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1月31日(木) フィロデンドロン・シルバーメタル

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ヤバイなあ、こういうのに寄り道しているから、基本種の掲載が進まないよ…という反省は一応しながらも、やっぱり載せずにいられませんでした。光り物に弱いという自分の気質に加えて、フィロデンドロンの深い世界に魅せられてもいます。
ただこれは園芸種なので、それでなくても膨大(700種とも)なフィロデンドロンの数をまた増やす「憎い」ヤツではあるわけです。憎いと可愛いは裏表というのはどこの世界でも同じかぁと、妙な納得をしてしまいます。
母種はPhilodendron imbeで、その葉色はごくふつうの緑に見える一方、写真によっては銀色を内包しているように思えるものもあります。色よりはむしろ葉の向きがおもしろくて、シルバーメタルはこうして鉾が空を向くのに、母種は反対です。だめだよ、お母さん、元気に行こうよ!と張り切っている孝行息子です。

過去のきょう 2018 クロウメモドキ 2017 メマツヨイグサ 2016 パイナップル 2015 ヒイラギナンテン 2014 シネラリア(サイネリア、フキザクラ) 2013 アロカシア(クワズイモ) 2012 モクセンナ  2011 ウメ 2010 ベニヒモノキ 2009 ネズミサシ 2008 サネカズラ 2007 ヤマアイ 2006 ヤダケ 2005 シナマンサク

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番外編 : 手のひらサンニッパ

Stylus1s
撮るぞと気合いが入っている日なら、2㎏やそこらの重さは苦になりません。このごろ激写小僧をするときは、300㎜望遠をつけたK50マクロをつけたKxの2台を襷がけというのが標準装備でした。これで山坂を歩けばいい運動にもなります。
ただ、所用のついでにちょっと寄り道をするとか、主目的が撮影ではないお出かけとか、そういうときまでいつもデジイチを携える(1台でも)のはシンドイことです。できればマクロから300㎜までを1台でカバーできて、軽量で描写力もそこそこというコンデジはないものか、ずっと探していました。いまどきは10万!もするプレミアムコンデジというジャンルがあって、お金さえあれば望みはわりと簡単に叶います。
簡単ではないのはお財布事情で、うーん清水か、いや待てと懊悩するうち、ひょいと見つけたのがSTYLUS-1Sでした。OLYMPUSというメーカーは自分的には死角で、つい慣れたPENTAXとか、かつての愛機LUMIXの上級機とか、そんなところばかりを探していたのです。ここは思い込みを捨て、冷静にスペックを見ると、こりゃー、なかなか良くできた1台です。自分ニーズを完璧に充足しています。
新品だとそれなりの値段であっても、シャッター3,000回に満たない新古品みたいな出物があったこともポチッを後押ししました。届いてみると、まず驚異的な軽さです。デザインや大きさがちょっと半端でも、見かけは気にしないので無問題です。
使ってみて驚いたのは連写の速さで、同じことを感じたK50をさらに上回ります。だいたいが露出をブラケットにしているので、一瞬で3枚撮れるのは大助かりです。本体の軽さもあって、手ブレも防ぎやすく感じます。どの焦点距離でも開放絞り値をF2.8のままにできることも美点で、けっこうデジイチ風のボカシが効きます。
モニターがチルトする機種というのも、やっと初体験です。低いアングルのときでも這い蹲らなくていいし、片手を差し上げての撮影でも被写体を目視できるのがこんなに楽とは、使ってみてこその感激でした。一方でファインダー撮影もできるので、ふだんはデジイチ的にそこを覗き込んで、慣れた感覚で使えます。
メーカーによる色味の違いが多少気になって(自分はPENTAXの赤みが好き)はいるものの、前にちょっと使ったEOS M(緑や青に振れ過ぎに感じる)に比べたら違和感は少なめです。きょうのフィロデンドロン・シルバーメタルのような色合いなら、たぶん自分でも、あとで使用機種がわからなくなる可能性が大です。
外に持ち出したのがまだ5回なので、レビューというにはほど遠くても、今回のポチッはけっこう正解だったなというのが総まとめです。あまりに「いろいろなこと」ができすぎて、初めての日は操作にとまどうことしきり(取説首っ引き)だったものの、それは単純に慣れの問題でした。スーパーマクロやデジタルテレコン(テレ端300mmが倍に)もかなり便利で、気合いの入った日でもこれ1台で良さそうな気がしています。
ただ、デジイチのシャッターを落としたときの安心感(?)や満足感はまた次元の違う話であって、これからは持ち出すカメラの選択に迷う日々です。

<補注> きょうの標題の意味や、このカメラの詳しい解説はこちらです。

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1月30日(水) キンゴウカン

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赤があれば白(オオベニゴウカンVSシロバナオオベニゴウカン)があり、銀(ギンゴウカン)があればこうして金があるのでした。皆さん、マメ科だけに、なんとも忠実(まめ)なものです。今朝の埼玉はマイナス2度の予報、冷えます。
ただ、大括りにはマメ科でも、このキンゴウカンはAcacia、つまりギンヨウアカシアあたりと同属なのに対し、花のサイズは似たものでもギンゴウカンはLeucaenaです。金銀セットは属違いで、そんな目で見ると豆果もずいぶん違います。
というか、こっちの豆、そそります。茹でたらかなりいけそうです。ただ、写真左上方のものを含め、あちこちに綿毛が見えます。もしかして中身はパフパフですか? この莢が開くころ、しっかりと確認しなくてはいけません。

過去のきょう 2018 コシノカンアオイ 2017 ヒゼンマユミ 2016 ツクバネガシ 2015 アガベ(吉祥天) 2014 タチバナ 2013 ヒトツバヒイラギ 2012 シモバシラ  2011 テイカカズラ 2010 シンビジウム(愛子さま) 2009 オオイタビ 2008 シロミマンリョウ 2007 ノシラン 2006 マンサク 2005 ホトケノザ

