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10月30日(火) カルミア(アメリカシャクナゲ)

181030kalmia
なんだかふざけた実です。火星人が集団で踊っているみたいです。頭についたアンテナも長い脚も、ピロロン・ピロロンと自由勝手な様子です。
あれれ、この木、なんだぁ。えーと、ここにあったのは…そう、カルミアでした。花のときはその奇態に惚れてグッと迫って二度目掲載までしたものです。
その再掲写真を見ると、たしかに立派な雌シベがズンと突き出ていて、それがアンテナになったというわけです。そして、長い脚は最初の写真に見えています。その写真では萼のあたりが膨らんでいて、そこらが実になったものでしょう。
そして、葉です。悲しいかな、花にだけ目が行って、全然意識していませんでした。昔の写真をあらためて見直すと、たしかに革質で厚手の立派な葉です。
後方に黄変したものが写ってはいても、常緑なので冬はこのまま過ごすはずです。まだ堅い実を割ってはみたものの、種ははっきりしませんでした。枯れて割れるころにはこの火星人がどんな顔をしているのか、楽しみにしておきます。

<補注1> 冬芽もやはり奇態でした。(2022年2月26日
<補注2> 白い花が盛りの大木を収録しました。(2024年5月19日

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