12月11日(火) ハマヒサカキ
取材対象はできるだけ多くなければならないことを痛感です。ハマヒサカキの雌株(雌花)については、2週間前の記事でやや不鮮明だった細部を補う写真を<追録>として足しておけばいいと軽く考えていました。
ところが、あれ以来見た2カ所・10数本の雌株から考察すると、どうもあの日の雌花は咲きっぷりが良過ぎました。上の写真は、これまで見たなかで一番と言えるほど花数が多いフレームなのに、はっきり言ってショボショボの眺めです。
どんなにショボいか、雄株の枝を左に並べてみました。花の寸法が小さい上に開き方が渋チンで、しかも葉裏に隠れがちです。じつに密やかです。しかも、受粉すれば速やかに花びらを落とし、ときを置かずに「実」の体制になるのでした。
それでも、なかには先日のものと同じように多少はグイッと広がる花もあって、全部が全部ケチ臭くはないところが悩ましいのです。人間の女性にだって地味め・派手めの差はあるもんな…という理解は、たぶんまったくの的外れだろうと思いながら、ハマヒサカキの雌株の奥深さについて二度目の独立記事としておきます。
ところが、あれ以来見た2カ所・10数本の雌株から考察すると、どうもあの日の雌花は咲きっぷりが良過ぎました。上の写真は、これまで見たなかで一番と言えるほど花数が多いフレームなのに、はっきり言ってショボショボの眺めです。
どんなにショボいか、雄株の枝を左に並べてみました。花の寸法が小さい上に開き方が渋チンで、しかも葉裏に隠れがちです。じつに密やかです。しかも、受粉すれば速やかに花びらを落とし、ときを置かずに「実」の体制になるのでした。
それでも、なかには先日のものと同じように多少はグイッと広がる花もあって、全部が全部ケチ臭くはないところが悩ましいのです。人間の女性にだって地味め・派手めの差はあるもんな…という理解は、たぶんまったくの的外れだろうと思いながら、ハマヒサカキの雌株の奥深さについて二度目の独立記事としておきます。
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