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1月29日(火) ラケナリア・ビリディフロラ

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世のなかに翡翠色の花というのは、これとヒスイカズラしかないのだそうです。「ない」と断言できるのか!?と突っ込みを入れたくても、「じゃあ三つ目を見つけてごらんよ」と逆襲されるとすぐ窮するので、とりあえず通説に従っておきます。
キジカクシ科ラケナリア属という初めて知る分類ではありながら、草丈や葉の感じ、あるいは花の付き方がヒアシンスを思わせます。
哀れなのは名前で、これでは覚えようとする人が極端に限定されます。ヒスイカズラに倣って「ヒスイズイセンなんてどうよ!」と勝手を考えました。たぶん「下手の考え休むに似たり」でしょうから、ほざいただけですぐ取り下げておきます。

過去のきょう 2018 ハンノキ 2017 ニホンスイセン 2016 キチジョウソウ 2015 ブラシノキ 2014 リュウノウギク 2013 ビカクシダ 2012 ヒマラヤトキワサンザシ  2011 クリスマスローズ(ニゲル) 2010 ヒメアリアケカズラ 2009 イモカタバミ 2008 イスノキ 2007 シキミ 2006う ニシキギ 2005 ハナカンザシ

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1月28日(月) ヌルデ

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あれれ、コイツもそうでした。葉柄内芽というしかけです。およよ、ヌルデの葉柄って、そんなに付け根が太かったか?と過去掲載を見直すと、たしかにそこがふつうよりはやや膨らんでいます。下調べがないと、こんなウッカリばかりで、次は脱落した葉柄の基部に虚ろなスペースがあることの確認が必要です。
さらに言えば、その葉柄(葉軸)が落ちる前に小葉が落ちてしまうことの確認もできない(忘れた)ままです。虚ろなのはヌルデの葉柄ではなく、我がオツムです。
落ち込みそうになりながらこの冬芽に目を戻したら、ヌルっと心が和みました。オシャレな首輪(葉痕)をつけてもらった白熊ベイビーです。同じように熊の赤ちゃんを連想したポポーの冬芽は、差し詰め羆(ひぐま)だったのでした。

過去のきょう 2018 シモバシラ 2017 ジャボチカバ(キブドウ) 2016 ギンゴウカン 2015 ツタバウンラン(ツタガラクサ) 2014 ハイドゥン(ベトナムツバキ、カイドウツバキ) 2013 イヌシデ 2012 ブロッコリー(ミドリハナヤサイ)  2011 ワルナスビ 2010 アレッポマツ 2009 タガラシ 2008 タンキリマメ 2007 ガガイモ 2006 ダイオウショウ 2005 カンザキアヤメ

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1月27日(日) スギノハカズラ(アスパラガス・デンシフロルス、アスパラガス・スプリンゲリ)

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きのうの「真っ赤」がジャングル育ちで温室撮影なのに比べると、こちらの「真っ赤」は日本の寒空でも平気の平左です。アフリカ大陸の南端部の出身だそうで、「アフリカ=暑い」という自分の短絡思考はあらためなくてはいけません。
つけられた和名は、杉の葉も葛もけっこうしっくりといい感じです。別に杉のような大木になるわけではなく(常緑多年草)、あくまで葉が杉のそれみたいという意味で、胸丈ぐらいにワサワサと絡まるように茂ります。
この葉と実からうっすら想像できるように、アスパラガス仲間です。このことを強調したいのか、素敵な和名はあまり使われず、アスパラガス・デンシフロルスとかアスパラガス・スプリンゲリと呼ばれます。どちらも学名そのままで、それが二つあるのはシノニムです。和名も含め、三つ覚えようとすると、頭がワサワサします。

<補注> 仲間にはキジカクシもいます。

過去のきょう 2018 ハクウンボク 2017 ジグザグカクタス(フィッシュボーンカクタス) 2016 ウチワサボテン・アカエボシ 2015 ニワトコとオニグルミ 2014 アマドコロ 2013 ミズカンナ 2012 カジイチゴ  2011 メリケンカルカヤ 2010 コウヤボウキ 2009 レモン 2008 アオキ 2007 パンジー 2006 ヒノキ 2005 オキザリス・バーシカラー

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1月26日(土) ベニバナトケイソウ

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ふつうのトケイソウの花だって全然ふつうではない奇態なのに、それがこんな色だし大きいし、自己顕示欲もここまでいけばもう尊敬するしかありません。
きのうのストロマンテで園芸種に毒づいたばかりなので、この真っ赤な花ももしかして人の手になるものかと調べました。いやいや、立派な原種でした。ボリビアのジャングルあたりではこれがパッパカ・パッパカと咲いているようです。
花がこんな色なら、あの丸い実は青だったりして?と調べても、その様子がどこにも見当たりません。いささか使命感が沸いてきました。いえ、まさかボリビアへ現地調査に行くわけではなくて、ときどきこの温室に来てみようという程度です。

過去のきょう 2018 センボンヤリ 2017 ニシキマツ 2016 ゴエテア・ストリクティフローラ 2015 ホソバヒメミソハギ 2014 コノテガシワ 2013 ソメイヨシノ(ほか3種) 2012 イワガネソウ  2011 ソシンロウバイ 2010 ジャノヒゲ(リュウノヒゲ) 2009 アカマツ 2008 ニワウルシ 2007 ビオラ 2006 チンゲンサイ 2005 ジャノヒゲ

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1月25日(金) ストロマンテ・サングイネア・トリオスター

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彩り豊かな温室のなかでもひときわ目立ちます。ここまで派手に変身させられる前のオリジナルのストロマンテ・サングイネアは、和名をウラベニショウ(裏紅蕉)と言って、表側は緑一色なのに、裏が赤紫のシックな存在でした。
それをまあ、どこのどなたがどうイジったものやら、この賑やかさです。緑とピンクと黄色でしょうか、園芸名がトリオスターなので、三色ほどは識別できる自分の視力は正常なのでしょう。類似品にトリカラーとかマルチカラーというのもあって、これらが別物なのか呼び方の違いなのか、自分には判断できません。
いずれにせよ、葉がこれだけカラフルならもう十分と思うのに、ストロマンテには真っ赤な花がつくのです。そのクドーい姿を見せてくれるのは、願わくばイジられる前のシンプルな裏紅蕉さんであってほしいと思うことしきりです。

