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11月30日(金) アシズリノジギク

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足摺岬には行ったことがないなぁ、と地図を見直したら、そりゃーそうだわ、二日や三日の旅ではなかなか脚が届く場所ではないのでした。
このノジギクの変種は、その高知県南端周辺から愛媛の佐田岬あたりまでの海岸部に生息するそうです。それらの沿岸には、足摺よりも交通の便がよくて楽に撮影できる場所があるかしれなくても、今回はさらに楽に植栽品を撮りました。
何代も穏やかな関東内陸部で過ごしたら、元のノジギクに戻りはしないかと余計な心配をしたものの、低く這うような草姿、母種と比べて小さくて厚い葉という特徴は失われていませんでした。葉の縁が白く見えるのは、海岸の環境に適応して毛深くなっている証拠で、似た環境に育つイソギクも同じ特徴を持ちます。

過去のきょう 2017 ネズミノオ 2016 ヤーコン 2015 ゼンマイ 2014 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2013 シラン 2012 緑光(りょっこう・四季咲きバラ) 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ショクヨウギク(料理菊) 2009 シロダモ 2008 ヤブムラサキ 2007 キヅタ 2006 ムクノキ 2005 リキュウバイ 2004 ウインターコスモス

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11月29日(木) クロウメモドキ

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前回掲載では実がさんざんに萎びてしまい、さらにはそれがほとんど落ちていたのに比べれば、今回は飛躍的に美しい姿を見ることができました。
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ただ、樹冠部の葉っぱはもうすべて失われ、目通りのあたりに落葉寸前のものが哀れに残るだけでした。もう少し早ければ、実の黒VS葉の黄色という好対照もとらえられたかもしれず、そのときまで葉にはボケたままでいてもらいます。
しかしまあ、花の時期はまんまと失念していました。雄株を見つけるという課題も残ったままです。今回はほぼ無視した葉にも、芽吹きから色づきまでを見せてもらわなくてはなりません。見かけやすいウメモドキに比べるとどうにも近場では見つけにくいクロウメモドキが憎たらしく、もう少し庭木として愛好されてほしいものです。

<補注> クロウメモドキの三度目登場は、青い実と若葉のシーンとなりました。(2019年6月3日

過去のきょう 2017 ヒゼンマユミ 2016 ツタ(ナツヅタ) 2015 サワグルミ 2014 シリブカガシ 2013 マテバシイ 2012 アルテルナンテラ(アキランサス、テランセラ) 2011 ドラゴンフルーツ(ヒモサボテン、ピタヤ) 2010 オオモミジ 2009 センニンソウ 2008 マムシグサ 2007 ヒサカキ 2006 タチバナ 2005 ベニバナボロギク 2004 スイセン

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11月28日(水) ミナ・ロバータ

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ミナ・ロバータの後日譚です。ようやく見られるようになったと一報を載せてから2カ月、まだまだこうして花を咲かせ続けています。蔓や葉がかなり見苦しくはなったものの、これなら12月の声も聞けそうです。
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今月に入ってから実が目立つようになり、それがようやく枯れ上がって(1枚目写真白丸印)きました。ふつうのアサガオよりは硬めのカプセルを割ると、なかから2個ずつの黒い種がこぼれてきます。シワシワで干しぶどうみたいです。
さて考えてしまうのはこの種を来年も播くか?です。よそでは一度も見かけなかったくらい、まだレアな存在で、近所の人も「なにこれ?」と面白がってくれたものの、さて2年続けて見たい花かと言うと悩んでしまいます。そうか、近くの用水のフェンスに絡めたらいいかなあ…などと、もう養子に出すことを考えています。

<追録> 後日譚の後日譚です。12月の声も「聞けそう」どころか、中旬までけっこう花を見せ続けてくれたミナ・ロバータも、さすがに年越しは無理でした。
どこまで花が咲くか、ずっと放置してはみたものの、拙宅の玄関前にこの姿(↓)はあんまりでした。これは「お見送り」の画像です。(撮影:2018年12月27日)
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過去のきょう 2017 温帯スイレン 2016 ノダケ 2015 イカリソウ 2014 モミジヒトツバ 2013 オオバギボウシ 2012 ナンテン 2011 バンレイシ 2010 サザンカ 2009 マユハケオモト 2008 キミノオンコ 2007 ウンリュウヤナギ 2006 シロミタチバナ 2005 ニホンスイセン 2004 クコ

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11月27日(火) ハマヒサカキ

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夕方、部活を終えて下校する中学生とすれ違うことがあります。じゃれてもつれて歩く子たちのなかから「○○センパーイ!」という声がして、見ると呼ばれた子はまだ幼くて小柄で、叫んだ子の方が大人びていたりして微笑ましくなります。
ところがこのハマヒサカキはそんなことはなくて、先輩はあくまで堂々と真っ黒で、後輩は可憐で初々しいのです。若緑の子房はまだ慎ましやかだし、三つ叉に割れた柱頭さえもがまだ生殖器という機能からは遠いかわいらしさです。
それにしても、ハマヒサカキの雌花を見つけてホッとしました。毎年この時期はハマヒサカキの植え込みを見つけては、雌株に花がないか探してばかりでした。雄株はもうとうに花盛りなのでヤキモキしたものです。
きのうは小さな蕾だけの雌株も見つけたので、ハマヒサカキもヒサカキと同じく(というか、雌雄異株によくあるように)雄株の開花が先行するタイプということがハッキリしました。今回の写真は「先輩」とツーショットにしたせいで「後輩」が霞んでいるので、早めに<追録>でもっとググッと「後輩」に迫ってみるつもりです。

