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10月15日(月) キイジョウロウホトトギス

181015kiijourou
そのまま咲けばいいと思うのです。写真上側では、蕾はまだ下を向いています。紀伊上臈杜鵑草の茎は蔓状に垂れ下がるので、上についた蕾の方が下のものよりも若く、かつ根もとには近い位置にあることになります。
その若い蕾の先っぽはどちらかと言うと地面に向いているのに、その下についたお兄さん・お姉さんたちはグイッと首を持ち上げています。ならばそのまま空に向かって花を開けばいいのに、意地悪くうつむいて咲くのです。
つまり、下向き→上向き→下向きというこの流れの中間アクションになんの意味があるのかが本日の悩みです。一度上を向く必要がどこにあるのでしょう。養分だって、下を向いていた方がうまく流れてきそうです。日光だって、艶めく葉の照り返しがあるから、わざわざ蕾の向きを変える意味はそれほどない気がします。
気分なんでしょうねえ。「さぁ、行くぞ、咲くぞ!」っていう気合い…、イチローだってルーチンが必要でしたもんねえ。あれをやんないで彼がヒットを放ったら、見ている方はさぞかしつまんなくなっちゃったことでしょうねえ。

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