3月13日(水) オウゴチョウ(オオゴチョウ)
サンバの音楽が聞こえてきそうに派手な花です。西インド諸島を中心に熱帯アメリカ全体に分布するそうなので、サンバダンサーたちがこの花のイメージをコスチュームに取り入れたと考えるのは、けっこうアタリに思えます。
オウゴチョウ(注2)は黄胡蝶で、やや苦しげな和名です。開いたばかりの花だと縁がたしかに黄色ではあっても、どう見てもこれは橙色(注1)です。胡の字だって、まさかこれを日本産と見る人はいないでしょうから無駄に感じます。はた衛門に命名させてもらえたなら、これはサンバノキで決まりだったのに、残念です。
1枚目写真で明らかなようにマメ科で、この豆は長さ10cmほどになります。あのジャケツイバラと同属(注3)なので、枝にはけっこう危険な棘があります。英語圏ではFlower fenceという呼び方もするようで、やはりそんな用途があるのでしょう。
オウゴチョウ(注2)は黄胡蝶で、やや苦しげな和名です。開いたばかりの花だと縁がたしかに黄色ではあっても、どう見てもこれは橙色(注1)です。胡の字だって、まさかこれを日本産と見る人はいないでしょうから無駄に感じます。はた衛門に命名させてもらえたなら、これはサンバノキで決まりだったのに、残念です。
1枚目写真で明らかなようにマメ科で、この豆は長さ10cmほどになります。
<補注1> 花が単純な黄色の品種もあるので、あまり責められません。
<補注2> 和名のカタカナ表記には揺れがあって、YListではオウゴチョウを標準、オオゴチョウを別名としています。またゴと濁さずコとする表記も少なくありません。
<補注3> ジャケツイバラ属は細かく分割され、オウゴチョウは現在はカエサルピニア属(Caesalpinia)とされています。
<補注4> 近場に観察しやすいオウゴチョウがありました。(2021年10月23日)
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