4月4日(木) ボタンクサギとカシワバアジサイ
うわ、そそるなぁと思って接写してみたものの、うーん、この若葉がなんの木のご幼少時代なのか自信が持てません。先が尖り、幅がゆったりしたこの形と、分厚くて硬そうな質から「あれかな?」とは考えても、いまいち自信が持てません。
そこでちょっと端っこを擦ってみました。あ、正解! この香り、ゴマのあれです。どうしてゴマの香りを「臭い」としたものか、先人の感性を訝りながらも、いままで花にばかり惹かれて撮っていたボタンクサギについて、春の鑑賞法を知りました。
同じく、この季節にはノーマークだったカシワバアジサイです。裏表の色のコントラストが絶妙だし、形はもうこの段階からしっかり「あれ」でした。
そして、その若葉の付け根にあるのは、なんと去年の葉です。1月の半ばにまだきれいなのを確かめてはいても、まさか桜の季節にまで残って二世代同居するなんて、「人生100年時代」などと喧(かまびす)しい人間をあざ笑うかのようです。
そこでちょっと端っこを擦ってみました。あ、正解! この香り、ゴマのあれです。どうしてゴマの香りを「臭い」としたものか、先人の感性を訝りながらも、いままで花にばかり惹かれて撮っていたボタンクサギについて、春の鑑賞法を知りました。
同じく、この季節にはノーマークだったカシワバアジサイです。裏表の色のコントラストが絶妙だし、形はもうこの段階からしっかり「あれ」でした。
そして、その若葉の付け根にあるのは、なんと去年の葉です。1月の半ばにまだきれいなのを確かめてはいても、まさか桜の季節にまで残って二世代同居するなんて、「人生100年時代」などと喧(かまびす)しい人間をあざ笑うかのようです。
<補注> この時点からひと月遡って冬芽が割れ出すころ、カシワバアジサイの枯れ葉はまだ本来の形を保っていました。(2022年3月4日)
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