過去のきょう 2018 ヒュウガミズキ 2017 ムラサキケマン 2016 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2015 コルディリネ・オーストラリス・レッドスター 2014 シラン 2013 オオツワブキ 2012 ドイツトウヒ  2011 セツブンソウ 2010 カニクサ 2009 シロマツ 2008 イイギリ 2007 コバノタツナミ 2006 ウツギ 2005 フユザクラ

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1月24日(木) コースト・バンクシア(バンクシア・インテグリフォリア)

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通称がコースト・バンクシアで、名前どおりに沿岸部に多いそうです。もちろん、日本の沿岸を探してもあるわけはなくて、オーストラリアの話です。
それが日本のけっこうな標高の花壇(地植え)で花をつけていました。過去掲載では地植え温室もどちらも3月に花を見せていて、バンクシアというのはけっこうとき知らずに周年で花を咲かせるもののようです。
正式にはBanksia integrifoliaで、インテグリフォリアはほかの植物の種小名としてもときどき見かけます。Integri(全体)+folia(葉)なので、植物学的にいう全縁(鋸歯のない、マルッとした葉)のものがこう命名されます。
たしかに自分の過去掲載2種(トゲトゲ&ギザギザ)と比べるとintegrifoliaと名付けた気持ちはわかります。ただ、このバンクシアは葉裏の白がかなり効いているので、自分ならalbaretro(裏が白い)としたかな…と知ったかぶりっ子です。

過去のきょう 2018 コチャルメルソウ 2017 ウメ(麝香梅) 2016 ウバメガシ 2015 ヒコウキソウ 2014 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2013 マチク 2012 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)  2011 ハクモクレン 2010 ナンヨウザクラ 2009 カボス 2008 キンシバイ 2007 ヒマラヤユキノシタ 2006 トキリマメ 2005 ヘクソカズラ

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1月23日(水) エスキナンサス・マルモラツス

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チッ、花の盛りをハズしたか。さらにこの葉っぱだよ。表側はどうピントを合わせたってボケているようで憎たらしいのぉ。ただし、裏返したら、こりゃ痺れました!
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それでも、やはり花をきれいに撮りたくて別の温室に行きました。咲いてました。けれどやっぱりショボイです。かなり意識しないと見つかりません。そしてこっちは雄シベが目立ちます。比べると、1枚目写真は雌シベがこれ見よがしでした。
このエスキナンサスの場合、花は二の次で、盛りのくせにこんな(茶色っぽい緑)色合いなのでした。つまりは、こんな(↑)角度で楽しめるように、ハンギングで高い位置に吊して育てるのがマルモラツスの「正しい」扱い方です。
おととしの暮れ、かなりレアものだと思って収録したエスキナンサスも、先月のツイスターを経てこれで三つ目です。前の二つは木本としたのに、今回のものは草本です。花も赤が基本だと思ったらこれでした。出身地である南洋のジャングルそのままに、エスキナンサスの世界はどっぷりと深いようで、楽しみになりました。

過去のきょう 2018 ツルアジサイ 2017 セキショウ 2016 ハートカズラ 2015 ユリノキ(ほか2種) 2014 ラッパ水仙 2013 アカハナワラビ 2012 シロヤマブキ  2011 シマオオタニワタリ 2010 セイロンマンリョウ 2009 ケヤキ(むさしの1号) 2008 ニワトコ 2007 マンサク 2006 モミジバフウ 2005 ハボタン

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1月22日(火) シュロチクヤシ

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小葉の一枚が腕の長さほどもあって、なんともスケールが大きいのです。原産地のニューギニアあたりだと、これが雲を突いて立ち並ぶようです。
左端に写った竹のような幹はこのヤシのものです。羽状複葉が落ちた葉痕が竹の節のようになり、グイグイ・グイグイと生長するわけです。
このシュロチクヤシはヤハズヤシ属(Ptychosperma)の一員で、本来のヤハズヤシだと小葉の先が矢筈型になるのに対し、ふつうに笹の葉状です。雄シベの目立つ花をつけ、そのあと真っ赤な実を数珠状につけるそう(属共通)で、現地に飛ぶ勇気にも資金にも恵まれない身では、温室での僥倖だけが頼りです。

過去のきょう 2018 ハイゴケ 2017 クサトベラ 2016 キンヨウボク 2015 ヘラオオバコ 2014 カジイチゴ 2013 マテバシイ 2012 フモトシダ  2011 オヒルギ 2010 サンタンカ 2009 ヒメリュウキンカ 2008 チョウセンゴミシ 2007 シュロチク 2006 サンシュユ 2005 イヌビワ

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1月21日(月) アザミゲシ

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けっこう「生きて」います。葉の棘はまだ気合いを失っていないし、茎にも十分な力が秘められています。アザミゲシは一年草のはずなのに、図鑑にも寒さにも「負けてなんかいらんないよ!」ということでしょう。
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夏に撮った写真(2枚目)でもすでに立派だった実が健在です。この実の汁には薬用になる成分が入っていて、量を間違えるとヤバイそうで、棘よりも危険です。

さて、上にリンクさせた記事を探していて焦りました。過去掲載にアザミゲシがなく、そんなワケはなかろうと全記事検索したら、アザミゲシとしていたタイトルをシロアザミゲシに訂正していました。たしかに、ふつうに言うアザミゲシ(花が黄色)はArgemone mexicanaで、花が白い方はA. hispida、別物なのです。
今回撮影したこの屈強な株はたしか黄花で、前に撮った気はします。ただ、いつものことながら、過去ファイルを探すよりは新しく撮影する方が確実という理屈で、7月の予定にこの場所を書き込んでおきました。

<補注> どういう風の吹き回しか、記事を上げたあと、あっという間に昔のフォルダーから花の写真を見つけてしまいました。ただ、花の開き具合も絵としての満足度も低いので、この夏の再挑戦は不可欠です。(撮影:2006年11月6日)
Azamigesi
過去のきょう 2018 イチジク(ほか2種) 2017 ビカクシダ 2016 オキザリス・レグネリー 2015 ハゼノキ 2014 シュンラン 2013 房咲き水仙・ペーパーホワイト 2012 フィカス・プミラ(オオイタビ)  2011 ジュズサンゴ 2010 クマシデ 2009 ワビスケ(太郎冠者) 2008 トベラ 2007 インドゴムノキ 2006 ガマズミ 2005 コウヤボウキ

