6月14日(金) オニノヤガラ
グサッ・グサッ・グサッと3本です。前は1本だけ見て大興奮したので、今回は失禁でもしたかと言えばそうでもなく、先々月、イボタノキで経験した気持ちに似て、「よぉーし、鬼の尻尾(あるか・笑)くらいはつかんだぞ」と意気軒昂になりました。
と言うのも、前は「出る」ことで有名な山に「出た」という情報を得て探したのです。対して今回はまったくいきなりの遭遇、しかも林内とは言えほとんど平地、小径をフラフラしていたら、おっと3本、今度は2本、そのまた先にまたまた…とオニノヤガラの大安売り状態でした。こんな「珍品度低下」の経験はギンリョウソウでもしています。
そして、今回は興奮せずに見られたせいで、この植物の構造も少しわかりました。すでに花が終わっている茎(株)もあり、種ができているようでした。下位子房タイプで、萎れた花の下側が膨らんできています。多年性であるくせに年によって違う場所に出るのは、どうやらこの種が機能しているようなのです。
さらに、枯れてしまってはいても苞葉の存在が明らかです。キワモノとしか思っていなかったオニノヤガラが「ほーら、俺、ふつうだろ」と言っているようでした。
と言うのも、前は「出る」ことで有名な山に「出た」という情報を得て探したのです。対して今回はまったくいきなりの遭遇、しかも林内とは言えほとんど平地、小径をフラフラしていたら、おっと3本、今度は2本、そのまた先にまたまた…とオニノヤガラの大安売り状態でした。こんな「珍品度低下」の経験はギンリョウソウでもしています。
そして、今回は興奮せずに見られたせいで、この植物の構造も少しわかりました。すでに花が終わっている茎(株)もあり、種ができているようでした。下位子房タイプで、萎れた花の下側が膨らんできています。多年性であるくせに年によって違う場所に出るのは、どうやらこの種が機能しているようなのです。
さらに、枯れてしまってはいても苞葉の存在が明らかです。キワモノとしか思っていなかったオニノヤガラが「ほーら、俺、ふつうだろ」と言っているようでした。
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