11月1日(木) キハダ
1枚の写真で、キハダのことをいろいろおさらいです。これでもう7回目の掲載になるというのに、しつこいと言うか、どうにも気になる木なのです。
まずは「あ、そうだったんだ」の時間差離脱です。長い葉軸だけがたくさん残っていて、羽状複葉の常道を踏み外していないのでした。そして散りゆく小葉がぜんぜんきれいではないところも、その樹皮(内皮)だけではなくてキハダの渋いところです。
そしてその葉軸の付け根がプックリしています。このごろ知った葉柄内芽というタイプなので、冬芽がこの膨らみのなかに収容されているわけです。
そして実です。豊穣の8月とミイラ化した5月をつなぐことができました。これも葉と同じように、色気など微塵も見せないまま、ただにただに9カ月もかけて黒ずみ、枯れ上がっていくのでした。気が長いというか地味というか、恐れ入ります。
まずは「あ、そうだったんだ」の時間差離脱です。長い葉軸だけがたくさん残っていて、羽状複葉の常道を踏み外していないのでした。そして散りゆく小葉がぜんぜんきれいではないところも、その樹皮(内皮)だけではなくてキハダの渋いところです。
そしてその葉軸の付け根がプックリしています。このごろ知った葉柄内芽というタイプなので、冬芽がこの膨らみのなかに収容されているわけです。
そして実です。豊穣の8月とミイラ化した5月をつなぐことができました。これも葉と同じように、色気など微塵も見せないまま、ただにただに9カ月もかけて黒ずみ、枯れ上がっていくのでした。気が長いというか地味というか、恐れ入ります。
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