6月26日(火) コバンノキ
小判型の葉っぱというのはそれほど特殊ではないでしょうに、この木だけがリッチな名前をもらってしまいました。名前の縁起良さそのものよりも、この木がそんな運を持っていたことにあやかりたいものです。
ところがコバンノキは西日本のもので、ここらでは植栽されたものを稀にしか見ることができません。花の時期は逃したし、この実が色づくのもうまくとらえられるかどうか、身近で見ていたい木なのにままなりません。
それも道理で、木の様子は名前ほどリッチではなく雑木なのです。庭木や公園樹とするにはいかにも半端で、やはり山道にヒョイと現れる風体です。分類的にはコミカンソウ(草本)の仲間でした。そうと知るととても合点がいく「木」です。
ところがコバンノキは西日本のもので、ここらでは植栽されたものを稀にしか見ることができません。花の時期は逃したし、この実が色づくのもうまくとらえられるかどうか、身近で見ていたい木なのにままなりません。
それも道理で、木の様子は名前ほどリッチではなく雑木なのです。庭木や公園樹とするにはいかにも半端で、やはり山道にヒョイと現れる風体です。分類的にはコミカンソウ(草本)の仲間でした。そうと知るととても合点がいく「木」です。
<補注1> 黄葉したらよほど小判に見えるかと期待したのに、かなり残念な眺めでした。(2018年12月5日)
<補注2> 同じくコバンノキを名乗るオオシマコバンノキを収録してみたら、この二つは属違いの関係でした。(2024年1月2日)
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