6月6日(水) オカウコギ
先月25日の続編というか、おととし6月12日の補追というか、要はややこしいウコギ類についての理解をわずかずつでも進めようという記録です。
まずはどうやら一番の見分けポイントになりそうな花柄の長さです。ヤマウコギはこれが葉柄よりも短く、ヒメウコギは逆に花柄の方が長い…これらに対し、オカウコギはこのとおり、ほぼ同寸だというのです。
ついでにこの写真では5小葉のサイズの違いもわかります。頂部の1枚がほかより大きいかどうかはウコギ類の見分けでたいがい論じられるポイントです。
オカウコギはそれが大きく、ヤマウコギは同じというのが多数派意見でも、ヤマのときに触れたように、どうもこの判断基準には揺れや例外がつきまといます。それよりも、この写真ではオカの別名がマルバウコギだというその形に注目しました。
さて花です。ウコギ類は雌雄異株であり、この株はこのとおり見事な雌株でした。ヤマウコギの写真を見直すと、柱頭が目立つ一方で雄シベもハッキリしており、この辺もヤマとオカの違いに思えてきます。
いずれにせよ、このあとにヤマとオカの雄をとらえ、ついでに「日本にはない」とされるヒメの雄まで見つけることができれば、だいぶ歩みが進みます。あれれ、要はぜんぶ男捜しではないですか。ちょっとテンションが下がりました。
まずはどうやら一番の見分けポイントになりそうな花柄の長さです。ヤマウコギはこれが葉柄よりも短く、ヒメウコギは逆に花柄の方が長い…これらに対し、オカウコギはこのとおり、ほぼ同寸だというのです。
ついでにこの写真では5小葉のサイズの違いもわかります。頂部の1枚がほかより大きいかどうかはウコギ類の見分けでたいがい論じられるポイントです。
オカウコギはそれが大きく、ヤマウコギは同じというのが多数派意見でも、ヤマのときに触れたように、どうもこの判断基準には揺れや例外がつきまといます。それよりも、この写真ではオカの別名がマルバウコギだというその形に注目しました。
さて花です。ウコギ類は雌雄異株であり、この株はこのとおり見事な雌株でした。ヤマウコギの写真を見直すと、柱頭が目立つ一方で雄シベもハッキリしており、この辺もヤマとオカの違いに思えてきます。
いずれにせよ、このあとにヤマとオカの雄をとらえ、ついでに「日本にはない」とされるヒメの雄まで見つけることができれば、だいぶ歩みが進みます。あれれ、要はぜんぶ男捜しではないですか。ちょっとテンションが下がりました。
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