4月19日(木) コウゾ
高さが4mを超える木で、雄花が真っ盛りでした。似ているクワよりも花の付き方が派手だし、カジノキに比べれば花穂のシベが疎らで、葉が薄手です。
たぶんこれがコウゾの雄株…探し求めていた彼氏です!と言い切れれば幸せだったのに、うれしさと不満が綱引きです。気持ちのなかで探していたのは雌雄同株のコウゾだったのでした。ところがこの木は完全に雄オンリーです。
コウゾはカジノキとヒメコウゾが交雑したもので、カジノキの血が濃いと雌雄異株になり、逆だと雌雄同株になるというのが定説です。つまり、今回見つけた木も、これまで雄花がないと嘆いてきた木も、みなカジノキ系なのでしょう。
ということで、ヒメコウゾ系コウゾが雌花と雄花を同居させている姿を見るまで、この話は完結しません。長い・長い物語になりそうです。
たぶんこれがコウゾの雄株…探し求めていた彼氏です!と言い切れれば幸せだったのに、うれしさと不満が綱引きです。気持ちのなかで探していたのは雌雄同株のコウゾだったのでした。ところがこの木は完全に雄オンリーです。
コウゾはカジノキとヒメコウゾが交雑したもので、カジノキの血が濃いと雌雄異株になり、逆だと雌雄同株になるというのが定説です。つまり、今回見つけた木も、これまで雄花がないと嘆いてきた木も、みなカジノキ系なのでしょう。
ということで、ヒメコウゾ系コウゾが雌花と雄花を同居させている姿を見るまで、この話は完結しません。長い・長い物語になりそうです。
<補注> 長い・長い物語の「肩透かし編」を載せました。(2019年4月28日)
過去のきょう 2017 ヘラノキ 2016 ザイフリボク 2015 トウゴクミツバツツジ 2014 ユキモチソウ 2013 ムレスズメ 2012 プリムラ・ブルガリス 2011 エイザンスミレ 2010 クスノキ 2009 フサザクラ 2008 トウモクレン 2007 マツバウンラン 2006 オニタビラコ 2005 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2004 ハウチワカエデ
| 固定リンク
コメント