2月22日(金) マツバラン

懺悔と悔悟が渾然一体の写真です。4年前、偶然に我が物となったマツバランを掲載したとき、その姿を「これがマツバランのすべて」とやっていました。
たしかに、葉や根はないという意味では「茎だけ」の植物ではあっても、シダ類ですから、こうして立派に胞子嚢という「茎以外のパーツ」がつくのでした。

まるで花の蕾のように見えても、三室に分かれたカプセルが開くと、そこから出るのは白っぽい粉(胞子)だけです。このカプセル(胞子嚢)は、若いうちは緑色で、それがだんだんに色が上がってきて、最終的には薄茶になります。
マツバランの「その後」を見つけるのになぜ4年も要したかと言えば、あの偶発的到来品はいつの間にか姿を消したからです。よそで初めて「茎以外のパーツ」を見つけ、激しく動揺したために、二枚の写真は涙と冷や汗で滲んでいます。
たしかに、葉や根はないという意味では「茎だけ」の植物ではあっても、シダ類ですから、こうして立派に胞子嚢という「茎以外のパーツ」がつくのでした。

まるで花の蕾のように見えても、三室に分かれたカプセルが開くと、そこから出るのは白っぽい粉(胞子)だけです。このカプセル(胞子嚢)は、若いうちは緑色で、それがだんだんに色が上がってきて、最終的には薄茶になります。
マツバランの「その後」を見つけるのになぜ4年も要したかと言えば、あの偶発的到来品はいつの間にか姿を消したからです。よそで初めて「茎以外のパーツ」を見つけ、激しく動揺したために、二枚の写真は涙と冷や汗で滲んでいます。
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