<補注> <追録>で済まそうという目論見ははずれ、「よくわかりません」という情けない記事を独立させておきました。(2018年12月11日

過去のきょう 2017 ネズミサシ 2016 フウリンブッソウゲ 2015 コウジ 2014 ハマビワ 2013 メギ 2012 アマチャヅル 2011 サクララン 201 アオハダ 2009 カミヤツデ 2008 アカネ 2007 オキザリス・バーシカラー 2006 シャクチリソバ 2005 コブクザクラ 2004 イネ

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11月26日(月) ツルウリクサ

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名前的にはウリクサの蔓性タイプという意味でも、ちょっと解せません。ウリクサ自体が蔓状にのびるし、なんと言っても花のサイズが大違いです。
むしろこの花色とサイズ(中指の先ほど)はトレニアを思わせます。そしてそれは大正解で、トレニアの和名はハナウリクサ、二つは同科同属の近縁種でした。
奄美に育つものをこの時期の関東で見たのですから、当然に屋内でした。現地での盛りの時期(9月ごろ)の写真を見ると、花はもっと紫が濃く、葉色もグッとドスがきいています。いつか本場で会えたなら、その辺は認識修正できるでしょう。

過去のきょう 2017 ツルギキョウ 2016 シュウメイギク 2015 アワコガネギク 2014 パイナップルリリー 2013 ミセバヤ 2012 ハシバミ 2011 フウリンブッソウゲ 2010 ノガリヤス 2009 シャコバサボテン 2008 センボンヤリ 2007 ジョウリョクヤマボウシ 2006 ガーベラ 2005 ガマズミ 2004 フェイジョア

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11月25日(日) ヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ)

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トゲトゲで厚みのある葉と真っ赤な実、よく見かけます。自分はこれをシナヒイラギとして、過去すでに3回(200820102013)取り上げています。
ところが・ところが!なのです。YListにはシナヒイラギという和名はない(別名としてさえ登場しない)のです。自分でシナヒイラギとしてきたのは学名Ilex cornutaで、わりとふつうにほかの人もこう呼んでいるはずなのです。
ではIlex cornuta(正確にはこれに続いてLindl. et Paxton)の標準和名はというと、ヤバネヒイラギモチなのでした。たしかに葉が矢羽の形です。
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ところが、同じ幹から垂れた枝(写真左側)には矢羽ではない葉もあります。この葉はいままで自分でシナヒイラギとしてきたものです。そして右の枝は矢羽です。つまり、学問的にはヤバネヒイラギモチ、しかして通称はシナヒイラギというのがいまの段階での理解です。YListではこの関係を立証できなくても、北海道大学・露崎史朗教授の研究ページにこの関係を示す表記を見つけました。

ということで、過去記事の標題は上記理解のもと、きょうと同じに修正します。チクチクと刺さる葉の棘は、我が手よりも頭を悩ませるものでした。

過去のきょう 2017 ミズメ 2016 ギンツノサンゴ 2015 ハクサンボク 2014 ケヤキ 2013 ニッサボク 2012 オギ 2011 オンシジューム 2010 ヘラノキ 2009 サカキ 2008 ペラペラヨメナ(ゲンペイコギク) 2007 カワヤナギ 2006 ナツハゼ 2005 カマツカ 2004 サネカズラ

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11月24日(土) ステビア

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観賞用としてはまったくどうしようもない風体です。盛りのときならもう少しはシャキッとするようでも、たいしてパッとした見かけにはなりません。
しかし、驚くべきはその葉なのです。そっとくすねた1枚を口に入れたら、その甘さに目を見張りました。長さ2cmほどの小さな葉なのに、その後5分ほどはずっと甘さを楽しめたし、あとで唇を舐めたらまた甘さを感じました。
このステビアは自然派甘味料として食品や飲料にいろいろ使われています。サトウキビから作った砂糖も自然派には違いなくても、ステビアはそれよりずっと甘み成分が濃いので使用量も減り、結果、低カロリーとなるしかけです。
聞けばキク科だそうで、菊の葉なんてみんな苦いだけかと思うのは浅はかでした。心臓病、高血圧、糖尿病、果ては二日酔いにも効くとあっては、ちょっとひと株、プランターに植えておくのもありだろうかと見直してしまいます。

