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1月11日(金) タイマツバナ(モナルダ、ベルガモット)

190111taimatubana
これでは松明(たいまつ)ではなくて消し炭です。強い光線から自己防衛するために、幼い葉が赤みを帯びることはわりとよくあるパターンです。それがタイマツバナの場合には赤を通り越してここまでの色になってしまうのでしょう。
素性を考えると、シソ科らしい色ではあります。そして、花に気を取られることなくシゲシゲと葉に見入ると、まるで霜が降りたように密生した毛がきれいです。
花が終わればお役御免で、次の主役に場所を譲ってしまうので、「撮るだけ~」の人は初めて見るシーンです。多年草なので、抜かずにおけばこうして寒風を突いて幼生が芽吹いて来るのでした。消し炭から大きな炎が燃え立ちます。

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