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1月20日(日) ピンポンノキ

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ボサノバの定番曲にBim Bomというのがあって、たいした歌詞はなくてほぼBim bom bim bim bom bomの繰り返しです。ポルトガル語の意味なんてわからないし、そのリフレインはビンボー・ビンボーと聞こえて、気分はあまり良くない歌です。
いや、話は貧乏ではなくピンポンノキです。温室ではわりと定番品のくせに、いつも花や実はなくて、そのうちピンポン球みたいな花か実がついたらここに載せてやろうと思っていました。そんなお馬鹿の目に飛び込んだのがこの実です。
どこがピンポン球ですか。ぜんぜん丸くないじゃないっすか…とこの場所で呟いたのはワタシだけじゃないと思うのです。温室さん、説明板、必要ですって!
中国原産で、彼の地での名前が「頻姿」、英語圏の人はpimpomと呼ぶそうで、発音がそうなのでしょう。日本的に読めば「ヒンシ」でしょうから、もしかして「瀕死の木」にされたかもしれず、それを思えばピンポンで妥協しておきますか。
花も、ここで文字説明するのは避けたい奇態なので、それを写せるまで、ヒンシノキならぬピンポンノキの名前由来を忘れないでいたいものです。

過去のきょう 2018 ガーデンハックルベリー 2017 トレベシア・パルマタ 2016 ウナズキヒメフヨウ 2015 ヤマアイ 2014 キンカン 2013 ヤマハンノキ 2012 木立性ベゴニア  2011 カラテア・クロタリフェラ 2010 チンカピン 2009 ムベ 2008 シモバシラ 2007 バコパコピア・ガリバーライラック 2006 カンツバキ 2005 チョウセンレンギョウ

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1月19日(土) ヤッコカズラ(フィロデンドロン・ペダツム)

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広場で凧揚げをしている親子がいると、部屋でピコピコしているよりは100倍も麗しい姿だとうれしくなります。ところが!なのです。揚げている凧が凧ではないのです。どれもこれもがビニール製のカイトで、風情がないこと夥しいのです。
奴凧がなくなったら、奴は冷や奴でしか人々に認識されなくなってしまいます。奴さんの衣装の袖に四角な紋(豆腐型)があるのを見なくなったら、冷や奴の語源も知らずに豆腐をパクつく輩ばかりになってしまいます。涙です。
じゃあ、ワタシをお部屋に連れ帰って、奴型の葉っぱを愛でてくださいよ!とヤッコカズラが囁いていました。フィロデンドロン仲間のわりには生長もゆっくりであまり大きくならないのが日本的見地からの美点です。
ただし、お髯もなければ半纏も着ていないので、それで奴とは図々しいぞと毒づいてやりました。そしたら、「アッシが奴と呼べと頼んだわけじゃござんせん。イヤだったらPhilodendron pedatumと正式に呼んでおくんなさい。P. laciniatumでもいいっすよ」だそうで、どうにもかわいげのない奴なのでした。

過去のきょう 2018 コウヤボウキ 2017 セロジネ・クリスタータ 2016 ショウジョウアナナス 2015 乙女サザンカ 2014 ホオズキ 2013 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2012 シロミナンテン 2011 レッド・ジンジャー 2010 セイヨウヒイラギ 2009 シホウチク 2008 カリン 2007 チョウセンマキ 2006 ニホンスイセン 2005 オケラ

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1月18日(金) アオギリ

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まさかのスケスケルックでした。どういう役目かよくわからない実の莢は、12月なかごろには枯れ色ながらもまだゴワついて丈夫なものだったのに、あれからの1カ月というのは、まさに寒晒しの期間だったのでしょう。
それにしても、あのころにはすでに自然離脱した仲間も少なくなかったのに、いまこうして見上げれば、「枝を離れたくない」莢と種がまだこんなにいます。
落ちてこそ役割全うの莢と種なのに、なにをそんなにしがみつくのでしょう。あ、そう言えば国産横綱さんの「散り方」を世間はどう評価することでしょう。一方で先任横綱さんは土俵際をクルクル舞いながらも勝ちを拾っていて、たぶんこのアオギリの莢のように、白く抜けるまで散らずに居残るのでしょうなあ。

過去のきょう 2018 コウヤワラビ 2017 アカリファ・ウイルケシアナ 2016 フサフジウツギ(ブッドレア) 2015 ホウレンソウ 2014 ハイカンツバキ 2013 ハンノキ 2012 サンジャクバナナ  2011 シマナンヨウスギ 2010 キジョラン 2009 シロヤブツバキ 2008 サザンカ 2007 カクテル(つるバラ) 2006 ホトケノザ 2005 キソケイ

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1月17日(木) タイワンツバキ

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名前のとおり台湾に産するほか、中国の南部からベトナムあたりまでが自生のテリトリーだと言います。それらの土地より、1月の平均気温で10度ほども低いここらなのに、現地と変わらずいまごろ花を咲かせていて、勤勉なものです。
なおかつ、でかいです。かなり仰ぎ見て撮っているし、構図の上にまだまだ幹はのびているので、10m以上はありそうです。日本のツバキとは異質です。
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派手な雄シベのなかから棍棒のように突き出ている雌シベも、ふつうのツバキでは見たことがないような気がします。気がするだけで、「明らかに違う」と言い切れないのが悲しいところで、こうして「観察ポイント」が少しずつ増えるのでしょう。

過去のきょう 2018 ナニワイバラ 2017 メハジキ 2016 アロエ・ベラ 2015 センダン 2014 ノシラン(白実タイプ) 2013 ネコヤナギ 2012 ヒメユズリハ  2011 ブッソウゲ(ハイビスカス) 2010 ナンテン 2009 トウゴマ 2008 チゴカンチク 2007 フクジュソウ 2006 フユシラズ 2005 カラタチ

