4月21日(日) ミツバツチグリとヤエノミツバツチグリ
HP(増補版)には収録しているのにこちら(ブログ)には入れ忘れたままという草木が少なくなくて、「もしや?」とミツバツチグリを撮ってみたら正解でした。10年以上前に更新をやめたHPの内容にまだ追いつけない牛歩ブログです。
で、そのHPの2006年記事を読み直したら冷や汗が出ました。ツチグリをふつうの草本と解しています。「え、ツチグリってキノコだぞ」とこのごろ掲載した記事を確認し、「どうしてこんな間違いをしたんだ!」と過去の自分を激しく責めました。
ところが、なのです。落ち着いてツチグリのことを調べたら、それはキノコのツチグリ(Astraceus hygrometricus)ではなく、ミツバツチグリと同じバラ科キジムシロ属であるPotentilla discolor(未収録)のことなのでした。つまり昔の自分の方がいまより素直に(浅い知識にとらわれず)勉強していたことになります。
そしてこちらは八重のミツバツチグリで、その出自はまったくわかりません(注)。自然発生するとも言うし、園芸店で売っていたという情報もあります。ずいぶん昔に撮ったこの写真をいま見直せば、雄シベはしっかり存在していて、この八重は雄シベが変化したものではなく単純に花びらが分化したものに思えます。
で、そのHPの2006年記事を読み直したら冷や汗が出ました。ツチグリをふつうの草本と解しています。「え、ツチグリってキノコだぞ」とこのごろ掲載した記事を確認し、「どうしてこんな間違いをしたんだ!」と過去の自分を激しく責めました。
ところが、なのです。落ち着いてツチグリのことを調べたら、それはキノコのツチグリ(Astraceus hygrometricus)ではなく、ミツバツチグリと同じバラ科キジムシロ属であるPotentilla discolor(未収録)のことなのでした。つまり昔の自分の方がいまより素直に(浅い知識にとらわれず)勉強していたことになります。
そしてこちらは八重のミツバツチグリで、その出自はまったくわかりません(注)。自然発生するとも言うし、園芸店で売っていたという情報もあります。ずいぶん昔に撮ったこの写真をいま見直せば、雄シベはしっかり存在していて、この八重は雄シベが変化したものではなく単純に花びらが分化したものに思えます。
<補注> ヤエノミツバツチグリはミツバツチグリの品種(f.)という扱いです。
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