7月19日(木) ウワバミソウ
そもそも薄暗い山のなか、雨もよいの午後でした。ウワバミソウの、これは実だろうか、雌花の蕾だろうか、撮ってみたり触ってみたり、しばし佇みました。
いま思えば、ウワバミ(大蛇)ならぬ山蛭にとっては、そんなお間抜けさんは絶好の餌食だったのでしょう。あとでズボンの内側から転がり落ちた「それ」は、まるでコナラかシラカシのドングリのような量感があり、潰すとワタシの血がドバッと…。
いま思えば、ウワバミ(大蛇)ならぬ山蛭にとっては、そんなお間抜けさんは絶好の餌食だったのでしょう。あとでズボンの内側から転がり落ちた「それ」は、まるでコナラかシラカシのドングリのような量感があり、潰すとワタシの血がドバッと…。
いやいや、話はウワバミソウです。ふつう、ミズ(ウワバミソウの山菜名)の実と言えば紫色のムカゴのことで、茹でると緑色になり、コリコリしておいしいものです。ただ、ムカゴではない、雌花が受粉したあとの「本当の」実の正体を知りません。
ムカゴは少し涼しくなったころにつくはずだし、今回の不思議物体の「その後」も知りたいし、こういう場所には今後もずっと来たいというのに、いやはや、あの大量出血(?)を思い出すと、なんだか足が向かなくなりそうです。
ムカゴは少し涼しくなったころにつくはずだし、今回の不思議物体の「その後」も知りたいし、こういう場所には今後もずっと来たいというのに、いやはや、あの大量出血(?)を思い出すと、なんだか足が向かなくなりそうです。
<補注1> 秋にはこの「不思議物体」は消え失せ、茎の節々においしいムカゴがたくさんつきます。(2018年10月25日)
<補注2> 同属の大型種・ランダイミズを収録しました。(2024年4月8日)
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