過去のきょう 2017 ダンドク 2016 トシエ・アオキ・ポカイとオリエント・アンバー 2015 クジャクシダ 2014 カタバミ 2013 シマカンギク 2012 サルスベリ 2011 ゴレンシ(スターフルーツ) 2010 ゴシュユ 2009 ツルソバ 2008 リンゴ 2007 マンデビラ(ディプラデニア) 2006 ツタウルシ 2005 オトコヨウゾメ 2004 アキノウナギツカミ

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11月23日(金) ハナヒョウタンボク

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4~5mの高さの木が全体この色ですから見事でした。宝石箱を蹴散らしたよう…と言いたくても、これだけのルビー(瑪瑙でもいいですけど)をばらまこうと思ったら、いったい如何ほど必要なものやら。ゴーンさんでないと無理でしょう(笑)。
ここで一句:
ゴーン・ゴーンと 大晦日でも あるまいに
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おっと、ハナヒョウタンボクです。同属の仲間であるヒョウタンボクとそっくりの見かけでも、あちらの赤い実は夏に目立ち、こちらは寒くなると輝きます。花はほとんど同じ時期に見られるというのに、不思議なズレもあるものです。

<追録> 同じ時期のヒョウタンボク(↓)です。ハナヒョウタンボクの木では冗談にも見られなかった花が返り咲きしていました。本来の花期は近くても、咲き方(性質)はちょっと違うようです。(2018年11月24日)
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過去のきょう 2017 オオバナアリアケカズラ 2016 エンコウカエデ 2015 シラカンバ 2014 ウオトリギ 2013 ムクロジ 2012 カラスノゴマ 2011 サンジャクバナナ 2010 オウゴンカシワ(ナラガシワ) 2009 ラクウショウ 2008 キカラスウリ 2007 シロウメモドキ 2006 ツルウメモドキ 2005 キカラスウリ 2004 ハクサイ

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11月22日(木) ハマユウ

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海辺の町に行ったら、ハマユウをそこここで見ました。別名をハマオモトというくらいで、厚くて照りのある葉の元気さが、いまが晩秋であることを忘れさせます。
ただし、花まで見せてくれたこのひと株はやはり異常だったはずです。9月いっぱいとされる花期を大きくはずし、花茎にはまだまだ蕾もたくさん見えます。
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そしてこれもたったひと株だけで見ました。花後、比較的早く熟し、茶色に枯れて先が割れるそうなので、これはまだ「新鮮」な実ということになります。
花を見せてくれた株も、実をつけていた株も、周りにはたくさんの仲間が並んでいて、特にその株だけ環境が違うとは思えませんでした。スタミナ抜群の元気者というのはどの世界にもいるもので、ぜひこのふた株にはあやかりたいものです。

過去のきょう 2017 ツメレンゲ 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 ヤブミョウガ 2014 オヤマボクチ 2013 シャコバサボテン 2012 エノキ 2011 アアソウカイ 2010 シマカンギク 2009 ホコリタケ 2008 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2007 ギンバイカ 2006 ナギ 2005 カリン 2004 オオモミジ

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11月21日(水) セイヨウニンジンボク(とニンジンボク)

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この季節に開花状態を写した年もあったというのに、この秋はそんな気配は微塵もありませんでした。と言うか、これが正常な11月後半の姿でしょう。
垂れた穂に実がたくさんついていました。触ると、3~4mmの大きさの実がポロポロと手にこぼれます。かなり硬いその殻を無理矢理に噛み砕いてみると、うっすらと胡椒の味がしました。前に「胡椒の代用品になる」としたのは「代用品とした」と過去形に直しておこうと思うほどにほのかな味わいです。
それよりも、この実はママさんたちに役立つそうで、ネットには「お乳の出が良くなった」という感謝の声が飛び交っていました。
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さてこちらはセイヨウではないただのニンジンボクです。やはり同じように実をたわわにつけていました。その一粒のサイズはセイヨウよりもひと回り小さく、齧ってもなんの味もありません。残念ながらご婦人の役にも立たないらしく、姿は似ていても、こちらはもっぱら鑑賞専用という位置づけのようです。

過去のきょう 2017 ソヨゴ 2016 モミ 2015 ブラシノキ 2014 ヤマハギ 2013 ヒメイチゴノキ 2012 カナムグラ 2011 メガルカヤ 2010 ミツデカエデ 2009 アブラチャン 2008 アメリカヅタ 2007 カタバミ 2006 ヤポンノキ 2005 シロダモ 2004 ドウダンツツジ

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11月20日(火) コヤブラン

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なんともショボい眺めでした。花盛りから2カ月、けっこう期待して再訪してみたのに、コヤブランには思いっきり裏切られました。
いや、わずかに残った実が真っ黒だったなら、完熟したものが穂から落ちてしまったのかと納得できるのです。しかし、穂に残る幾粒かはまだまだ緑色です。とてものことに、完熟&落果というプロセスは考えられません。
これで、「コヤブランの実がきれいなところを見たことがない」という自分の記憶は間違っていなかったことは証明できました。しかし、ふつうはこうして裏付けがとれればうれしいはずなのに、どうにも心が弾みません。同属のヤブランは遅くまで野を飾ってくれるというのに、まったく愛想のない仲間もいたものです。

