2月16日(土) ゴエッペルチア・ゼブリナ・フミリオ
辛抱堪らず花(穂)のないカラテア(注)を10日前に取り上げたら、自制の枠がはずれてしまいました。花はまたそのうちと見切りをつけて、カラテア本来の見どころである葉の美しさに浸っておくことにします。
緑の濃淡だけでこれほど魅せてくれるのは、濃緑模様の端が矢筈に切れていることにかなり依存しています。また、葉表が微妙にベルベット状で、木漏れ陽を怪しく吸収したり、逆に跳ね返したり、葉とも思えぬニュアンスを醸します。
本来のゼブリナは葉裏が紫を帯びるのに、このフミリオ(Calathea zebrina ‘Humilior’)はそこが緑です。園芸種のくせにあえて色を捨てるなんて、付け加えるだけが育種の方向かと思えば、こういう渋め路線もあるのでした。
緑の濃淡だけでこれほど魅せてくれるのは、濃緑模様の端が矢筈に切れていることにかなり依存しています。また、葉表が微妙にベルベット状で、木漏れ陽を怪しく吸収したり、逆に跳ね返したり、葉とも思えぬニュアンスを醸します。
本来のゼブリナは葉裏が紫を帯びるのに、このフミリオ(Calathea zebrina ‘Humilior’)はそこが緑です。園芸種のくせにあえて色を捨てるなんて、付け加えるだけが育種の方向かと思えば、こういう渋め路線もあるのでした。
<追録> 「またそのうち」の機会は意外に早く訪れました。(撮影:2019年5月26日)
<補注> これまではカラテアとされていた多くの品種がゴエッペルチア属に移されてしまい、このフミリオの標題も変更しています。(2024年1月15日)
過去のきょう 2018 オウゴンチク 2017 クロコダイルファーン 2016 コスモス 2015 ウメ(黒雲) 2014 センボンヤリ 2013 ラムズイヤー 2012 キリ 2011 カワヅザクラ 2010 パフィオペディルム・サンデリアヌム 2009 カカオ 2008 ベンジャミン 2007 サルココッカ 2006 ワルナスビ 2005 ヒメオドリコソウ
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