6月5日(火) ミヤマヨメナ
ヨメナの深山版という一面と、ミヤコワスレの母種という一面があって、グリコというかジキル&ハイドというか、見て得した気分になる野草です。
野菊の類は秋に花を見せるわけで、ふつうのヨメナもその例外ではありません。それなのに、「深山」となると春に咲くわけで、もしや見かけは似ていてもまったくの素性違いかと疑わしくなります。ところがどちらもキク科シオン属ですから、いい加減な人間が多いのと変わらないくらい、草木も気まぐれだとしか言えません。
林床に育つので、それほど陽光は求めません。ただ、そこに陽が射し込めばなかなかの見応えになるので、これを庭に植えたくなった先人もいたわけでしょう。
このミヤマヨメナを園芸的に改良して作り出したミヤコワスレは、花びらの数が増え、葉の艶が増し、背丈がコンパクトになってはいても咲く時期が母種と一緒です。わかりにくい菊類の見分けにとって、この2種は本当にありがたい存在です。
野菊の類は秋に花を見せるわけで、ふつうのヨメナもその例外ではありません。それなのに、「深山」となると春に咲くわけで、もしや見かけは似ていてもまったくの素性違いかと疑わしくなります。ところがどちらもキク科シオン属ですから、いい加減な人間が多いのと変わらないくらい、草木も気まぐれだとしか言えません。
林床に育つので、それほど陽光は求めません。ただ、そこに陽が射し込めばなかなかの見応えになるので、これを庭に植えたくなった先人もいたわけでしょう。
このミヤマヨメナを園芸的に改良して作り出したミヤコワスレは、花びらの数が増え、葉の艶が増し、背丈がコンパクトになってはいても咲く時期が母種と一緒です。わかりにくい菊類の見分けにとって、この2種は本当にありがたい存在です。
<補注> 翌春、葉を試食しました。(2019年5月15日)
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