過去のきょう 2017 ソバ 2016 ディコリサンドラ・ティルシフローラ 2015 オミナエシ 2014 ウバユリ 2013 房咲き水仙・ペーパーホワイト 2012 ナンキンハゼ 2011 メグスリノキ 2010 キチジョウソウ 2009 イワニガナ(ジシバリ) 2008 チシャ(レタス) 2007 オキザリス・フラバ 2006 レンギョウ 2005 ツリバナ 2004 チャノキ

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11月19日(月) フジ(ノダフジ)

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10年前の記事を引っ張り出しておさらいです。なるほどたしかに、あのフジはZ巻きでヤマフジだったのに対し、今度のこの蔓はS巻きです。同じフジの仲間のくせに、蔓の巻き方が逆のこちらはノダフジということになります。
さてここで困るのは、自分ルールで標準和名を優先にしていることです。このフジの標準和名は「フジ」で、「ノダフジ」は別名なのです。「これはフジです」としたら、「え、なにフジなんですか」と突っ込まれそうで落ち着きません。
などと言いながら、わざわざ落葉の季節に「フジ」を写してニコニコです。蔓に残った葉軸がピュンピュンと目立ちます。もはやここまで来ると「羽状複葉だもの、当たり前だろ」と自分で自分をバカにしつつ、やっぱりうれしい「確認」でした。

<追録> フジの品種であるシロバナフジを収録しました。(2019年5月4日

過去のきょう 2017 ホワイトオーク 2016 イロハモミジ 2015 コトネアスター 2014 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2013 アレカヤシ 2012 マンデビラ(ディプラデニア) 2011 スズメウリ 2010 スイショウ 2009 ダンコウバイ 2008 ツノナス(フォックスフェイス) 2007 ドウダンツツジ 2006 ヒラナス(アカナス、カザリナス、ソラヌム・インテグリフォリウム) 2005 シロヨメナ 2004 ビワ

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11月18日(日) エボルブルス(ブルーコーラルとアメリカンブルー)

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息長く咲き続ける花で、植えっぱなしの花壇向きです。そろそろ厚手のジャンパーでも羽織ろうかというこのごろでも、花はけっこう賑やかです。
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そしてこちらは8月中旬の様子です。さらに遡ればゴールデンウィークのころには花を見かけます。じつに半年以上も花を咲かせ続ける強者です。
ところでこの2枚の写真は感じが微妙に違います。上のものは株に立ち性があってツンツンしているのに対し、下のものは茎が匍匐しています。花びらも、前者はキリッと引き締まった感じなのに比べ、後者はゆるりと優しげです。
この違いはエボルブルスの園芸品種としての差で、立ち性のあるものはブルーコーラル、匍匐性の方はアメリカンブルーです。ほかにはブルーデイズというのがあって、性格は今回の二つの中間のようです。どこかで見かけたとして、それと気づかずにいたかもしれず、これから青い花を見たら目を皿にしなくてはなりません。

過去のきょう 2017 ツルリンドウ 2016 アアソウカイ 2015 シマカコソウ 2014 ノダケ 2013 ホトケノザ 2012 ニガキ 2011 ビレヤ・シャクナゲ 2010 シマサルスベリ 2009 ヒオウギ 2008 スイレンボク 2007 エアーポテト 2006 フユノハナワラビ 2005 ムサシアブミ 2004 センリョウ

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11月17日(土) ムラサキシキブ・中吉小吉

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50cmほどの丈の鉢植えでした。露地に下ろすと胸丈くらいには育つそうで、大きくなった木がこの紫の実をワチャワチャつけた姿は「さぞや」でしょう。
見かけたときは実の数の多さから「コムラサキ?」と思いました。ただ、仔細に見ると実の柄が葉柄に接しているので、ムラサキシキブ的です。さらに葉を見ると、これはもうコムラサキともムラサキシキブとも違って、???です。
さて困ったぞと思ったら、鉢には商品ラベルが残っていました。「ムラサキシキブ・中吉小吉」とあります。大手種苗会社の開発商品で、中吉小吉と書いて「なかよしこよし」と読ますのでした。なんちゅうムリな名付けなのでしょう!
と思いつつ考えてみたら、ムラサキシキブと掛け合わせた片親が公表されていないようです。葉っぱが変な様子になっていることから、かなり意外なものを交配したかもしれず、その面白さから、ついおバカな名前をつけたものかと想像しました。

過去のきょう 2017 ピンオーク 2016 コブシ 2015 コバノギンバイカ 2014 クスドイゲ 2013 四季咲きバラ(ピンク・パンサー) 2012 シュウメイギク 2011 ペペロミア・オブツシフォリア 2010 島バナナ(バナナ) 2009 ヒッコリー 2008 ムラサキカタバミ 2007 チョコレートコスモス 2006 ウコギ 2005 ヨメナ 2004 ヒイラギ

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11月16日(金) コスモス(ダブルクリック・スノーパフ)