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1月16日(水) ネリネ・ウンドゥラタ(ヒメヒガンバナ)

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だいぶ苦しげではあっても、年の内からしぶとく・しぶと~く咲き続けています。そもそもの花びらが細くて縮れているので、枯れたあとでも色が濃くなっただけみたいなゴマカシ効果があります。冬にはありがたい、華やかな存在です。
じつはこの花よりも苦しげなのははた衛門でした。どうやら花びらの細いこの種類はNerine undulataで、和名をヒメヒガンバナというらしいのです。
ただ、ネリネにはもう少し花びらの幅が広い種類もあり、あちらはNerine sarniensis、およびそれを母種とする園芸種群なのです。さらにそれ以外にもNerineにはいくつかの系統があって、和名のヒメヒガンバナがどこまでをカバーするものか、いまの自分にはよくわからないのです。頼りのYListもNerineやヒメヒガンバナのことはまったく無視してくださっています。
自分の過去記事の写真を見直しても、2004年のものはundulataっぽいし、2011年のものはsarniensis系だろうとは思うものの、どちらも街でたまたま撮ったもので、その素性を調べることはいまとなっては不可能です。
というわけで、今回のタイトルは少し長くなったわりに、過去記事のタイトルはそのままにしておくことにしました。たった3文字で済んでいたものがじつはみんなとても不完全な名前だなんて、どうにも気色悪い事態になったものです。

過去のきょう 2018 ナガバハグマ 2017 シナマンサク 2016 ブーゲンビリア 2015 プリムラ・マラコイデス 2014 ラッキョウヤダケ 2013 ウメモドキ 2012 キカラスウリ  2011 コチョウラン 2010 ニオイザクラ(ルクリア) 2009 トボシガラ 2008 トウカエデ 2007 ユキワリソウ 2006 ウメ 2005 スズカケノキ

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1月15日(火) ミルトニア・バートフィールド・ドロレス

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あ、ミルトニアだ!と思ったのだから、前の出会いはよほど強烈なインパクトがあったもののようです。と言うか、たぶん好きだから覚えていたわけで、自分って案外に派手好きだったんだなぁと一人で照れてしまいました。
垂れた唇弁だけではなくほかの花びらも大きくて、パンジーオーキッドというあだ名で呼ばれているようです。実際、正式な名前はMiltoniopsis Bert Field 'Dolores'とけっこう長いので、あだ名を使う必要は高いのでしょう。
ただ、作出した人はたぶんドロレスさんにこれを捧げたはずで、ドロレスさんはおそらく美人でしょうから(笑)、自分的には「ドロレス」でいくつもりです。
おっと、学名がMiltoniaではなくMiltoniopsisになっているのは間違いではなく、最新分類だとそうなるそうで、この辺の事情には目をつぶることにします。

過去のきょう 2018 ウグイスカグラ 2017 ウツボカズラ(ネペンテス) 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 早咲きツバキ(西王母) 2014 アシタバ 2013 スズメノエンドウ 2012 アメリカヒイラギ  2011 アンスリウム(ラベンダー・レディー) 2010 カミガヤツリ(パピルス) 2009 メキシコラクウショウ 2008 ウメ(八重寒紅) 2007 ホウキイヌツゲ 2006 ブラキカム・マウブディライト 2005 カリフラワー

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1月14日(月) コブミカン

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自分的にはお初だったものの、このコブミカンはなかなかの有名人でした。この葉が入っていないトムヤムクンやグリーンカレーは邪道なのだそうです。
その葉はまるで冗談のように2枚が縦につながっています。タネを明かせば、付け根側の1枚は葉柄の翼で、それが2枚1セットに見えているわけです。
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実の皮も、味付けや香り付けに使われるほか、殺虫剤にも使われるし、最近の研究だと癌まで抑えるのではないかと期待されているようです。
このごろは近所にレモングラスを数株植えているお宅ができました。このコブミカンも、暖地なら日本でも露地栽培できるようで、志木が暖地かどうか、あのお宅が試してくれないものかと虫のいいことを考えてしまいます。

過去のきょう 2018 タイアザミ 2017 ヒカゲヘゴ 2016 マルハチ 2015 キクイモ 2014 ブーゲンビリア 2013 フッキソウ 2012 ホトトギス  2011 カナリーヤシ(フェニックス) 2010 コクテンギ 2009 ラクウショウ 2008 ニホンスイセン 2007 チチコグサモドキ 2006 ツルウメモドキ 2005 カンツバキ

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番外編 : マウスの代替わり

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いつごろからか、マウスの動きが微妙に鈍くなり、掃除をしたり電池を替えたりはしてみたものの、症状は改善されません。いったいどのくらい使ったのか、過去記事をたぐってみたら、挙動不審になったM310は7年前の購入でした。
これは年貢の納め時と観念してネット発注したのが写真のM560です。ロジクールでは100番台ごとに上位機種になるので、前よりも2段階の昇格です。当然ながら、支払額もM310より1,000円ほど嵩んでしまいました。
さてその使い心地はと言うと、いい意味でも悪い意味でも敏感です。ワタシの使い方程度では、テキトーに劣化してくれたマウスの方が良かったような…。
さて、あと7年後?のために自分への申し送りです。センサーの位置が前と同じでないと、使い心地が違ってしまうのです。そして、じつは機種によって、その位置が違うこともあるのです。前のM310が親指側だったので、そこが同じであることもM560を選んだ大きな理由でした。マウスを買うときは「裏」ですぜ、はた衛門さん!

