分的にかなり意味深いものがあって、今年に限れば、4月の「イボタロウムシの分泌物」と先月の「オニノヤガラの群生」がそれにあたります。なかなか出会うのが珍しくて、ようやく二度目の目撃となって、「ああ、こんな場所でこんな風に見られるんだ!」と気持ち良く納得するパターンです。
このクサレダマも、初回の邂逅時はなんの知識もなく、撮った写真にもそれがモロに出ているなぁ、と恥ずかしくなります。あれに比べたら、今回は脇役に添えたアシがクサレダマの生息環境を表現していて、けっこうイケテル気がします。
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葉裏をチェックする余裕が出たり(あまり意味はなかった・笑)、違う感じの花があることにも気づいたりもしました。この違い、たぶん「鮮度」にありそうです。咲き始め(左)は花びらがまだ短く、張りもあり、なによりシベが固まっています。
それが色気を増す(右)と花びらはあでやかにシナを作り、シベは奔放にその役割遂行に邁進します。そうそう、男女の色恋だって、あれは人間としての役割遂行なのだなぁ…と考えてみると、街で見かけるバカップルの姿も許せる気がします。

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7月1日(月) チャンチン

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無念!と唇を歪めながらも、ごく軽く、ヤッタ!と喜びました。かれこれ7年も狙っているチャンチンの「花」を、さて、これで「見た」と言えるものかどうか…。
ちなみに、先月の13日と16日、それぞれ別の場所でチャンチンの木をチェックしたときは、花穂の気配など皆無でした。正直、「今年も遅かったか」と落胆しました。ただ、樹下に花の残骸がまったくなかったので、一縷の望みはありました。
たった2週間で、花穂がグィーンと出てチャチャッと花が咲き終わることがあるものでしょうか。とりあえず何カ所かキープしてあるチャンチンの観察場所のうち、ここの木には花が咲くことを確認できました。神様、次はどうかパァッとお願いします。

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