10月13日(土) シャクチリソバ
このところ、コブナグサやエノキグサが思いがけなく大きな群落を作っているのを見つけて悦に入っていました。そしたらなんとシャクチリソバまでこの体で、しかしこれはもともと勢いの強い性質なので、うれしがるには腰が引けます。
ただ、かつて取り上げたころよりは自分の視点が少し違っていて、今回はググッと花に寄ってみました。ヒゼンマユミでその存在を知り、ソバの花も同じしくみであるヘテロスタイリーという性質がシャクチリソバにもあるかどうかの確認です。
雌シベの先が3裂しているのはわかっても、その長さはみな一様に見えます。かなりの数の花を見ても長さの違いは認められなかったので、同じソバの仲間とは言え、シャクチリソバにはヘテロスタイリーの性質はなさそうです。
ただ、このことを名言した資料が見当たらなくて、この段階では「なさそう」としか言えないのが悲しいところです。種がこぼれやすくて食用にしにくいシャクチリソバは誰にも見向きされないのか、少しだけ哀れな存在に思えてきました。
ただ、かつて取り上げたころよりは自分の視点が少し違っていて、今回はググッと花に寄ってみました。ヒゼンマユミでその存在を知り、ソバの花も同じしくみであるヘテロスタイリーという性質がシャクチリソバにもあるかどうかの確認です。
雌シベの先が3裂しているのはわかっても、その長さはみな一様に見えます。かなりの数の花を見ても長さの違いは認められなかったので、同じソバの仲間とは言え、シャクチリソバにはヘテロスタイリーの性質はなさそうです。
ただ、このことを名言した資料が見当たらなくて、この段階では「なさそう」としか言えないのが悲しいところです。種がこぼれやすくて食用にしにくいシャクチリソバは誰にも見向きされないのか、少しだけ哀れな存在に思えてきました。
過去のきょう 2017 キレンゲショウマ 2016 ホソバヒメミソハギ 2015 コバギボウシ 2014 カラスウリ 2013 ツマベニアナナス 2012 ヤマハンノキ 2011 ツリバナ 2010 デンジソウ 2009 センキュウ 2008 ハグマノキ 2007 ユキザサ 2006 ナワシログミ 2005 イヌサフラン 2004 ガマズミ
| 固定リンク
コメント