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うーむむ、コスモスの美学(=シンプル)からは大きく逸脱していませんかぁと毒づきながら、指は勝手にシャッターを押し続けるのだから困ったものです。
そしてこのコスモスの名前がまた困ったもので、長過ぎます。スノーパフだけで十分でしょうよ!と腹立たしく思ったら、ダブルクリックという八重・半八重系統の園芸種コスモス群があって、それは赤やらピンクやらと派手な色目なので、「そのなかでもスノーパフなんですよぉ~」というわけなのでした。
そもそもコスモスにダブルクリックと名付けをする時点で、いかにも「いま」です。そのうちパケットコスモスとかディレクトリ菊とか、PC用語が植物界に溢れる恐れ無きにしも非ずで、そんな時代が来る前にフェードアウトしたい気もします。

過去のきょう 2017 オオオナモミ 2016 パフィオペディルム・リーミアヌム 2015 ツノゴマ 2014 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2013 ゴシキトウガラシ(ハナトウガラシ) 2012 イロハモミジ 2011 カイノキ 2010 キッコウハグマ 2009 シオデ 2008 アシ(ヨシ) 2007 フユザクラ 2006 コンギク 2005 ノコンギク 2004 アブチロン

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11月15日(木) アコレード

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紛れもなくサクラです。しかも、先月話題になった塩害被害の狂い咲きではなく、明らかにこの時期を「我が世の春」と思い定めている様子です。
花は大輪(ソメイよりひと回り大きい)で、しかも半八重で、同じようにこの時期に花を開く十月桜子福桜よりも見栄えがします。アーコレードと称するイギリス産の園芸種で、現地ではふつうに春咲きなのに、日本に来たら二季咲きになったそうです。
ただ、呼び方に問題があって、園芸界ではアーコレードで通っているのです。しかし、その綴りはAccolade(栄誉・称賛)で、カタカナにすればアコレードです。さてどう表記したものか迷いながら、通称よりは正しい発音にこだわってみました。

過去のきょう 2017 レザーウッド(キリラ・ラセミフローラ) 2016 カホクザンショウ(カショウ) 2015 キウイフルーツ 2014 コクサギ 2013 コモチクジャクヤシ 2012 オオバナノノコギリソウ 2011 ワイルドオーツ(ニセコバンソウ) 2010 ヘビノボラズ 2009 コウカジュ 2008 ルリフタモジ(白) 2007 イヌマキ 2006 サイカチ 2005 ノコンギク 2004 コセンダングサ

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11月14日(水) オトコエシ

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男はこうでなくっちゃねー、と、一人静かに拍手です。オトコエシの老後、枯れに枯れきった茎に残る種(痩果)が持つ翼は男のロマンそのものです。
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とは言いながら、ここまで枯れる前はこんな姿です。この2枚の写真で面白いのは、まったく同じ日にほぼ同じ場所で撮ったことです。1枚目はやや日陰になりやすい傾斜地、2枚目は開けた平地であって、素人的に考えれば枯れ上がりの順は逆ではないかと思うのに、草の気持ちは(も?)なかなか察しきれません。
さて男に対して女(オミナエシ)はどうだったかと言うと、同属のくせに実の様子はかなり違っていました。下にこぼれるだけの種は堅実を形にしたようで、すぐ飛びたがる男とはやはり相容れないものなのかとしみじみ感じ入ってしまいます。

過去のきょう 2017 オッタチカタバミ 2016 リュウビンタイ 2015 オランダセンニチ 2014 ヌスビトハギ 2013 イエギク 2012 シロモジ 2011 トネリコ 2010 カラスノゴマ 2009 ミツデカエデ 2008 ヒシ 2007 ハツカダイコン 2006 ヒメノウゼンカズラ 2005 モッコク 2004 ウインターコスモス

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11月13日(火) スズランノキ(オキシデンドラム・アーボレウム)

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クォー、これかあ!と感動です。5年前にニッサボクにお熱だったとき、ニッサボクとニシキギ、そしてスズランノキの三つが世界三大紅葉樹と知ったのです。
そのニッサボクの紅葉にはやや不満足ながらポテンシャルは感じたし、ニシキギは元からすごいなぁと思っていたのに、残るスズランノキが正体不明でした。いったいどんなヤツで、どこで会えるものやら、五里霧中だったのです。
それがいきなり目の前にパワー全開で出現ですから、唸るのも当然です。名前のスズランは花の形容で、ツツジ科なので、そんな花をつけるのでしょう。その痕跡は高い場所に穂として残っていました。ふだんなら触ってみたくて歯ぎしりするところなのに、この日は見事な色に気圧されて、悔しさは微塵もなかったのが笑えます。

過去のきょう 2017 ガマズミ 2016 シロダモ 2015 サキシマフヨウ 2014 アベマキ(とクヌギ) 2013 イヌビワ 2012 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2011 アシボソ 2010 サルビア・エレガンス(パイナップルセージ) 2009 ヤブサンザシ 2008 ムシカリ 2007 コミカンソウ 2006 プレクトランサス・モナ・ラベンダー 2005 センニンソウ 2004 早咲きツバキ(西王母)

