4月30日(月) フタマタイチゲ
じつは深裂して360度の広がりを持つように見えるこの葉は2枚なのです。葉の下部で茎が分岐し、そのそれぞれから出た葉があたかも1枚に見えています。
なにも、そんな裏側を覗いて名前をつけなくてもよさそうなものなのに、学者さんの感覚はストレートなものです。「じゃあ、お前ならどうする?」と自問して出た答えは「八つ裂き一華」でした。せっかくのうららかな春がギュッと冷え込みます。
<補注> 早春植物だと思っていたら、夏に入っても元気でした。(2019年6月18日)
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