12月9日(日) ズミ(キミズミ)
交差点の信号ではあるまいに、赤と緑(青)と黄色をそろえてしまいました。緑色の段階から赤くなるだけだと思っていたズミの実の黄色バージョンです。
ただ、自分には珍しくてもそれほどレアものではないらしく、これをキミズミと呼ぶのだとか、いや、ズミの色違い扱いでいいのだとか、意見が分かれています。さて自分はどちらに加担したものか、目玉おやじたちを眺めながら考えました。
まずは「面倒はイヤだな」という怠け心が来ます。ズミに黄色があることがわかっていればいい話で、名前はシンプルが一番です。
そしてキミズミという音が問題です。森村誠一の『人間の証明』でジョニーが残す謎の言葉「キスミー」を思い出してしまうのです。あの小説のもっとも泣かせる部分で、この実を見るたびにジーンと来たらたまらんなぁ…と考えました。
そんなこんなで、きょうのお題ではキミズミを括弧扱い(↓)です。
ただ、自分には珍しくてもそれほどレアものではないらしく、これをキミズミと呼ぶのだとか、いや、ズミの色違い扱いでいいのだとか、意見が分かれています。さて自分はどちらに加担したものか、目玉おやじたちを眺めながら考えました。
まずは「面倒はイヤだな」という怠け心が来ます。ズミに黄色があることがわかっていればいい話で、名前はシンプルが一番です。
そしてキミズミという音が問題です。森村誠一の『人間の証明』でジョニーが残す謎の言葉「キスミー」を思い出してしまうのです。あの小説のもっとも泣かせる部分で、この実を見るたびにジーンと来たらたまらんなぁ…と考えました。
そんなこんなで、きょうのお題ではキミズミを括弧扱い(↓)です。
<追録> キミズミを括弧扱いしたのが正解だったかと思える一枚を得ました。上の写真より季節的に1カ月早いのに、黄色を超えて実がオレンジに色づいています。
もちろん、初めて出会った木なので、もともとこういう実の色か、あるいはいつもはもっと黄色か、あるいは赤いのかは不明です。ただ、オレンジという色目を見たことで、「赤をベースに実の色は揺れやすい」のだと解釈できるのです。
さらに、11月に若葉が出て花が咲くというのもけっこうな「揺れやすさ」であり、ズミというのは心を緩くして相対すべきもののようです。(撮影:2022年11月9日)
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