6月22日(土) トキソウ
やや標高のある開けた場所に湿地があって、陽光が降り注いでいました。そこでこんな大物(かなり稀少種)に遭遇することができました。
3本咲いてはいたものの、ほかの株は時期を失していて、やむなく画面はこの一輪だけで作ることにしました。それでも十分に「座持ち」しているように思うのは、あながち撮った者の自己満足ではないはずで、凜とした美しさです。
その姿に見惚れながら、これがレッドリストに入るわけを考えました。この手の植物が減る理由としていつも槍玉に挙がるのは「開発行為」です。しかし、どんなにエグい業者でも、ここまで「不便」な場所には手をつけないでしょう。
トキソウ(など)が我々の視界から消えてゆく最大の理由は人間の「欲」であることをこうして確認すると、仏門がぐっと身近に感じられてしまいます。
3本咲いてはいたものの、ほかの株は時期を失していて、やむなく画面はこの一輪だけで作ることにしました。それでも十分に「座持ち」しているように思うのは、あながち撮った者の自己満足ではないはずで、凜とした美しさです。
その姿に見惚れながら、これがレッドリストに入るわけを考えました。この手の植物が減る理由としていつも槍玉に挙がるのは「開発行為」です。しかし、どんなにエグい業者でも、ここまで「不便」な場所には手をつけないでしょう。
トキソウ(など)が我々の視界から消えてゆく最大の理由は人間の「欲」であることをこうして確認すると、仏門がぐっと身近に感じられてしまいます。
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