10月14日(日) ザミア・フルフラセア

両手で抱えきれないほどにゆったりと広がる株がじつに美的です。頼りがいのある葉軸はのびやかでしなやかで、フェルトの質感が優しげです。その葉軸に繁く並ぶ小葉も、肉厚で硬質ではあるのに柔らか感が漂います。
芯があるのに人当たりのいい美形のお嬢さんをイメージしてしまうのは爺様の勝手として、これがソテツと近縁だと知れば誰でも驚くだろうと思うのです。メキシコソテツという別名を持っていて、生まれ故郷はたしかにその辺のようです。
もっとも、かつてはソテツ科同士だったのに、いまはザミア科が新設されたので、ソテツ呼ばわりは混乱の元になります。部屋に置いてもソテツのような危険性はないので、観葉植物として市場にも出回っています。ただ、この写真のクラスまで育つと、一般家庭では暴力的なお嬢さんになってしまうのが難点です。
芯があるのに人当たりのいい美形のお嬢さんをイメージしてしまうのは爺様の勝手として、これがソテツと近縁だと知れば誰でも驚くだろうと思うのです。メキシコソテツという別名を持っていて、生まれ故郷はたしかにその辺のようです。
もっとも、かつてはソテツ科同士だったのに、いまはザミア科が新設されたので、ソテツ呼ばわりは混乱の元になります。部屋に置いてもソテツのような危険性はないので、観葉植物として市場にも出回っています。ただ、この写真のクラスまで育つと、一般家庭では暴力的なお嬢さんになってしまうのが難点です。
<補注> ヒロハザミアという和名を持ってはいても、その名は流通的にはこのZamia furfuraceaだけでなく、同属のZ. pumilaにも使われ、さらにこのZ. pumilaはfurfuraceaのシノニムとも疑われる(真相不明)ので、ここでは和名を無視しておきます。
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