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10月9日(火) ツルギキョウ

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悲嘆の涙は去年流し尽くしたようで、今年はため息しか漏れません。ハァー・フゥー、またもや遅かりし由良之助、花というより、こりゃゴミじゃわい。
しかし、今回は雌シベ(柱頭)の存在がハッキリわかったし、花びらも5枚になっていて、その基部が紫色であることがかすかに見てとれます。あと少し、あと一息で念願のツルギキョウの花を写すことができそうです。
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一縷の望みはこの蕾です。というか、去年と違ってこの蔓には案外にたくさん(と言っても4~5個)の蕾がまだついているのです。
さてこの先、けっこうヒマなし爺さんです。そんな忙しブリッ子にこの蔓草が愛想良く応えてくれるものか、はたまたこの先の空模様はどんなか、心配です。涙もため息も売り切れたので、あとは歓声しかないのですけれど…。

<追録> パラリパラリとしつこい雨粒にもめげずに出かけ、ついにツルギキョウの開花をとらえました。まるで淑女が恥じらうような姿です。(2018年10月14日)
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嬢ちゃん、ちょっとお顔を見せてごらんとばかり、花の内側に迫ります。
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まずは開花間もない状態で、雄シベが雌シベを囲む形で柱頭を包んでいます。雄シベの花糸がまだ半透明白色で、子房にも膨らみがありません。
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次の段階の花では葯が割れて花粉が噴き出していました。花糸がやや飴色に変化し始めています。雄性先熟型(キキョウ科の特性)であり、このとき、自家受粉を避けるため、柱頭は閉じたままです。
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そして、雌性期に入る段階です。雄シベは萎れて雌シベから離れ、柱頭が開き始めます。子房が少しばかり盛り上がりを見せているのがわかります。

やれやれ、念願が叶いました。開花を一度休んでいた株が二度目の盛り(と言っても密やかなものです)を迎えていたようで、思いがけず仔細に受粉の様子を見ることができました。草木の神様に感謝です。

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