2月6日(水) ゴエッペルチア・マコヤナ
カラテア(注4)類は温室では下生え的によく植えられています。似たような葉ものが多いなかで、カラテアは茎がない、つまり地面から葉柄が出て、その先に葉が一枚つくという特徴で見分けます。ヒトツバと同じつくりです。
そんなカラテア類が中南米には300種もあるそうで、いろいろ目移りするなかから、かなり派手めのマコヤナを取り上げました。じつはこの派手さにさらに花を添えたくて、掲載をずっと控えてきました。上に「ヒトツバと同じ」とはしたものの、それは茎がないたとえであって、シダではないので立派に花はつけるのです。
このカラテア類をよく知らなかった昔、たまたまカラテア・クロタリフェラの花穂に目を奪われたことがあります。ほかのカラテアも、あのように苞が主体の花をつける(注4)らしく、今回は待ちきれなかったマコヤナを始め、派手な上にもクドクドしい姿を撮影できないものか、悪い趣味に後押しされながら温室の逍遙は続きます。
そんなカラテア類が中南米には300種もあるそうで、いろいろ目移りするなかから、かなり派手めのマコヤナを取り上げました。じつはこの派手さにさらに花を添えたくて、掲載をずっと控えてきました。上に「ヒトツバと同じ」とはしたものの、それは茎がないたとえであって、シダではないので立派に花はつけるのです。
このカラテア類をよく知らなかった昔、たまたまカラテア・クロタリフェラの花穂に目を奪われたことがあります。ほかのカラテアも、あのように苞が主体の花をつける(注4)らしく、今回は待ちきれなかったマコヤナを始め、派手な上にもクドクドしい姿を撮影できないものか、悪い趣味に後押しされながら温室の逍遙は続きます。
<補注1> ゴエッペルチア・ゼブリナ・フミリオを収録しました。(2019年2月16日)
<補注2> このマコヤナを細身にしたようなランシフォリアを収録した機会にその2種を比較しました。(2019年2月28日)
<補注3> 同じマコヤナという種小名を持つルエリアの収録にあたり、マコヤナが人名由来と知りました。(2022年3月3日)
<補注4> 従来はカラテアとして一括されていたものの多くが、新分類体系・APGⅣではゴエッペルチア属に区分変更されました。このマコヤナもその一員であり、記事タイトルを変更します。
なお、本文中でカラテア類の花に触れている部分は理解が浅いままの記述であり、ゴエッペルチア属は花びらが明瞭、カラテア属(新)は苞が籠状というのが現在の見分け方法のようです。したがって、文中に引用しているクロタリフェラは新分類でもカラテア属に残りました。(2024年2月)
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