<補注> 記事に書いた「敏感すぎ」の問題はすぐに慣れて解消しました。ただ、ときどき(1カ月おきくらい・原因不明)スクロール動作が自分の設定と違ってしまうことが気になっています。
設定アプリで元に戻せばいいだけとは言え、なぜそうなるのかわからないのがちょっとイヤな感じです。(2019年3月18日)

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1月13日(日) クサキョウチクトウ(オイランソウ)

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ちょっと意地悪に遣り手婆を思い出してしまいました。いくら標準和名がクサキョウチクトウでも、つい花魁草と呼ぶわけで、花魁の「その後」です。
容色衰えたあと、街で客の袖を引いている姿がダブります。茎頂部にうっすら微かに残った色みがよりいっそう哀れです。諸行無常・盛者必衰です。
…という抹香臭いコメントはあとからのカッコつけで、現場では驚きが先でした。なにせ花の盛りから半年です。よくぞ刈り取られずにいてくれたものです。
シャープな葉の形やタフな茎の存在にもあらためて目を洗われました。どんな種ができているのか、枯れきった花殻を揉んでみたものの、それらしい「物体」が見当たらなかったことだけがわずかな心残りです。

過去のきょう 2018 タチバナモドキ 2017 オニノゲシとノゲシ 2016 エピスシア(エピスシア・クプレアタ) 2015 モクレイシ 2014 モンステラ(ホウライショウ) 2013 ナヨクサフジ 2012 ロウバイ  2011 センダン 2010 ハアザミ(アカンサス) 2009 ハアザミ(アカンサス) 2008 ヒヨドリジョウゴ 2007 ツルウメモドキ 2006 クヌギ 2005 房咲き水仙・ペーパーホワイト

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1月12日(土) ベニバナクサギ

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この木の素性を調べていたら、わりと親しんできたあのクサギまでがクレロデンドルムだったと知りました。クサギの学名を意識したのは初めてです。
このベニバナクサギはClerodendrum splendens、ふつうのクサギはC. trichotomum Thunb.、つまりこの木は勝手にクサギを名乗っているわけではなく、両者は本当に同属なのでした。そういう目で見れば、たしかに花も葉も、ちょっとキャラが立ち過ぎるきらいはあっても、作りはクサギとよく似ています。
もちろん、こんなアクの強さは外来のもので、アフリカ生まれです。在来のクサギと同じに野山に蔓延られては日本の景観が台無しになるので、ぜひにも温室のなかで悠々自適のお暮らしを続けていただきたいものです。

過去のきょう 2018 ヒメガマ 2017 カシワバアジサイ 2016 イブキ(ビャクシン) 2015 イタドリ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 サイカチ 2012 カシワバハグマ  2011 リュウキュウバショウ 2010 ツワブキ 2009 ハリエニシダ 2008 ロウバイ 2007 ドイツトウヒ 2006 センダン 2005 ロウヤガキ

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1月11日(金) タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット)

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これでは松明(たいまつ)ではなくて消し炭です。強い光線から自己防衛するために、幼い葉が赤みを帯びることはわりとよくあるパターンです。それがタイマツバナの場合には赤を通り越してここまでの色になってしまうのでしょう。
素性を考えると、シソ科らしい色ではあります。そして、花に気を取られることなくシゲシゲと見ると、まるで霜が降りたように密生した毛がきれいです。
花が終わればお役御免で、次の主役に場所を譲ってしまうので、「撮るだけ~」の人は初めて見るシーンです。多年草なので、抜かずにおけばこうして寒風を突いて幼生が芽吹いて来るのでした。消し炭から大きな炎が燃え立ちます。

過去のきょう 2018 マーガレットコスモス 2017 ベゴニア・エキノセパラ・エロンガティフォリア 2016 オカトラノオ 2015 カナリーヤシ 2014 アングレクム・セスキペダーレ 2013 ヤブレガサ 2012 ケナシサルトリイバラ(サンキライ)  2011 フユアオイ 2010 ユズリハ 2009 ハリギリ 2008 シマタケ 2007 ゼニゴケ 2006 イブキ(ビャクシン) 2005 カンザクラ

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1月10日(木) シイクワシャー(ヒラミレモン)

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わざわざ室に州ミカンだなんて、新年早々、悪い駄洒落です。ただ、株元に名札があったので確認すると、ひょぇ、ヒラミレモンなのでした。
ふーん、こんなに色づいて、サイズだって小さめの温州ミカンです。試食できないのでWikiにあたると、緑色のうちはあの酸味でも、完熟すると甘いのだそうです。
というわけで、姿に驚いたあとは名前にも振り回されました。前回掲載では「いわゆるシークヮーサー」としたものの、その発音のバラエティに手を焼き、いっそ和名なら問題なかろうとタイトルをヒラミレモンに絞ったのでした。
ところが今回のYList調べで、標準和名はシイクワシャー、ヒラミレモンは別名であることがわかりました。Wikiのタイトルはシークヮーサーで、これは日本果汁協会の標準表記なのでした。ところがところが!そのジュースの原材料表記はシイクワシャーで、これは農業(植物学)的な標準表記に従っているのでした。
ボトルの正面ではシークヮーサー、裏返すとシイクワシャー、爽やかなジュースの裏側にはなんとも面倒な話が貼り付いているのでした。

過去のきょう 2018 キュウリグサ 2017 アメリカデイゴ(カイコウズ) 2016 ヒメフヨウ 2015 ハッカクレン 2014 コクテンギ 2013 サネカズラ 2012 バンダ(洋ラン)  2011 ブータンルリマツリ 2010 カゴノキ 2009 チャボタイゲキ 2008 ツバキ(詳細不明) 2007 ゴシキトウガラシ 2006 シバザクラ 2005 ダイコン

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1月9日(水) ラシャカキグサ

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まるでこのままおろし金に使えそうです。隣に大根でも植えていてくれればと真面目に考えました。ここのオーナーさん、来年はよろしく!です。
それにしても、前にラシャカキグサを載せたのは12月で、枯れっ枯れとは言え、地上部は被写体になり得ました。今回はそれが全滅で、この姿です。
あらためてラシャカキグサの性質を調べると二年草でした。つまり去年のうちに発芽して冬越ししているこの根生葉は正しい姿で、前回掲載の姿は弁慶の立ち往生…写せたのがとてもラッキーだったというわけです。
そうと知れば、今年はこの場所で「新鮮な」花(注)やら、その後の「できたてホヤホヤ」の引っ掻き道具を激写しなくてはなりません。その前に、寒のうちに大根持参でここを再訪するのも良さそうです。熱燗入りのサーモスも必携ですなあ。

