11月2日(金) メキシカンブッシュセージ(メキシカンセージ、アメジストセージ、サルビア・レウカンサ)・フェルピンク
さあ、面倒なヤツに出会ってしまいました。学名としては Salvia leucantha 'FerPink' ですから、そのままサルビア・レウカンサの園芸種・フェアピンク(とかフェアリーピンクと日本では呼ばれている)としていいわけです。
ところが!なのです。サルビア・レウカンサの標準和名(注)はメキシカン・ブッシュ・セージであり、サルビア・レウカンサは別名です。かつ、こいつはほかにもメキシカンセージとかアメジストセージという呼び名もあるという手強いヤツでした。おかげで、きょうのタイトルはしつこい上にもしつこいものになりました。
さらに問題は FerPink にもあるのです。上述したように、園芸界ではフェアピンクとかフェアリーピンクと呼んでいるのに、綴りは fair でも fairy でもなく fer なのです。「公正」でも「妖精」でもなく、「特定のものを生み出すもの」なのです。発音だって、正確にしようとすれば「フェル」なのです。
思うに、白い萼のなかにほぼ赤の花が出るので、混じり合って「ピンクを生み出している」ということなのでしょう。たしかに、遠目には淡いピンクの景色です。
ところが!なのです。
さらに問題は FerPink にもあるのです。上述したように、園芸界ではフェアピンクとかフェアリーピンクと呼んでいるのに、綴りは fair でも fairy でもなく fer なのです。「公正」でも「妖精」でもなく、「特定のものを生み出すもの」なのです。発音だって、正確にしようとすれば「フェル」なのです。
思うに、白い萼のなかにほぼ赤の花が出るので、混じり合って「ピンクを生み出している」ということなのでしょう。たしかに、遠目には淡いピンクの景色です。
やれやれ、長々とこの草の名前にこだわったおかげで、花に止まっているシロオビノメイガがホントの付け足しになってしまいました。
形から蛾(メイガ)だろうと思い、色合いから検索してすぐに名前がわかったので、自分では「どんなもんじゃ!」でした。次に会うときはもう少し目立つ形で取り上げてやろう(↓)と思います。
形から蛾(メイガ)だろうと思い、色合いから検索してすぐに名前がわかったので、自分では「どんなもんじゃ!」でした。次に会うときはもう少し目立つ形で取り上げてやろう(↓)と思います。
<補注> 文中でメキシカン・ブッシュ・セージを標準和名としたものの、あとで確認したら典拠が不明だったので取り消しです。頼りにすべきYListにはこのサルビアが収録されておらず、どの呼び方を前面に立てるべきか迷います。(2020年夏)
<追録> シロオビノメイガが単独で登場です。(撮影:2020年10月19日)
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