6月30日(日) カラシナ(セイヨウカラシナ)
季節を間違えた写真ではない証拠に、緑みを少しだけ入れました。毎年いまごろ、広い河原がこうして麦藁色の幾何学模様で埋め尽くされます。
ただ、ここのカラシナには悲しいことに発展性がなくて、いくらこれだけの種を作ったところで、この群生が勢力を広げることはないのです。その理由は、この川の両岸が高い護岸壁だからです。文字どおり、殖える「余地がない」のです。
もっと悲しいのは、川が一度増水すれば、これらの種は虚しく東京湾まで運ばれてしまうことです。それでもすべてが流されるわけではなく、また来年、芽吹いて花が咲き、この景色を作るはずです。この幾何学模様は無限の生命力の賛歌です。
ただ、ここのカラシナには悲しいことに発展性がなくて、いくらこれだけの種を作ったところで、この群生が勢力を広げることはないのです。その理由は、この川の両岸が高い護岸壁だからです。文字どおり、殖える「余地がない」のです。
もっと悲しいのは、川が一度増水すれば、これらの種は虚しく東京湾まで運ばれてしまうことです。それでもすべてが流されるわけではなく、また来年、芽吹いて花が咲き、この景色を作るはずです。この幾何学模様は無限の生命力の賛歌です。
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