6月19日(火) ミヤマオダマキとヤマオダマキ
日本のオダマキには、代表的なものとして、オダマキ、ヤマオダマキ、ミヤマオダマキの3種があります。もちろん、それ以外のマイナー種もたくさんあって、それらを全部見ようとしたら、あと2回は生まれ変わらなくてはなりません。
ただ基本3種のなかの第一歩と言えるオダマキがどうにもわかりません。素性的にはミヤマオダマキを園芸用に改良したもののように思えても、なかなか「これ!」と言えるものに会えないでいるうち、今年も開花時期が過ぎてしまいました。なので1カ月ほども時期遅れながら、とりあえずほかの2種を掲載しておきます。
まずは上に述べた経緯で、ミヤマオダマキです。いつも過剰表現だなと思う「ミヤマ」なのに、オダマキの場合はわりと適切で、一応深山らしい場所で咲きます。
そんな環境に適応してヤマオダマキよりも背が低めです。花色も淡くて、かなり派手めの色合いであるヤマオダマキとはずいぶん雰囲気が違います。
その派手めさんがこちらで、まずは背の高さがわかる画像です。
そして花びらと萼の区別です。一見すると、臙脂色の萼から距が出ているように思えても、じつは黄色の花びらが裾濃になり萼の間からのび出して距となっているのがわかります。その先端は球になっていて、こういうつくりはミヤマも共通です。
ただ基本3種のなかの第一歩と言えるオダマキがどうにもわかりません。素性的にはミヤマオダマキを園芸用に改良したもののように思えても、なかなか「これ!」と言えるものに会えないでいるうち、今年も開花時期が過ぎてしまいました。なので1カ月ほども時期遅れながら、とりあえずほかの2種を掲載しておきます。
まずは上に述べた経緯で、ミヤマオダマキです。いつも過剰表現だなと思う「ミヤマ」なのに、オダマキの場合はわりと適切で、一応深山らしい場所で咲きます。
そんな環境に適応してヤマオダマキよりも背が低めです。花色も淡くて、かなり派手めの色合いであるヤマオダマキとはずいぶん雰囲気が違います。
その派手めさんがこちらで、まずは背の高さがわかる画像です。
そして花びらと萼の区別です。一見すると、臙脂色の萼から距が出ているように思えても、じつは黄色の花びらが裾濃になり萼の間からのび出して距となっているのがわかります。その先端は球になっていて、こういうつくりはミヤマも共通です。
<補注1> 花壇でセイヨウオダマキを写したのはずいぶん昔のことでした。
<補注2> クロバナオダマキを収録しました。(2024年3月21日)
| 固定リンク
コメント