11月25日(日) ヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ)
トゲトゲで厚みのある葉と真っ赤な実、よく見かけます。自分はこれをシナヒイラギとして、過去すでに3回(2008・2010・2013)取り上げています。
ところが・ところが!なのです。YListにはシナヒイラギという和名はない(別名としてさえ登場しない)のです。自分でシナヒイラギとしてきたのは学名Ilex cornutaで、わりとふつうにほかの人もこう呼んでいるはずなのです。
ではIlex cornuta(正確にはこれに続いてLindl. et Paxton)の標準和名はというと、ヤバネヒイラギモチなのでした。たしかに葉が矢羽の形です。
ところが、同じ幹から垂れた枝(写真左側)には矢羽ではない葉もあります。この葉はいままで自分でシナヒイラギとしてきたものです。そして右の枝は矢羽です。つまり、学問的にはヤバネヒイラギモチ、しかして通称はシナヒイラギというのがいまの段階での理解です。YListではこの関係を立証できなくても、北海道大学・露崎史朗教授の研究ページにこの関係を示す表記を見つけました。
ところが・ところが!なのです。YListにはシナヒイラギという和名はない(別名としてさえ登場しない)のです。自分でシナヒイラギとしてきたのは学名Ilex cornutaで、わりとふつうにほかの人もこう呼んでいるはずなのです。
ではIlex cornuta(正確にはこれに続いてLindl. et Paxton)の標準和名はというと、ヤバネヒイラギモチなのでした。たしかに葉が矢羽の形です。
ところが、同じ幹から垂れた枝(写真左側)には矢羽ではない葉もあります。この葉はいままで自分でシナヒイラギとしてきたものです。そして右の枝は矢羽です。つまり、学問的にはヤバネヒイラギモチ、しかして通称はシナヒイラギというのがいまの段階での理解です。YListではこの関係を立証できなくても、北海道大学・露崎史朗教授の研究ページにこの関係を示す表記を見つけました。
=== ということで、過去記事の標題は上記理解のもと、きょうと同じに修正します。チクチクと刺さる葉の棘は、我が手よりも頭を悩ませるものでした。
過去のきょう 2017 ミズメ 2016 ギンツノサンゴ 2015 ハクサンボク 2014 ケヤキ 2013 ニッサボク 2012 オギ 2011 オンシジューム 2010 ヘラノキ 2009 サカキ 2008 ペラペラヨメナ(ゲンペイコギク) 2007 カワヤナギ 2006 ナツハゼ 2005 カマツカ 2004 サネカズラ
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