1月12日(土) クレロデンドルム・スプレンデンス
<タイトル訂正> 掲載当初は記事の標題を「ベニバナクサギ」としていましたが、当時から補注でもことわったように、この呼び方にはいささか難点があります。かつ屋外でふつうに見るものではないのであえて和名で呼ぶ必要も薄いと感じます。
そこで、この蔓性植物本来の姿を載せるのを機会に、学名のカタカナ読み一本に絞ることとしました。下の本文は当初のままです。(2024年1月18日)
-----------------------------------------------------
この木の素性を調べていたら、わりと親しんできたあのクサギまでがクレロデンドルムだったと知りました。クサギの学名を意識したのは初めてです。
このベニバナクサギは Clerodendrum splendens、ふつうのクサギは C. trichotomum、つまりこの木は勝手にクサギを名乗っているわけではなく、両者は本当に同属なのでした。そういう目で見れば、たしかに花も葉も、ちょっとキャラが立ち過ぎるきらいはあっても、作りはクサギとよく似ています。
もちろん、こんなアクの強さは外来のもので、アフリカ生まれです。在来のクサギと同じように野山に蔓延られては日本の景観が台無しになるので、ぜひにも温室のなかで悠々自適のお暮らしを続けていただきたいものです。
このベニバナクサギは Clerodendrum splendens、ふつうのクサギは C. trichotomum、つまりこの木は勝手にクサギを名乗っているわけではなく、両者は本当に同属なのでした。そういう目で見れば、たしかに花も葉も、ちょっとキャラが立ち過ぎるきらいはあっても、作りはクサギとよく似ています。
もちろん、こんなアクの強さは外来のもので、アフリカ生まれです。在来のクサギと同じように野山に蔓延られては日本の景観が台無しになるので、ぜひにも温室のなかで悠々自適のお暮らしを続けていただきたいものです。
<補注> ボタンクサギ(Clerodendrum bungei)の別名がベニバナクサギとされているので、混同しない注意が必要です。
過去のきょう 2018 ヒメガマ 2017 カシワバアジサイ 2016 イブキ(ビャクシン) 2015 イタドリ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 サイカチ 2012 カシワバハグマ 2011 リュウキュウバショウ 2010 ツワブキ 2009 ハリエニシダ 2008 ロウバイ 2007 ドイツトウヒ 2006 センダン 2005 ツクバネガキ(ロウヤガキ)
| 固定リンク
コメント