4月23日(火) イシワリソウ

なかなか豪華な咲き具合ながら、個々の花はややくたびれ気味です。あとひと月も早ければ、この花穂を包んだ総苞がまるで鏨(たがね)のような形で、「石を割る」ように地面から突き出てくるのが見られたはずです。

ただ、この時期に会えたメリットとして、こんな貫禄のある葉を鑑賞できました。成人男性の掌ほどのサイズで厚みがあり、尖った鋸歯が物騒です。一方、葉裏の紫色はとてもやさしくて、表裏のギャップというかその含みが見どころです。
このイシワリソウに近い仲間(ユキノシタ科)にタンチョウソウがあって、まだ葉が出ない段階から花茎が徒長した姿まで収録しています。見た目はかなり近いのに、鶴を連想したり鏨を思い浮かべたり、人間の目とは自由勝手なものです。

ただ、この時期に会えたメリットとして、こんな貫禄のある葉を鑑賞できました。成人男性の掌ほどのサイズで厚みがあり、尖った鋸歯が物騒です。一方、葉裏の紫色はとてもやさしくて、表裏のギャップというかその含みが見どころです。
このイシワリソウに近い仲間(ユキノシタ科)にタンチョウソウがあって、まだ葉が出ない段階から花茎が徒長した姿まで収録しています。見た目はかなり近いのに、鶴を連想したり鏨を思い浮かべたり、人間の目とは自由勝手なものです。
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