<補注> 花どきの撮影はできたものの、それは決して美的ではなく、さらに引っ掻き道具は開花前からしっかりと形成されているのでした。(2019年7月24日

過去のきょう 2018 シロヒモノキ 2017 ホシダ 2016 ヘツカラン 2015 ハマビワ 2014 スノードロップ 2013 リュウノウギク 2012 ハナカイドウ  2011 マメキンカン(キンズ) 2010 カンボタン 2009 カンザクラ 2008 レモン 2007 ネメシア 2006 タマサンゴ 2005 ロウバイ

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1月8日(火) シロモジとクロモジ

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枝の先に突き出た葉芽の両脇にタマタマがあって、あれれ、女の子だったくせに、と笑ってしまいました。シロモジ(雌株)の冬芽の姿です。
きれいだった形と色は見る影もないとは言え、葉がかろうじて残っていました。ほかの向きの枝にはもうまったく残っていなくて、これは周りを巡るのに十数歩を要する大きな木なので、枝ごとの環境条件に差があることがわかります。
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さて、シロモジと言えばクロモジです。名前が対というだけでなく、本当に近い仲間(クスノキ科クロモジ属)なので、冬芽の様子も似ていました。
ただ、突き出た葉芽と丸い花芽という基本構成は同じでも、笑いは出ません。この木の雌雄は不明ながら、雄株のような気がします。クロモジは雄株の方が花のサイズも数も上回るので、花芽の多さはそのせいかと思います。
ということで、とても不完全な白黒比較になったことを反省です。そのうち、シロモジの雄株(注)とクロモジの雌株の冬芽を撮る必要があります。寒い・寒いとぼやきながら、こういうときだけは春が遅いことを念じてしまいます。

<補注> 同じような季節にシロモジの雄株をチェックできました。(2019年12月8日

過去のきょう 2018 ヤブレガサ 2017 クチナシ 2016 ウツギ 2015 ゼラニウム(斑入り葉ゼラニウム) 2014 ツルウメモドキ 2013 キンメイチク 2012 ヤマラッキョウ 2011 ハッサク 2010 クログワイ 2009 ウメ(寒紅梅) 2008 オニドコロ 2007 マーガレット 2006 イヌリンゴ 2005 マサキ

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1月7日(月) デンドロビウム(ユキダルマ 'クイーン')

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婆ちゃん(バアソブ)のために爺ちゃん(ジイソブ)探しに躍起になったのとは逆で、王様のためにようやく女王様を収録して差し上げました。
ただし、問題はキングとクイーンの差がやっぱりわからないことです。名札があったのでここに出してはみるものの、どうにも違いが見つかりません。
物の本によれば、純白の花弁・唇弁の喉部に濃黒褐色の目という特徴は両者変わりなく、わずかにクイーンの目の周りが淡黄色だと言います。言われればそんな気はしても、膝ポンとはなりません。あと、目の外縁の波打ち(滲み)が少ないのもクイーンの特性だそうで、これはちょっとそんな風にも見えます。
今回またキングとクイーンを調べてみて初めてわかったのは、ランの世界ではキングがレアものになっていることです。1972年の作出で、年数が経ったことが理由らしくても、もっと古いランに事欠かないはずです。作出したナーセリーが供給をやめているようで、どうやら王様はリタイアし、女王様の御代になったらしいのです。

過去のきょう 2018 ヤマボウシ 2017 タンキリマメ 2016 ベロニカ・グレース 2015 イイギリ 2014 アネモネ 2013 アマチャヅル 2012 サンシュユ  2011 カンレンボク 2010 イオノプシディウム(バイオレットクレス) 2009 ノリウツギ 2008 オオイヌノフグリ 2007 ニンジン 2006 ザボン 2005 フユシラズ

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1月6日(日) サラサドウダン

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あーあぁ、ほかの木の枯れ葉をこんなにかぶっちゃって、と思ったら違いました。これは自分の実なのでした。ここまで干上がっても花柄はしっかり丈夫です。
そして、俯いて咲く花のままに下向きにぶら下がっています。これは仲間のアブラツツジと同じだし、自然な成り行きです。思えば、ドウダンツツジの実が花と違って空に向くことに引っかかっていました。どこにも変わり者はいるものです。
ただ、もう少し早い季節にここに来るべきだったとは思います。写真中央に葉が1枚残っていて、もしかして、花だけでなくこの葉の色づきまで更紗模様だったりしたらサイコーでした。おや、まだ初夢から醒めていないようです。

過去のきょう 2018 ゴウダソウ 2017 ツタ(ナツヅタ) 2016 タイミンチク 2015 タンキリマメ 2014 ソシンロウバイ 2013 テイカカズラ 2012 トキワイカリソウ  2011 ガガブタ 2010 シュロガヤツリ 2009 タラヨウ 2008 コナラ 2007 スギゴケ 2006 ノイバラ 2005 ヒヨドリジョウゴ

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番外編 : 不濁病(ふだくびょう)

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勝手な病名をつけました。お役人がかかりやすい症状です。
これ(↑)がその病気を発見した看板で、我々住民は「やなせ『が』わ」と濁らせる名前が濁っていません。前に交差点の名前を濁らせない病を隣の新座市で発見したので、この辺の自治体の流行病(はやりやまい)でしょうか。
Yanasegawa
ちなみに、不濁看板の近くにはこんなものもあって、しっかり『が』です。これは県が設置者なので、 不濁病は市レベルで流行しているもののようです。
Singasikawa
柳瀬川とは並行して流れ、志木市役所付近で合流する新河岸川も濁りません。『が』としないと発音しにくいと思うのに、どうしても濁りたくないようです。
Irohahukuro
ことは川だけではなく、そこにかかる橋も濁りません。
Hajimehasi
さらに、旧新河岸川にかかる小さな橋まで、この徹底ぶりです。いわゆる内規というヤツでもあるのでしょうか。それとも公務員は潔癖でなければならないという責任感の表れだとしたらすばらしいことです。
いずれ、地元で「濁る・濁らない」が話題になることなど皆無で、蟷螂の斧というかごまめの歯ぎしりというか、ご苦労さまではあります。こんな些事を見つけて喜ぶ爺さんがいて、 不濁病の患者さんたちはさぞや喜んでくださることでしょう。

