5月27日(日) ツタ(ナツヅタ)

これがツタ(ナツヅタ)でいいのか、かなり及び腰の掲載です。
葉柄を残して葉身だけ先に散るというツタの生態に気づいたのは4年前でした。以来、そんな時間差離脱タイプの木に入れ込むことになった大きなきっかけです。
それほど自分にとっては意義深いツタなのに、その元々が3出複葉タイプだったという証拠写真が撮れないでいました。大きく3裂するその葉の付け根までしっかり分かれている若葉が見たいのに、探しても探しても会えませんでした。
それはどうやら街の塀を這うツタを見ていたからのようです。園芸的に育成されたものは、昔日の野生が薄れているのだろうと思い至りました。なので山に入ってみたら、しっかり付け根まで分かれている葉(↑)がありました。

別の山で先月見つけたものも、これ、このとおり(↑)です。
ただ、冒頭に及び腰と書いたのは、これらがツタでいいのか不安だからです。2枚目の写真など、自分で撮るときは「ツタウルシか?」と思ったりしたものです。
しかし、ツタウルシならもう少し側脈が直線的で、しかも小葉にもはっきり柄があるはずなのです。ほかにも紛らわしいものがないか、かなり真剣に探した結果、消去法的ではあっても、これはツタなのだと思えてきました。
いずれ、これに実がついたり、真っ赤になって落葉することを確かめることができれば、そのときこそ心置きなく「ヤッター!」と独りごつことにしておきます。
葉柄を残して葉身だけ先に散るというツタの生態に気づいたのは4年前でした。以来、そんな時間差離脱タイプの木に入れ込むことになった大きなきっかけです。
それほど自分にとっては意義深いツタなのに、その元々が3出複葉タイプだったという証拠写真が撮れないでいました。大きく3裂するその葉の付け根までしっかり分かれている若葉が見たいのに、探しても探しても会えませんでした。
それはどうやら街の塀を這うツタを見ていたからのようです。園芸的に育成されたものは、昔日の野生が薄れているのだろうと思い至りました。なので山に入ってみたら、しっかり付け根まで分かれている葉(↑)がありました。

別の山で先月見つけたものも、これ、このとおり(↑)です。
ただ、冒頭に及び腰と書いたのは、これらがツタでいいのか不安だからです。2枚目の写真など、自分で撮るときは「ツタウルシか?」と思ったりしたものです。
しかし、ツタウルシならもう少し側脈が直線的で、しかも小葉にもはっきり柄があるはずなのです。ほかにも紛らわしいものがないか、かなり真剣に探した結果、消去法的ではあっても、これはツタなのだと思えてきました。
いずれ、これに実がついたり、真っ赤になって落葉することを確かめることができれば、そのときこそ心置きなく「ヤッター!」と独りごつことにしておきます。
<追録> 1本の蔓から出た2枚の葉(↓)です。右のものは間違いなくツタなので、ツタには3出複葉もあることがきちんと証明できました。
別の場所でも同じ蔓から違う形の葉が出ているのを確認(↓)です。ここでは「ふつう」タイプと3出複葉タイプだけでなく、中間的に2裂に進化?(片側だけ合着)した葉も見つけました。(撮影:2枚とも2018年5月28日)
<補注> ツタの花をとらえました。(2018年6月30日)
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