« 4月3日(水) ゴエッペルチア・ゼブリナ | トップページ | 4月5日(金) パフィオペディルム・オリビア »

4月4日(木) ボタンクサギとカシワバアジサイ

190404botankusagi
うわ、そそるなぁと思って接写してみたものの、うーん、この若葉がなんの木のご幼少時代なのか自信が持てません。先が尖り、幅がゆったりしたこの形と、分厚くて硬そうな質から「あれかな?」とは考えても、いまいち自信が持てません。
そこでちょっと端っこを擦ってみました。あ、正解! この香り、ゴマのあれです。どうしてゴマの香りを「臭い」としたものか、先人の感性を訝りながらも、いままで花にばかり惹かれて撮っていたボタンクサギについて、春の鑑賞法を知りました。
190404kasiwaba_b
同じく、この季節にはノーマークだったカシワバアジサイです。裏表の色のコントラストが絶妙だし、形はもうこの段階からしっかり「あれ」でした。
そして、その若葉の付け根にあるのは、なんと去年の葉です。1月の半ばにまだきれいなのを確かめてはいても、まさか桜の季節にまで残って二世代同居するなんて、「人生100年時代」などと喧(かまびす)しい人間をあざ笑うかのようです。

<補注> この時点からひと月遡って冬芽が割れ出すころ、カシワバアジサイの枯れ葉はまだ本来の形を保っていました。(2022年3月4日

過去のきょう 2018 イタドリ 2017 ハナニラ 2016 オオミスミソウ(ユキワリソウ) 2015 ハラン 2014 アブラチャン 2013 ソシンカ 2012 オオカンザクラ 2011 キクザキイチゲ 2010 ハナニラ 2009 チョウジザクラ 2008 ノジスミレ 2007 アザレア 2006 ヤブレガサ 2005 カタクリ

|

« 4月3日(水) ゴエッペルチア・ゼブリナ | トップページ | 4月5日(金) パフィオペディルム・オリビア »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 4月3日(水) ゴエッペルチア・ゼブリナ | トップページ | 4月5日(金) パフィオペディルム・オリビア »