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1月5日(土) ムチゴケ

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正月のうちから鞭(むち)の話だなんて、はた衛門、よっぽどSですかあ。いえ、そうじゃなくて、この茎から出ている枝を鞭と見た人が問題だと思います。
その鞭に加えて、正確に二股に分かれていく育ち方がこの苔の特徴です。さらにもう一つ、鎧の小札(こざね)のように重なる葉もこの苔の美点です。
水気が好きで、常に水滴のあるような場所に育ちます。ということは、こんな寒い時期じゃなくて、夏でしょ、出番は…というセルフ突っ込みがなきにしもあらずで、ピシーッ・ピシーッと鞭がなります。あ、Mですか、はた衛門さん。

過去のきょう 2018 ゴウダソウ 2017 ツタ(ナツヅタ) 2016 タイミンチク 2015 タンキリマメ 2014 ソシンロウバイ 2013 テイカカズラ 2012 トキワイカリソウ  2011 ガガブタ 2010 シュロガヤツリ 2009 タラヨウ 2008 コナラ 2007 スギゴケ 2006 ノイバラ 2005 ヒヨドリジョウゴ

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1月4日(金) ヒサカキ

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もう何度か歩いた山道の両脇がこの木だらけでした。いくら歩いても、コヤツが生えています。いままでまったく意識しませんでした。ものが見えていないという反省は毎度のことでも、およそ1km、ヒサカキに馬鹿にされながらの散策でした。
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実生の幼木もたくさんあって、いままで人里でしか見てこなかったヒサカキの「本当の姿」を思い知らされました。実をつけない雄株(↑)では花芽が賑やかで、それに気づいてから雌株を見直すと、黒い実に紛れて花芽もちゃんとありました。
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ついでだから木肌も学ぼうと具合のいい被写体を探していたら、こんな好都合の幹がありました。けっこう上品な材で、樹皮のきれいさとよくマッチしています。
サカキの代用品という「こちら側」の知識で眺めてしまいがちだったヒサカキは、山のなかでは立派な主役でした。今年最初の「目から鱗」です。

過去のきょう 2018 ナンバンギセル 2017 ロウバイ 2016 ハクウンボク 2015 ミドリノスズ(グリーンネックレス) 2014 バクチノキ 2013 エゾマツ 2012 オンシジューム(赤)  2011 ヒメコウジ(チェッカーベリー) 2010 ホンコンカポック(シェフレラ) 2009 アカザ(暫定) 2008 ハマアザミ 2007 ユーカリノキ 2006 ソシンロウバイ 2005 オタフクナンテン

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1月3日(木) イソギク

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ここまで寒さが募っても元気に花をつけているし、「磯」菊という名前に反して海なし埼玉でもこうして育つし、ありがたやー!の素材です。
目移りするものとてないこの時期なので、ジトーッと寄ってみました。それも、花ではなく葉がターゲットです。前に載せた写真ではそこがいい加減でした。
裏側のやさしい白さに心惹かれます。モフモフと柔らかくて、こんなシーツがあったら3秒で眠りに落ちそうです。その白さが表側に回り込んできて、葉の縁を白く彩るところがイソギク最大のチャームポイントです。
表側もフェルト状態で、まるで手芸作品みたいではあっても、中脈や側脈がごくうっすらと窺われて、これが自然の造形であることを主張しています。

過去のきょう 2018 ハマセンダン 2017 シマオオタニワタリ 2016 アブラナ(ハナナ) 2015 ヒメシャラ 2014 カントウタンポポ(暫定) 2013 コウリンタンポポ 2012 メディニラ・マグニフィカ(オオバヤドリノボタン)  2011 チリマツ 2010 ブラジルマツ 2009 カクレミノ 2008 フウセントウワタ 2007 ギョリュウバイ 2006 シロミナンテン 2005 ウメ

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1月2日(水) オカメザサ

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いつもはボウボウにのびているお寺の門前のオカメザサがこんなにピシッと刈り込まれて、お正月用のおめかしをしていました。
Photo
撮ったのは大晦日で、鐘楼にはいくつか電球がつけられ、本堂のお賽銭箱には投光器が向けられ、臨戦態勢にあったのはオカメザサだけではありませんでした。そうそう、仏様たちもふだんよりはきれいなお顔をしていらっしゃいました。
初詣のあの混雑はTVで眺めるものと決めているものぐさ太郎です。仏様だって疲れるであろう日は避けて、前日にひとりのんびりと手を合わせておきました。

過去のきょう 2018 スイセンノウ(フランネルソウ) 2017 イボタノキ 2016 ゴンズイ 2015 タイワンホトトギス 2014 ヤブコウジ 2013 ヒュウガミズキ 2012 アオサンゴ  2011 ダイオウショウ 2010 ハイマツ 2009 ロドレイア 2008 ゴクラクチョウカ 2007 キンセンカ 2006 イイギリ 2005 モウソウチク

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1月1日(火) アニソドンテア・マルバストロイデス

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元日はやっぱりお花がいいなあ、それも温室で楽をしないで、寒風に耐えて咲く健気なヤツ…と思ってほっつき歩いていたら、ありました。注文どおりです。
しかし名前がどうにもこうにもで、こりゃー三歩と言わず一歩でギブアップです。ただ、種名のマルバストロイデスはマルバストラムにちなんでいるのでしょうから、これは大丈夫です。問題は属名で、初めて出会いました。
この属(Anisodontea)はアオイ科の宿根草で耐寒性が強いグループです。総じて花が小さいのが玉に瑕というかアオイ科らしくないところで、このマルバストロイデスの花も径が3cmに満たないものです。それがこうして寒風を突いて咲き続けるのですから、そのいじらしさに感じて、ギブアップなどせず、頑張ってみましょう。

過去のきょう 2018 ヒゼンマユミ 2017 シンゴニウム 2016 セントウソウ 2015 オオベニゴウカン 2014 ヘクソカズラ 2013 カンアオイ 2012 センジュラン 2011 アカマツ 2010 アカマツ 2009 ヒメコマツ(ゴヨウマツ) 2008 ダイダイ 2007 ハタザクラ 2006 ユズリハ 2005 クロマツ

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