10月1日(月) ホオズキ(タンバホオズキ)
「ああ、もう少し早い時期だったら」ともったいなく思うほど、ホオズキがみごとな稔り具合でした。ひと月も前なら、画面全体がオレンジ色だったはずです。
いや、逆にあとひと月も待てば、透かし篭オブジェの展覧会が期待できるかなどと捕らぬ狸を皮算用しながら眺め回していると、根もとに名札がありました。「タンバホオズキ」、あれれ、ただのホオズキではないのですか?
大きな実がたくさんつく早生の園芸品種だそうで、特に丹波地方だけではなく、全国的にかなり普及しているようです。つまり、いままで畑でなにげなく撮って「ホオズキ」としていたものは、じつはタンバホオズキだった疑いが濃厚になりました。
というか、この名札付き「丹波」をしかと目に焼き付けた上で、次は正真正銘の「ただの」ホオズキをじっくり比較観察する必要が生まれてしまいました。実がこれより小さくて、稔りもプアー(であろう)只野さん、どっかにいませんかぁ。(注)
いや、逆にあとひと月も待てば、透かし篭オブジェの展覧会が期待できるかなどと捕らぬ狸を皮算用しながら眺め回していると、根もとに名札がありました。「タンバホオズキ」、あれれ、ただのホオズキではないのですか?
大きな実がたくさんつく早生の園芸品種だそうで、特に丹波地方だけではなく、全国的にかなり普及しているようです。つまり、いままで畑でなにげなく撮って「ホオズキ」としていたものは、じつはタンバホオズキだった疑いが濃厚になりました。
<補注> タンバホオズキという種類を知って焦ったものの、実(萼)が大きなものも小さなものも、分類的には同じ Alkekengi officinarum var. franchetii でした。実が大きな品種をタンバホオズキ、小さなものをサンズンホウズキと呼び分け、サンズンの方はあえてその冠をつけずにホオズキとしているようです。
<呼び分けを知らなかったときの過去記事・掲載順> ☆ 2004年12月14日 : 透し萼(本文中リンク) ☆ 2006年6月11日 : 花 ☆ 2007年9月16日 : 透し萼再掲 ☆ 2009年8月10日 : 赤い実 ☆ 2014年1月19日 : 透し萼後日譚
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