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11月12日(月) タムラソウ

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ここのところの暖かさのせいか、タムラソウ(花期は10月まで)がまだ咲き残って(咲き戻り?)いて、たった一輪だけだったので、ジトーッと迫ってみました。
そんなキョロキョロできない環境というのは役に立つもので、まずはカールした雌シベのかわいさに微笑み、次にこの花には雄シベがないことに気づきました。そこでこの点に注目して5年前の写真を見直すと、前方の花は雄シベ、後方に写った花は雌シベを出している状態です。そうか、タムラソウは雄性先熟の花なのでした。
そしてさらにジトーッと見つめると、頭花を構成する筒状花のうち、外周のものには雌シベがありません。この部分の花はシベを持たない装飾花でした。
その名前の不可解さばかりに気を取られ、今回のような機会がないと肝心の花の構造さえ見ていなかった自分です。このごろ、NHKのチコちゃんが大好きで、つい「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と自虐の独り言が出てしまいます。

過去のきょう 2017 イワヨモギ 2016 キッコウハグマ 2015 オオアマドコロ 2014 メガルカヤ 2013 ゴクラクチョウカ 2012 バクチノキ 2011 セイヨウニンジンボク 2010 アコニット(セイヨウトリカブト) 2009 ヤブムラサキ 2008 カキ(品種不明)  2007 イチゴノキ 2006 ケンポナシ 2005 ハマギク 2004 セイヨウアサガオ

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11月11日(日) ヒマラヤスギ

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ヒマラヤスギの枝を賑わすこの若緑色の物体、なんとはなしに男の子のアレを思わせます。いや、こんなにたくさんアレが並んだら気持ち悪いですってば…。
もとい、アレはやめておくとして、この物体が男の子であることは本当です。まもなくこれが開いて花粉を飛ばし、用済みになると茶色に変わって、落ちます。当然に、この木の下は芋虫状の雄花の残骸で埋まります。
自分の感覚では、これから寒さに向かう季節に生殖活動とは不思議です。ただ、なにせヒマラヤの産です。彼の地出身の桜もこれからが開花期です。「冬が来るゥ~」と背を丸めるワタシらを尻目に、「気持ち良かぁ~」と言っているようです。

過去のきょう 2017 アオツヅラフジ 2016 イヌシデ 2015 ウンナンハギ(四季咲きウンナンハギ) 2014 ウワミズザクラ 2013 コハウチワカエデ 2012 センブリ 2011 トマチロ 2010 カイノキ 2009 オシロイバナ 2008 シュウメイギク(八重) 2007 早咲きツバキ(西王母) 2006 ラッキョウ 2005 ミツマタ 2004 ウメモドキ

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11月10日(土) ヤブソテツとオニヤブソテツ

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ようやく、同じ日に、ほぼ同じ場所でヤブソテツとオニヤブソテツの胞子嚢を確認することができました。3年前の宿題をようやく提出です。
その頑張った成果がこんな気色悪い写真なのは「ちょっとなぁ~」でも、まさしく「のっぺりとして白い」胞子嚢のオンパレードでした。あえて付言しておけば、いまの季節だからこの様子なのではなく、なかにはこれが破れて茶色くなった葉もありました。木々の紅葉のように皆が同じリズムで変化するのではなく、胞子嚢は個々勝手にその態様を変えていくようです。
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そしてこちらがオニヤブソテツです。「のっぺり」ではない(中心が黒くて目玉状)し、ヤブソテツと違って「白い」状態が見られませんでした。かつ、葉の表裏がゴワついています。鬼だけに、強くて目玉あり…受験勉強を思い出しました。

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11月9日(金) オオムラサキシキブ

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うわ、大きいなぁ…と見上げて撮りました。フレームに入れようと差しのべたルーラーが届かなくてあきらめたので、写真の下端が2m50ほどです。
葉の長さも15cmを超えるものが多いし、実の付き方も房状に固まって空を向いて開く形です。葉も実も、ざっと見ればムラサキシキブなのに、どことなく・なんとなくデカイのです。この山は栄養過剰なのですか?
いえいえ、そうではなくて、これはオオムラサキシキブという木でした。ふつうのムラサキシキブの変種だそうです。コムラサキ(園芸種)の方はコムラサキシキブとは言わないのに比べ、「大」の方は名前からして威張っているのでした。

<補注1> 「大」の方を「シキブ」なしで呼ぶとツツジの一種になってしまいます。
<補注2> 変なムラサキシキブをもう一つ見つけました。(2018年11月17日

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11月8日(木) ヤマトリカブト

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先月に続いてトリカブト「類」の登場です。しかも、先月の「類」は「トリカブト」を名乗らない変則パターンだったのに比べると、単なる「トリカブト」が存在しない「類」のなかではわりと由緒正しい(っぽい)名前です。
そこでつくづくそのお姿を拝見すると、帽子の庇がクルリンと跳ね上がっていてキュートです。いままで見た「類」はここがまっすぐか、あるいは下に向きがちで、唯一、8年前に詳しい種類がわからないまま「類の参考写真」と逃げているトリカブトが、いまとなってはヤマトリカブトだったかなぁ…と思えてきました。
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ただし、トリカブト類の見分けは花よりも葉というのが定説です。たしかに、センウズモドキと比べると、葉の切れ込みは深くても付け根まで達してはおらず、あるいは葉形そのものもエゾトリカブトあたりとは感じが違います。
もっとも、60とも70とも言われる「類」の数からすれば、まだその1割しか見ていないわけです。こういう風体の草に出会ったとき、「あ、類だ。触らないでおこう」と思えれば素人は上等なわけで、細かい見分けは学者さんに任せておきましょう。

