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6月18日(火) フタマタイチゲ

190618hutamataitige
梅雨とは名ばかりの強烈光線の下、あれれ、お前は!?と眉をしかめました。前回は名前の「フタマタ」をからかったのに、今度は「イチゲ」を糾弾です。
○○イチゲというのはだいたいが早春植物であって、いまごろは姿を消します。なのにこの勢いはなんとしたものですか。何階建てにも茎がのびて、4月に見たときよりは倍ぐらいの高さになっているではありませんか。
…という驚きは単に無知のさらけ出しでした。キンポウゲ科イチリンソウ属(Anemone)には、たしかに早春植物の一群があるものの、属名をそのまま名乗るアネモネもあればシュウメイギクも同属で、決して「フタマタ」だけが異常ではないのでした。
思わぬ事実を知って「知恵がついたなぁ」と喜ぶ気持ちの一方で、「属っていったいなんなんだよぉ」という怒りもフツフツで、始末の悪い素人です。

<「正常」なイチゲたち> ☆ イチリンソウ ☆ ニリンソウ ☆ キクザキイチゲ ☆ ユキワリイチゲ ☆ アズマイチゲ ☆ ヤブイチゲ
<追録> 上に載せた写真は花びらが平開していて、やや「らしく」なかったので、6月でも丸く梅花状に咲いているシーンを補完しておきます。(撮影:2024年6月6日)
P6060009

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