6月8日(土) ムラサキ
あまりに悲しかったのはこれが室内展示品だったことです。秩父・武甲山でこれが保存栽培されていて、それを公開しているというので駆けつけました。
たしかに、百聞は一見に如かずで、前に「もしかしたらセイヨウムラサキか」と補注をつけた一品は、明らかに在来品とは違いました。両種の差を端的に示すのが最初の写真で、情けないほどにヒョローンと一本立ちでした。洋物は枝が元気よく横へのびて、ざっと見た感じがもうワサワサしているのです。
そして花や葉の違いです。在来品の花は純白でやや大きめ(直径1cm程度)、洋物の花も白くはあっても、帯黄白色と言われてややミルキーなのです。サイズも両方見ると納得で、こちらはキュッと詰まり気味に感じます。葉は在来の方がずっと毛深く、そして葉脈もまるで平行脈に見えてしまうほどに縦に深く走ります。
今回はヤッコラサッコラ出かけたわりには酷い写真しか得られない悲しい遠征だったものの、唯一の「やったね!」はこの一枚です。滅多矢鱈には見られない紫根はなるほど高貴なご様子で、情けない2枚の写真をカバーしてくれそうです。
たしかに、百聞は一見に如かずで、前に「もしかしたらセイヨウムラサキか」と補注をつけた一品は、明らかに在来品とは違いました。両種の差を端的に示すのが最初の写真で、情けないほどにヒョローンと一本立ちでした。洋物は枝が元気よく横へのびて、ざっと見た感じがもうワサワサしているのです。
そして花や葉の違いです。在来品の花は純白でやや大きめ(直径1cm程度)、洋物の花も白くはあっても、帯黄白色と言われてややミルキーなのです。サイズも両方見ると納得で、こちらはキュッと詰まり気味に感じます。葉は在来の方がずっと毛深く、そして葉脈もまるで平行脈に見えてしまうほどに縦に深く走ります。
今回はヤッコラサッコラ出かけたわりには酷い写真しか得られない悲しい遠征だったものの、唯一の「やったね!」はこの一枚です。滅多矢鱈には見られない紫根はなるほど高貴なご様子で、情けない2枚の写真をカバーしてくれそうです。
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