過去のきょう 2017 コンギク 2016 ヒラナス(アカナス、カザリナス、ソラヌム・インテグリフォリウム) 2015 アサリナ 2014 オオハナワラビ 2013 エドギク 2012 カキノキ 2011 ジュウガツザクラ 2010 ツルナ 2009 ヤマツツジ 2008 イロハモミジ 2007 オナモミ 2006 サルノコシカケ 2005 イロハモミジ 2004 ヨウシュヤマゴボウ

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11月7日(水) ヤマナラシ(ハコヤナギ)

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このヤマナラシというのは、名前(山鳴らし)がややオーバーで、葉の擦れ合う音が山を鳴らすようだというのです。そこで見かけるたびに耳を澄ましているのに、ついぞ「なるほど」と得心する機会がないのです。
いつどこで出会っても感動がないので、そのたび、ここへは載せにくいまま、きょうまで来てしまいました。これから木枯らしが吹くと葉が落ちてしまうので、しょうがなく、なんの変哲もない写真をいったん記録しておきます。
ただ、枝振りからわかるようにポプラの仲間(同属)です。材が白くて柔らかく、加工しやすいので木箱の材料にされたことから、ハコヤナギの別名があります。この木を多く産する北海道では、アイスのヘラもこれで作っていたはずで、ならばヘラヤナギとも呼ぶかというと、これはまたもやはた衛門の嘘っぱちになります。

<補注1> 同属の外来種にウラジロハコヤナギ(ギンドロ)があります。
<補注2> 在来の同属であるドロノキを収録しました。(2019年5月16日

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11月6日(火) ウマノスズクサ

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あれ? おまえはウマノスズクサじゃないか。こんなに涼しくなったのに、まだ花を咲かせているのかい…という独り言は仕方なかったと思います。
なにせ、これまで3回のここへの登場はすべて7月末(06年08年17年)です。つまり、野歩きでこの花が目立ち出すのはかなり暑くなる時期なのです。そして、あらためて調べると、その開花期は9月までとあります。ほぼ夏の花です。
もちろん、個々の花の咲きっぷりに夏ほどの勢いはありません。ただ、花数はわりと多くて、決して一つ二つの狂い咲きではないようでした。
もしかして今年は温(ぬる)い秋なのか、いつまで咲き続けるつもりなのか、首は傾くばかりだというのに、ついでに自分の落ち度にも気づきました。ウマノスズクサの種(実)をこれまで確認できていないのです。
花の付け根の膨らんだ部分が「それ」のはずなのに、この時期、花を落とした「それ」が見当たりません。見つけた花の「そこ」もプカプカで、なかになにか入っているようには思えません。どうにも締まらない観察日記です。

過去のきょう 2017 ヤマミズ 2016 ツバメアサガオ 2015 サルビア・イエローマジェスティ 2014 ササクサ 2013 サガギク 2012 ハウチワカエデ 2011 ヒメイチゴノキ 2010 シロバナキツネノマゴ 2009 オオミサンザシ 2008 イシミカワ 2007 オオオナモミ 2006 アキノノゲシ 2005 ムベ 2004 ヤツデ

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11月5日 クスノハカエデ

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このクスノハカエデの存在を知ったのは、まだ暑くなる前のことでした。緑の葉はじつに爽やかで、たしかに楠の葉を思わせる感じでした。ただ、花もついていなかったし、紅葉どきでもないし、そのときは掲載をスルーしたものです。
そして季節は移ろい、もしやきれいな色づきでも?と期待したのに、様子は春とまったく変わりません。あららー、この楓は常緑性なのでした。
それにしても花や実はふつうのカエデらしいものをつけるはずなのに、あのプロペラ型の実が一つも見当たりません。自生は沖縄方面だそうで、こちらの気候がお気に召さないのか、あるいは植えられてまだ日が浅いせいか、残念なことです。またまた継続観察の必要な木が1本増えました。

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11月4日(日) ヤブマオとメヤブマオ

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これ(↑)がヤブマオです。
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そしてこちら(↑)がメヤブマオです。撮影に3日のズレはあっても、両種の穂を見るとまったく区別がつきません。虚しく前言撤回です。
おととし2月、いかにも知ったかぶりにヤブマオとメヤブマオの実の付き方を述べたものです。しかしいまの時期、その見分けはワタシには不可能でした。五平餅VS団子というはた衛門説は真っ赤な嘘でした。自滅です。
おっかしいなあ、花の付き方まではそれらしかったのに…と未練は残ります。悔やむべきは夏の花穂、特にメヤブマオの方は付け根部分だけ写していて、部分ごとの詳細比較をしなかったことです。あるいはこの時期まで継続的に見てこなかったことも反省すべき点ではあります。
とかなんとか言い訳をしても、嘘つき爺の誹りは免れないわけです。この先、もっと寒くなって葉が落ちたら違いが出てくるのではなかろうか、などと未練を引きずりながら、懺悔の野山徘徊を続けることにします。

