3月12日(火) ゴエッペルチア・ベラ

種小名であるベラ(bella)はラテン語由来の単語で、「美しい・すてき・きれい」などを意味します。いくつかのカラテア(注2)を取り上げてきた目からすれば、これだけを特別にBella!と褒めあげることもなかろうとは思いながら、もしブラジル(原産地)のジャングルでいきなりこれを見たら、やっぱりBella!と呟きそうです。
葉色の薄い部分は、これはかなり緑色をしている部類です。もう少し白っぽいもの、銀色に見えるもの、黄色みを帯びているものなど、変化幅があります。

さて1枚目写真の地面には花の塊が二つ見えています。カラテアには茎がないので、花茎は地面からそれだけが噴き出していて、これが本当にベラの花なのか、少し迷いました。実際、2枚目写真の後方にもサトイモ科らしい葉が見えています。
調べたら、どうやらこれがベラの花でOKでした。自分はクロタリフェラでカラテアの花(ではなく苞)を初めて知ったので、かなり意表を突かれました。しかし、カラテア類の花はたぶんベラのタイプを基準に考えるべきようです。(注3)
葉色の薄い部分は、これはかなり緑色をしている部類です。もう少し白っぽいもの、銀色に見えるもの、黄色みを帯びているものなど、変化幅があります。

さて1枚目写真の地面には花の塊が二つ見えています。カラテアには茎がないので、花茎は地面からそれだけが噴き出していて、これが本当にベラの花なのか、少し迷いました。実際、2枚目写真の後方にもサトイモ科らしい葉が見えています。
調べたら、どうやらこれがベラの花でOKでした。自分はクロタリフェラでカラテアの花(ではなく苞)を初めて知ったので、かなり意表を突かれました。
<補注1> この記事のあと、ゼブリナ・フミリオやランシフォリアにも花がついたのを見つけ、追録しておきました。
<補注2> かつてはカラテアとされていたものの多くがゴエッペルチア属に分類変更されました。この記事も掲載当初は「カラテア・ベラ」としていたのに、タイトルを新分類に変更します。本文中の「カラテア」は「カラテアおよびゴエッペルチア」と読み替えが必要です。(2024年1月19日)
<補注3> カラテアとゴエッペルチアの見分け基準は多くを花に頼る(開くタイプ=ゴエッペルチア、籠タイプ=カラテア)ので、この本文末尾の一文は削除とします。
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