過去のきょう 2017 コスミレ 2016 オオケタデ 2015 ハナトリカブト 2014 ミズタマソウ 2013 フユノハナワラビ 2012 カツラ 2011 ジョウリョクヤマボウシ 2010 マルバノキ 2009 アブチロン(黄花) 2008 ザクロ 2007 キャラボク 2006 アイ 2005 サネカズラ 2004 ヒメツルソバ

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11月3日(土) テリハノイバラ

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過去に載せたノイバラ系統の実の写真(ABC)は、どうも葉をほとんど意識していなくて、いまとなっては果たしてノイバラだったのかテリハノイバラだったのか、なんとも不安の残るものばかりです。そこで今回は正真正銘の照葉です。
というのはじつは主題ではなくて、きょうは「果実ってなんなの?」という勉強です。リンゴやミカン、なにげなく食べているけれど、あれってなにを食べているのでしょう。このテリハノイバラの実はいったいなにが膨らんだものなのでしょう。
変なところが膨らむ代表はケンポナシです。種の入った子房は花後からそれほど大きさを変えず、その下の軸(柄)がおいしい「梨」になってくれます。
そしてこのノイバラ系統も同じく軸(柄)が実になります。その証拠に、実の頭には雌シベ痕を伴った萼が残っています。もちろん種はこの赤い球体のなかに入っているわけで、その点はケンポナシとは違うしかけです。
おっと、上に掲げた問題の正解です。リンゴの場合は花托、ミカンは子房の壁に生えた毛を食べているわけで、そうと知るとせっかくの味がなんとなく冴えなくなってくるので、食べるときには忘れてしまった方がいい話です。

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11月2日(金) メキシカンブッシュセージ(メキシカンセージ、アメジストセージ、サルビア・レウカンサ)・フェルピンク

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さあ、面倒なヤツに出会ってしまいました。学名としてはSalvia leucantha ‘FerPink’ですから、そのままサルビア・レウカンサの園芸種・フェアピンク(とかフェアリーピンクと日本では呼ばれている)としていいわけです。
ところが、なのです。サルビア・レウカンサの標準和名はメキシカン・ブッシュ・セージであり、サルビア・レウカンサは別名です。かつ、こいつはほかにもメキシカンセージとかアメジストセージという呼び名もあるという手強いヤツでした。おかげで、きょうのタイトルはしつこい上にもしつこいものになりました。
さらに問題はFerPinkにもあるのです。上述したように、園芸界ではフェアピンクとかフェアリーピンクと呼んでいるのに、綴りはfairでもfairyでもなくferなのです。「公正」でも「妖精」でもなく、「特定のものを生み出すもの」なのです。発音だって、正確にしようとすれば「フェル」なのです。
考えるに、白い萼のなかにほぼ赤の花が出るので、混じり合って「ピンクを生み出している」ということなのでしょう。たしかに、遠目には淡いピンクの景色です。
やれやれ、長々とこの草の名前にこだわったおかげで、花に止まっているシロオビノメイガがホントの付け足しになってしまいました。形から蛾(メイガ)だろうと思い、色合いから検索してすぐに名前がわかったので、自分では「どんなもんじゃ!」でした。次に会うときはもう少し目立つ形で取り上げてやろうと思います。

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11月1日(木) キハダ

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1枚の写真で、キハダのことをいろいろおさらいです。これでもう7回目の掲載になるというのに、しつこいと言うか、どうにも気になる木なのです。
まずは「あ、そうだったんだ」の時間差落葉です。長い葉軸だけがたくさん残っていて、羽状複葉の常道を踏み外していないのでした。そして散りゆく小葉がぜんぜんきれいではないところも、その樹皮(内皮)だけではなくてキハダの渋いところです。
そしてその葉軸の付け根がプックリしています。このごろ知った葉柄内芽というタイプなので、冬芽がこの膨らみのなかに収容されているわけです。
そして実です。豊穣の8月とミイラ化した5月をつなぐことができました。これも葉と同じように、色気など微塵も見せないまま、ただにただに9カ月もかけて黒ずみ、枯れ上がっていくのでした。気が長いというか地味というか、恐れ入ります。

過去のきょう 2017 バラ(ファンファーレ) 2016 ハクサンボク 2015 パキラ 2014 コブクザクラ 2013 マテバシイ 2012 ヤマラッキョウ 2011 キッコウハグマ 2010 セキヤノアキチョウジ 2009 ナンキンハゼ 2008 アカカタバミ 2007う アブラツツジ 2006 ナギナタコウジュ 2005 ススキ 2004 ガガイモ

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